中小企業診断士 泉台経営コンサルタント事務所 ブログ

経営のこと、政治のこと、社会のこと、趣味のこと、人生のこと

言いたい放題 その20

2023年07月28日 | ブログ
オリンピックは必要か

 来年はパリ五輪の年とのことで、盛り上がっている人はそれなりに居るだろうが、一方ウクライナのようにロシアから一方的に侵略され、兵士たちはまさに命がけで必死に戦っている所もある。五輪って「平和の祭典」ではなかったっけ。

 もっともこれまでだって、局地的な戦争がありながら、規模があまりに小さい紛争は仕方がないけれど。知らない振りしてかどうかオリンピックってやっていたんだろうね。ソ連がアフガニスタンに侵攻した時は、西側諸国は翌年のモスクワ五輪をボイコットしたことがあった。五輪そのものは参加した国や個人で実施されたわけで、ボイコットを決めた国の、特にメダル候補の選手からは怨嗟の声が大きかった。

 しかし、われわれスポーツをやったといって、凡人レベルの人間からすれば、他国に武力で攻め込むような国家の主宰する五輪などキャンセルして、当たり前と思っていた。当該選手にしてみれば、個人的に一生一度かも知れない大きな大きなチャンスであり、そのために苦しい鍛錬にも耐えてきたのだ。何があろうが参加したい。しかし、その意識は、本当にスポーツマンシップに叶うものだろうか。

 2021年に実施された東京五輪2020だって、コロナ禍に無観客ということで、無理やり実施された。どうしてもやりたい世界のアスリートに配慮したようで、実は五輪で儲かる人達の経済的理由が大きく、ハエがたかるように、そこに関連する政治家も群がっただけのものではなかったのか。後から随分と汚職が摘発されたけれど、政治家には司法の手は及ばなかった。

 各スポーツの頂点として、プロスポーツがある。いつの間にかアマチュアイズムで売っていた五輪にもプロも参加するようになったので、業際が曖昧になっているが、初めからプロで、興行でやってますというならそれもいい。大谷選手の活躍には誰だって喝采を贈る。

 最近亡くなられたけれど、広島県出身の女子体操選手だった池田敬子氏など、1950年代に世界で大活躍された方なんだけれど、広島県の柔道師範だった私の師から、池田選手の海外遠征の費用捻出に、親御さんは田畑を売っていたという話を聞いたことがある。1964年は東京オリンピックの年。あの頃の五輪は美しかったように記憶する。

 わが国のオリンピックだけでなく、パリ五輪でもすでに関連汚職が摘発されている。要するに五輪さえ拝金主義に堕落しているのだ。大変な戦争を強いられている国がある。停戦さえ見えていない。五輪に使う費用があるなら、戦争で荒廃した当該国家の今後の復興に、残しておいて貰いたいものである。




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言いたい放題 その19

2023年07月25日 | ブログ
日米安保

 安倍政権時代、プーチンの「引き分け論」に与して、北方4島返還から勝手に2島返還に譲歩したにも関わらず、結局ロシアの言い訳は、島を返すと米軍がそこに対ロシア前線基地を作るから返せないときた。その後プーチンはわが国を「主権国家ではない」、所謂、米国の従属国家だと批判していた。どうも安倍首相(当時)の側近官僚が、「わが国政府に、日本国内への米軍の基地建設を拒否する権利はない」との言質を安倍首相も否定できなかったというのが根拠になっていたらしい。

 もし、安倍さんが、官僚の言葉を否定したなら、辺野古基地建設に「最低でも県外」とか刃向かった当時の鳩山首相のごとく、安倍さんも米国から切り捨てられていただろうというオチもついていた。

 ただ、辺野古は現存する市街地にある嘉手納基地の危険性に配慮しての移転計画であり、新たに米軍基地を建設するものではなく、戦後の日米の約束事がどうなっていたかは知らないが、全くレベルの違う話を比喩に使ったことで、その話の信憑性そのものが疑わしく聞こえてしまう。

