日本の現状と今後
サッカー観戦のサポーターが終了後、皆でゴミを拾って帰る姿がネット上で紹介され、世界の称賛を浴びるかと思えば、飲食店のアルバイト生の常軌を逸した行動のネットへの動画投稿など、国民の経済的格差だけでなく、民度にばらつきが大きくなっている。
スポーツや芸能の世界で、天才的な少年少女が輩出することが珍しくなくなった反面、政治家や実業家の質はどんどん悪くなり、選挙で投票したくなる候補者や政党がなくなりつつある。生涯賭けて勤め上げようと思える企業も少なくなっているのではなかろうか。
国民の志向が、才能や努力の成果が見えやすい分野に向かい、政治家など評価する側の民意の低下で世襲化が進む一方である。良くも悪くも角栄氏のようなゼロから這い上がるような人材は少ない。その角栄氏の上前を撥ねて東京湾アクアラインを実現させた浜田幸一氏など、私は好きだったな。安倍氏や麻生氏など戦後一代目世代の吉田、岸の孫にあたるが、軽量化は誰の目にも明らかである。
昭和30年代(1960年代)池田勇人の経済成長政策は時機を得たものであったが、後年『第三次池田内閣成立後の首相所信表明演説は、人造りと精神主義の香り豊かなものだった。「英知と愛情と意思の3つが保って完成された人格こそ、人造りの究極の目標である。このためには、宗教的情操とこれに支えられた敬虔な人生観がとくに重要である。偉大なあるものに近づこうとする願い、天職を遂行する使命感、利害得失を越えて働きぬく真摯なる心。これこそ、世界の中で将来、日本民族がより高く評価されるゆえんである。・・・
歴史は、常に進歩と発展を求めてやまない。われわれの幸福は、決して手をこまねいて得られるものではなく、不断の創意とたゆみなき努力、そして多数の人々の強い協力によってのみ得られるものである」』-秘書の伊藤昌哉氏の草稿―土師ニ三生著「人間池田勇人」講談社昭和42年刊より
しかし、その後佐藤、田中、三木、福田、大平と続く自民党内閣も池田の経済政策を表立って批判していた人まで経済成長中心の政策を続け、人造りは置き去りにされた。そして現在、経済さえ持ちこたえれば、政権を失うことはないと、隣国の危険な政策にさえ協力する内閣が健在である。
1980年代、急激に進んだ円高で国内の多くの事業所が中国などに進出していった。これが地方衰退の原因であった。失業率が低いと余剰人員が無いような印象を持つが、失業率は職を求めている人のうち職に就けない人の割合であり、高齢者や主婦層など潜在的就職希望者は多い筈。特に地方では、パート・アルバイトなら人手はまだまだある。地方に工場など事業所があれば若者も都会に出る必要はなくなる。
中国や韓国などへ出ている企業は、一斉には無理でも徐々に国内回帰すべきである。未だに戦前の徴用工裁判に従軍慰安婦がどうのという国、スパイ容疑で民間の日本人を拘束する国。尖閣諸島国有化でどれだけ日本人経営の店舗などを暴徒によって壊したか。何でそのような国々に投資を続ける必要があるのか。
企業の国内回帰で地方創生は成る。ストレスの少ない田舎では自然に出生率も上がる。少子化に歯止めが掛かる。三世代同居で保育所などの設備も少なくて済む。
経済力に見合うほどに軍事力を増強し、米国の核をシェアーして貰い、日米欧連携で中国の覇権主義に対峙すべきだ。中国や韓国に言いたい放題言わせるのはいい加減終わりにすべきだ。
他国や財界に文句を言われるのを恐れ、お国ために命を捧げた人への敬意の無さを露呈して、総裁が靖国参拝さえ行わず、戦力を持たぬ自衛隊加憲案で憲法改正など子供だましもいいところ。地方は兎も角、永田町の自民党はほぼ腐っている。新しい真の保守政党が必要である。国家の土台となる人造りが急務である。