 プーチンがわが国に返しても良いと考えていた2島とは色丹島と歯舞諸島で、択捉島や国後島ではない。併せて344平方km程度、4島全体の僅か7%足らずだから、到底引き分けにはならないけれど、為政者からすれば実現したという実績を優先したのであろう。しかしそれでも返さないことにしたことは、プーチンの側近有力者は「絶対反対者」ばかりで、どこかで聞きかじった、プーチンも納得せざるを得ない言い訳を捻出したものと思っていた。

 それにしても色丹島や歯舞諸島に米軍基地建設は、仮にある話としても、警視庁の出先交番程度の基地となり、実質ロシアの脅威にはならないだろうし、まず日本国内の基地建設反対運動で、米国の意向に関わらず首相の首は飛び、それこそ日米安保条約が空洞化し兼ねないようなことを、いくら米軍でもやらないだろうと思う。

 もっとも韓国が占領した島根県の竹島には、韓国軍は常駐しているそうで、その程度の軍事基地を返還された色丹島、歯舞諸島には米軍でなく自衛隊を置くことは考えられる。

 わが国の都内の横田基地の、空域問題など、石原都知事時代、問題視し、改善もされたと思っていたが、わが国にもいらっしゃるが、日米安保条約のお嫌いな方、都合の悪い国家などは何かにつけて日本国民を扇動して、日米の分断を画策する傾向がある。

 現実に、台湾有事が想定されるが、いざ戦争状態になれば、法律も密約も無視して、国家防衛のために最善の対応が必須であり、日米の軍隊に依存するしかない。扇動に惑わかされることなく、日米同盟と米国を信じて、中露には対抗するしかこの国の道はないように思う。



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言いたい放題 その18

2023年07月22日 | ブログ
夏の連ドラ

 調べてみると結構な数ある。よく作るものとあらためて感心する。その中でも、TBSの日曜劇場「VIVANT」は、テレビドラマのスケールを超えている。モンゴルでロケを行ったことは納得だが、どのような種があって、多くの車を破壊するシーン他が撮れるものかと感心した。豪華な配役と現地ロケ、どれだけお金が掛っているものか。

 それにしても大砂漠の星空のシーンはきれいだ。わざわざ現地まで観に行きたいとまでは思わないが、障害物は水蒸気さえない世界なのだ。

 数ある連ドラの一部しか観てはいないが、第2話まで観て、次ものと楽しみになったドラマは、「ばらかもん」と「ハヤブサ消防団」及び「シッコウ!!~犬と私と執行官~」を挙げる。さりげない出演者の熱演、工夫された脚本と演出。これまでのドラマではあまり取り上げていない題材、世界。テレビドラマも侮れない。



 
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言いたい放題 その17

2023年07月19日 | ブログ
酷暑

 基本的に夏は嫌いではない。瀬戸内海に面する町で育ち、青春時代はその対岸の工場地帯の町で過ごした。子供の頃は夏、毎日近くの遠浅の海で、泳いだり貝を取ったりして遊んだし、就職してからは、会社の同僚や同好会のメンバーで、毎年のように夏は海辺でキャンプを楽しんだものだ。当時だって十分夏は暑かったが、気温が40℃に迫るこの頃とは、レベルが違う。

 今、ウクライナでロシアの侵攻があって戦争があるが、当時もベトナム戦争があった。共産主義化した北ベトナムが、南ベトナムも併合して、共産党統一国家を確立するため、南へ侵攻した。米国が南ベトナムを支援したため、ベトナムのジャングルで、米軍とベトコンと呼ばれたゲリラ軍の死闘があった。多くの悲劇が起こった。

 当時、山口県の岩国基地には、ベトナム帰りの米兵が、休日は広島などへ出かけるので、広島への列車で、戦闘機の米国人パイロットから、片言の英語を交えて直接話を聞いたこともあった。国内では過激派と呼ばれる若者が跋扈し、内ゲバの惨状を残して壊滅していったが、成田空港を巡る反対運動などにも関与していた彼らは、その後も長く存在感を残していた。

 世界の人口が50億人と言われた1970年代。この国では詩情豊かな昭和歌謡の名作を多く残した。今や世界人口は70億人を超えている。殺漠とした空気だけが漂っている。ただ、米ソが突出した軍事力と経済力で他国を圧していた、所謂米ソ冷戦の時代は、中共や北朝鮮などの脅威は感じられなかった時代で、その分この国は当時の平和ボケを未だに引きずっている。野党の平和ボケは、その存在意義として、少数支持者からの支援による国会議員確保のために必要だろうが、与党にも親中派議員が未だ勢力を有して、まともに対話できる相手ではない国と、一方的に話し合いが大事と画策し、国費を浪費する。国内のパート・アルバイトの女性や若者の低賃金の剰余金で、中共を太らせた頭の悪い指導者を未だ奉っている。一方で大企業の重役の給料は、億万長者を輩出する。

 それにしても、殺人的な暑さとは言ったもので、確かに朝が来たら亡くなっていたという老人も出る始末。関東でも東京の練馬区や埼玉以北は地獄の暑さの様だ。千葉だって乗用車のクーラーも効かなくなる暑さなのだ。昔、こどもの頃は、家の寒暖計が真夏に30℃を超えるか超えないか程度だったと記憶するが、現代は35℃を巡る攻防である。

 電気料金が高くなると言って、通電しているからまだ良いが、大雨、大風等で停電したら、クーラーどころか扇風機を使えない。そのような時のためにも一家に一台電気自動車をとは、車会社の宣伝文句。ハイブリッドまでは売れた国内自動車販売も、フルの電気自動車にはまだ二の足を踏む消費者が多い。大きな災害時には充電したくとも電気が来ない事態とも成りかねない。




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言いたい放題 その16

2023年07月16日 | ブログ
中共とは断交すべき

 少し前(ひと月ほど) に発覚した事件だが、茨城県つくば市の国立「産業技術総合研究所」から、研究データを中国企業に漏洩したとして、警視庁公安部が中国籍の同研究所上級主任研究員、権恒道容疑者(59歳)を逮捕した。権恒道容疑者は2002年4月から同研究所に勤務しており、入所後から発覚までの20年間の期間に同様の行為があったことが疑われるが、今更立証することは難しいようだ。

 それにしても、なぜ中国籍の研究者が国立の研究機関に勤務していたのか。勤務できたのか。国家の行政機関、政権の国家の安全保障に対する脇の甘さが露呈した事件だった。安全保障に関しては、一部のシンパに「戦後の日本の有様を変えた」とまで賞讃される総理が居たが、単なる木像に過ぎなかったことを示す事件でもあった。

 今月14日にはJAXAの「イプシロンS」のエンジン燃焼試験で爆発事故があった。JAXAでは今年3月に、新型ロケット「H3」の打ち上げに失敗。昨年10月の「イプシロン」6号機の打ち上げ失敗に続くものだった。誰が聞いても我が国の最先端宇宙技術機関で、ここまで事故や失敗が続くことはおかしいと思わないか。政権や研究機関の脇の甘さが、さらに顕在化しているのではないか。

 林外務大臣が、福島原発の処理水放出の件で、中共側への説明に行っているようだが、「安全と言うなら日本人の飲み水に使用したらどうか」と言われたという。同じ水でも飲料水に使うものと、工業用水を混同するような、科学音痴の国家指導者を有す国家であり、あからさまに隣国の国民を馬鹿にするような発言を公の席で発するという事は、すでに日中はまともな国交関係とは言えず、断交すべきである。

 というと、必ず出てくるのが、中共とは経済的つながりが非常に大きいから、そういうわけにはいかないという。中共との経済交流で富を得ている人間の言い訳である。ネット情報などで、フェイクニュースが問題になるが、これもフェイクではないかといつも思っている。中共のGDPは2010年頃わが国に追いつき、その後10年でわが国の3倍以上にまで膨張した。わが国の「何とかミクス」の経済音痴の指導者が長く政権を担ったことにもよるものだが、その前の20世紀後半までは、中共などなくとも経済は順調だった。中共との経済交流で、わが国の経済が停滞したのを、この国の影響力のある連中が判っていないか、知っていて一般国民は知らない方が、自分たちには有利とみて、ダンマリを決めているようだ。