サッカー観戦のサポーターが終了後、皆でゴミを拾って帰る姿がネット上で紹介され、世界の称賛を浴びるかと思えば、飲食店のアルバイト生の常軌を逸した行動のネットへの動画投稿など、国民の経済的格差だけでなく、民度にばらつきが大きくなっている。
スポーツや芸能の世界で、天才的な少年少女が輩出することが珍しくなくなった反面、政治家や実業家の質はどんどん悪くなり、選挙で投票したくなる候補者や政党がなくなりつつある。生涯賭けて勤め上げようと思える企業も少なくなっているのではなかろうか。
国民の志向が、才能や努力の成果が見えやすい分野に向かい、政治家など評価する側の民意の低下で世襲化が進む一方である。良くも悪くも角栄氏のようなゼロから這い上がるような人材は少ない。その角栄氏の上前を撥ねて東京湾アクアラインを実現させた浜田幸一氏など、私は好きだったな。安倍氏や麻生氏など戦後一代目世代の吉田、岸の孫にあたるが、軽量化は誰の目にも明らかである。
昭和30年代(1960年代)池田勇人の経済成長政策は時機を得たものであったが、後年『第三次池田内閣成立後の首相所信表明演説は、人造りと精神主義の香り豊かなものだった。「英知と愛情と意思の3つが保って完成された人格こそ、人造りの究極の目標である。このためには、宗教的情操とこれに支えられた敬虔な人生観がとくに重要である。偉大なあるものに近づこうとする願い、天職を遂行する使命感、利害得失を越えて働きぬく真摯なる心。これこそ、世界の中で将来、日本民族がより高く評価されるゆえんである。・・・
歴史は、常に進歩と発展を求めてやまない。われわれの幸福は、決して手をこまねいて得られるものではなく、不断の創意とたゆみなき努力、そして多数の人々の強い協力によってのみ得られるものである」』-秘書の伊藤昌哉氏の草稿―土師ニ三生著「人間池田勇人」講談社昭和42年刊より
しかし、その後佐藤、田中、三木、福田、大平と続く自民党内閣も池田の経済政策を表立って批判していた人まで経済成長中心の政策を続け、人造りは置き去りにされた。そして現在、経済さえ持ちこたえれば、政権を失うことはないと、隣国の危険な政策にさえ協力する内閣が健在である。
1980年代、急激に進んだ円高で国内の多くの事業所が中国などに進出していった。これが地方衰退の原因であった。失業率が低いと余剰人員が無いような印象を持つが、失業率は職を求めている人のうち職に就けない人の割合であり、高齢者や主婦層など潜在的就職希望者は多い筈。特に地方では、パート・アルバイトなら人手はまだまだある。地方に工場など事業所があれば若者も都会に出る必要はなくなる。
中国や韓国などへ出ている企業は、一斉には無理でも徐々に国内回帰すべきである。未だに戦前の徴用工裁判に従軍慰安婦がどうのという国、スパイ容疑で民間の日本人を拘束する国。尖閣諸島国有化でどれだけ日本人経営の店舗などを暴徒によって壊したか。何でそのような国々に投資を続ける必要があるのか。
企業の国内回帰で地方創生は成る。ストレスの少ない田舎では自然に出生率も上がる。少子化に歯止めが掛かる。三世代同居で保育所などの設備も少なくて済む。
経済力に見合うほどに軍事力を増強し、米国の核をシェアーして貰い、日米欧連携で中国の覇権主義に対峙すべきだ。中国や韓国に言いたい放題言わせるのはいい加減終わりにすべきだ。
他国や財界に文句を言われるのを恐れ、お国ために命を捧げた人への敬意の無さを露呈して、総裁が靖国参拝さえ行わず、戦力を持たぬ自衛隊加憲案で憲法改正など子供だましもいいところ。地方は兎も角、永田町の自民党はほぼ腐っている。新しい真の保守政党が必要である。国家の土台となる人造りが急務である。