 日本人のビジネスマンが、スパイ容疑で拘留される。それでも当該企業は中共との取引を止めることはないようだ。

 先般、河野元自民党総裁と、現役の沖縄県知事が訪中した。公費を使って何をしに行ったか分からない。次は公明党の委員長と自民党の安倍政権時代の幹事長がお揃いで訪中を目論んでいたようだけれど、林外務大臣との原発処理水の話し合いが不調で、計画はいまの所頓挫中とのこと。その点においては、処理水問題が貢献している。わが国の親中政治家は、中共に物申すどころか、大きな見返りを与えて帰るのがオチである。行かない方が国益である。



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言いたい放題 その15

2023年07月13日 | ブログ
豪雨災害

 2011年の東日本大震災の復興が、その原子力発電所の事故の後遺症である、処理水の海洋投棄が国際機関の承認を得て実施できることになって一段落。しかし、毎年のようにこの時期繰り返される豪雨災害。今年は九州北部から山口県にかけて激しかった。兎に角、線状降水帯が発生して、観測史上空前の降雨量となれば、先祖から取り組んでいた治水対策もお手上げ状態。テレビで見ただけだけれど、もの凄い濁流が巨龍の様相となって、川面を流れ下る。

 テレビ局のアナウンサーは現地で、住民にインタビューを行う。自宅に泥水が流れ込んだだけでなく、電気が止まり、猛暑の中、エアコンどころか扇風機も使えない、車も被災して買い物にも行けないとの嘆きを伝える。道路も泥を被り、被災しなかった乗用車も、満足には走れないであろう。

 近くではすでに重機が入り復旧に勤しんではいるが、住民が元の生活に戻れるのはいつの日か。ウクライナの戦場は500日経って、両者弾丸不足状態らしい。線状降水帯の雨も水不足となればいいのだけれど、湿った空気は容赦なく被災地に吹き込んでくるようだ。

 今後の水害対策として、有効な手段はあるのだろうかと考える。お米を作るには水田に水を張る必要があり、水路を廻らせている。水田地帯と農家等の住宅地を分離して、高台の農家から都会の勤労者のように、職場である水田に通勤するスタイルとするしかないように思う。東日本大震災後の津波被害を受けた地域の海岸に作った高い堤防は、当然それまでの景観を台無しにしたが、将来に亘り、住民の命には代えられない。

 産業革命以降、エネルギーとして使用してきた石炭や石油由来の二酸化炭素の空気中の濃度が、大洋の吸収能力を超えて、その付けを人類に請求している。経済力を付けた独裁国家の横暴もその付けのひとつ。国益、国益で、無法国家に阿っても自国の経済力は維持したい。世界の財界人と彼らに巣くう世界の政治屋共の思惑が、ここまで来ても未だ目覚めてはいない如く、自然災害との格闘も続くのである。

 日本列島には豪雨だけでなく、東南海トラフ大地震が、大きな確率で近未来に発生が予測されている。災害と無法国家の侵略から国民を守る国防に必要な財源も問題だが、深刻な人出不足こそ深刻である。少子化対策や独裁国家の横暴など、ここ失われた30年、誰もが知っていながら放置してきた為政者の不作為は、糾弾されなくてはならない筈だ。

 今回の豪雨災害は、行政の責任とは言えないが、政治家を選んでいる国民一人一人の責任を自覚し、今後の選挙では、まずカルトに犯された政治家などには、絶対投票しないことから始めなくてはならない。



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言いたい放題 その14

2023年07月10日 | ブログ
無視

 読売新聞などは、安倍氏の1周忌を結構好意的に報じていたが、元NHKの解説委員だった岩田明子氏の「安倍晋三秘録」なるものを9回に亘り連載さえしていた文藝春秋は、この八月号で、事件のことに 一切触れていない。「無視」したのである。

 この国の一般大衆の多くは、不幸に遭った人々を誰であろう憐憫の情愛を持って遇する。この国の長く総理を務められた方が銃弾に倒れ、1周忌の法要が行われると知れば、多くの方が献花に出掛ける。野党の党首も「大政治家だった、大きな足跡を残した」と賞讃の言葉を述べる。いずれも礼儀を重んじる日本人全体に媚びているに過ぎない。

 政治家は、故人への賞讃は票になる。雑誌社は関連本を出せば売れると見込む。それだけのことだ。岩田氏など安倍氏と統一教会の関りについて問われ「知らなかった(把握していなかった)」と答えたという。その程度の「秘録」なのである。都合の悪い話は秘匿しておく秘録である。

 私は通常人物を顔で評価する。真っ当な方はどのような職業の方であれ、真っ当な顔をされている。口では縁を切りますと言っていても、その表情というか根本的な顔が、宗教色に染まっている政治家がいる。洗脳された顔と言うか。自分の頭で考え判断できない表情をしているものだ。宗教とはそれほど怖いものだ。普通に神や仏を信仰しておれば良い。組織だって活動する者は、寺のお坊さんではないが、厳しい修行の果てに、洗脳されない自己を確立してはじめて得られる僧侶などとしての営みがある。

 政治家が票を得るために、ジャーナリストは自身が投稿した雑誌を売るために、安易に宗教に近づいてはならないものだ。

 個人的な「○○シンパ」などと言われるものも危険だ。自民党など一部女性議員に兆候があるが、そのような方は、議員を辞めた方がいい。民主政治家には向かないように思う。公明党や共産党は元々危ない人の集まりではないか。主義主張や信仰にシンパシーが強い。

 自身の長期政権のために、モンスター国家に諂い、日銀総裁に操られて株価を操作(約50兆円の買い上げ)し、さらに国債の半分程度(553兆円)を買い上げて、国家の財政を危機に落とし入れても、長期政権を維持し、外国の政治家にさえ名を知られれば良いというものではなかろう。

 8月号の文藝春秋の特集記事は、皮肉かどうか、著名人による代表的日本人100人。明治天皇や秩父宮があり、昭和天皇はない。西郷(隆盛)は入り、大久保(利通)は居ない。吉田(茂)や佐藤(栄作)、大平(正芳)が居り、池田(勇人)や角栄は居ない。勿論入っているから功績・人望大で、漏れた人は云々という評価ではなかろうと思う。24名の方が5名ずつ指名し、紫式部は3名が上げ、空海と徳川慶喜を2名の方が上げている。合計100名で数合わせしている。あくまで、選者による、選者の考える代表的な日本人像なのである。



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言いたい放題 その13

2023年07月07日 | ブログ
懲りない面々

 自公の選挙協力が東京発で崩れそうになり、諸々で解散風は止んだが、衆議院10増10減の余波もあり、自公間の亀裂の前に、自民党内にも亀裂が入っているようだ。ただ、どのような組織でも文句を言う奴は居る。正当な不平不満もあれば、個人的な私利私欲からくる、自身の能力のなさを棚に上げた不満もある。

 政党内の軋轢は、大抵が派閥間の勢力争い。今や自民党も真の保守は少なく、ほとんどの議員は自身が選挙に勝つために、どのようなポジショニングが最も効率的かの計算しかないようだ。当選の為にはカルトさえ利用する。

 自民党の派閥を率いている有力者の一人は、昔、党を離れ、うろうろした挙句、自民党に舞い戻り、ずっと自民党のような顔をしているけれど、根っこは小沢氏などと同様で、既存政党が持つポリシーや信念など持ち合わせていないように見える。その場その場で言いたいことを言い、一定の影響力を持っている。従って党の要職に、あわよくば総理総裁にと考える議員は、すりよって持ち上げる。中共とのパイプを持つという看板もある。

 立憲民主党だった有力議員の一人は、確か民主党政権当時、3000人規模の小沢訪中議員団のまとめ役のような経験から味をしめ、その後の政権交代もあり、小沢氏の勢力が大きく低下すると、中共とのパイプが太い、自民党のこの人物に乗り換えたように見えた。しかし、自民党で活躍するには、改宗の徹底を党内に周知する必要もあり、容易ではない。

 今や中共は、ロシアと共に民主主義の敵と思われるが、上海協力機構などという国際連合を主導し、その拡大を図っている。中国・ロシア・カザフスタン・キルギス・タジキスタン・ウズベキスタン・インド・パキスタン・イランの9か国で、すでに人口的には世界の半数以上を占めるという。

 米欧日の歴代の政治家や財界人が、中共、すなわち共産党独裁国家を、ここまで育て上げたのである。ここに来てもまだ、フランスのマクロン大統領のように、中共に阿るG7国家の指導者も出る始末だ。

 安倍総理の下で、長く自民党幹事長を務めた先の人物は、党則を改正して総裁任期を3年3期に延長し、その見返りに中共の一帯一路にまで政権に協力させた。中共と話ができる政治家として、存在感を高めたのであるが、実質は低頭外交で、中共にとっては都合の良い人物。そのモンスター化に貢献度大である。

 小泉政権当時から新自由主義を掲げて、安倍政権でも雇用の確保に、パート・アルバイトを増産し、若い成年男子でさえ正社員雇用はして貰えない環境を作った。従来なかったような犯罪がここに来て続くのも、若者の貧困が原因としてある。その人物は1年前安倍元総理が銃撃され死亡すると、企業のトップを辞任したが、統一教会絡みの日韓トンネル構想に加担していたとの噂があった。

 政権側に居れば、警察組織からの訴追の危険は少ないが、安倍氏襲撃犯のような、テロリストは怖いのである。自身のこれまでの行動、主義主張に後ろめたさは、感じていたようだ。

 懲りない面々のオンパレードで、国民は蚊帳の外。



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言いたい放題 その12

2023年07月04日 | ブログ
ジョージア

 最近引退された、大相撲の元大関栃ノ心関の故郷の国。先日お昼の報道番組で知ったのだけれど、人口400万人程度の小国ではあるけれど、ちゃんとした独立国家。北はロシア連邦、南東はアゼルバイジャン、南はアルメニアとトルコと接し、西は黒海に面する。とある。問題は、国土の2か所、2割程度の面積が今もロシア軍の占領下にあること。しかし、ロシアのウクライナ侵攻に対しては、国連でNOの決議に賛同しているという。

 テレビでは、子供時代を広島で過ごされたという駐日日本大使が、流ちょうな日本語で説明されていたが、今頃知るこれも大国ロシアの横暴に汗顔の至りであった。恐らくわが国とロシアの関係を重んじて、わが国では、ロシア批判になる報道が控えられてきたのであろう。

 現在に至っても、一部ロシア通の政治家や評論家の中には、わが国の「国益」を楯に、ウクライナへの肩入れに批判的な人も居るくらいだ。ロシアの侵攻当初、わが国の一部評論人の中には、ウクライナ政府の早期降伏を勧める者まで居たことを思えば、「国益」「国益」でどれだけ小さな国の権利を無視してきたことか。

 岸田総理は、再び支持率の急落で、政権運営が大変であろうが、客観的にみて当初からウクライナに肩入れしてきた姿勢は評価すべきであろう。自民党内の基盤が安倍派などに押されて弱く、国民の反対の声に抗して安倍氏の国葬を強行したことで、支持率を落とした。それが伏流となって、今も公明党シンパの菅氏などにも忖度せねばならない立場となっている。本当のところは、自民党は公明党と兄弟などでは全くない。小選挙区で当選するための手段として、韓国発のカルトにまで従ってきた自民党の体質こそが、批判され続けなくてはならないが、逆に「公明党と太いパイプを持つ」という評価が未だに幅を利かす。選挙あっての民主主義である。

 もっと国民が賢くならなくてはならない。大体選挙に強いなどと言われた政権の裏側は、腐臭が立ち込めている気がする。経済は大切で、国民の命と生活を守るために不可欠で、軍事力だって経済が駄目では成り立たない。しかし、9億9千万円の年俸ではまだ安い?!日産のゴーンさんなど数千億の未払い賃金を要求しているくらいだけれど。人間が1年間裕福に暮らすのにいくらのお金があればいいのか。所得税は累進性を大幅に緩め、社会保険料の累進性は上限が低いようで、何億の収入でもそれほど堪えない。庶民はようやく稼いだお金の半分程度を税(消費性は所得に関わらず一律)と社会保険料でむしり取られる。

 大企業の一部の高額所得者よ、日本人の美徳、わび、さびの文化に目覚めよ。

 今年、税収が71兆円と過去最高となったというが、少子化対策と防衛費増額に加え、ウクライナ復刻支援にも、わが国は欧米から期待が大きい雰囲気だ。中共の台湾進攻を見据え、自衛隊の増強には、兵の増員も必要だが、いずこも人手不足だ。

 もっとも中共が台湾に軍事侵攻すれば、中共もロシアと同様の末路を辿る気がする。独裁者には、自身を写す鏡を持たないようである。




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言いたい放題 その11

2023年07月01日 | ブログ
痛々しい事件

 18歳の大学生の女性が、自宅マンションの駐車場で白昼、元の交際相手の男から包丁で刺されて、血まみれになって亡くなったという事件が、横浜であった。「痛い」、「痛い」との声を聴いたとの言もある。血まみれの娘を発見し、110番通報をしたのは実の母親だったという。人生には不幸が付きものではあっても、このような不幸との遭遇は最悪である。

 自身の幼い子供殺しという事件も最近どこかであった。今日(30日)の夕刊には、介護施設で職員の女性が刺されたとの記事もあった。病院に搬送される時点では被害者に意識はあったとのことだが、同僚の犯行のようだ。「命はひとつ」亡くなればけっして還っては来ない。

 腹が立つのは、女子大生が刺されて亡くなった事件。犯人は凶器の包丁を手に自首したそうだが、それで罪が一等軽くなることを見越している。テレビに映った犯人の後ろ姿には、反省の色は感じなかった。へらへらと空港から連行されるガーシー容疑者と変わらない。海外から指示する闇バイト強盗といい、どうしてこうも常識では考えられない事件が多発するのか。

 いつの世も同様だろうが、国会議員の先生の言動に、おかしいと誰もが思うのだけれど、結局誰も責任をとらないまま月日が過ぎる。要は知能の低い為政者が、長くこの国の上層部でのさばっていることが、今回のような痛ましい事件の要因のひとつにあるように思えてしまう。

 女子大生が亡くなった事件。前々から交際中に、男のDV被害を受けて警察に何度も相談していたことが知れる。当然「警察は何をしていたのだ」と、テレビの報道番組では一応課題に上がるけれど、今回警察から被害者への問い掛けに、都度被害者側は、済んだことのように返答していたそうで、見かけ上警察の落ち度の可能性は少ない。このようなケースで、警察が法的にどこまで関与できるのかも難しい問題である。過去にも同様の被害者は出ている。

 「痛い」「痛い」と被害女性は叫んだという。加害者にもその痛さを味わって貰うことは、犯罪者の人権保護でできはしない。犯人は、何年か刑務所暮らしの後、恐らくまだ元気なうちに現世に戻ってくる可能性が高い。危ない話だ。顔に焼き印でもして貰って、「この男危険」が誰の目にも分かるようにすればいいが、これも犯罪者への手厚い人権保護のガードが堅い。

 少なくとも、今回、交際中のDVや、この度の事件の前の彼女宅への不法侵入など、これまでの犯罪をすべて、殺人罪に上乗せして、出来る限り長く、刑務所に居て貰うことだ。

 もっとも被害者側にも落ち度はなかったかと言えば、年頃の女性全般への注意喚起とはなる。人間の特に若者の最も大切な素養は「人間を見る目」、「特に異性を見る目」に尽きる。と昔読んだ本にあった。すなわち「教養」が大切だという事。人生勿論「専門能力」も大切だが、その基礎となる「教養」がなければビジネスの上でも突破できない。と、経済紙でどなたかも述べておられた。同感である。



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