ポンコツは続く

どうしてこんなに体がボロボロ壊れていくのか、年を取って体のあちこちが老化してゆくからだ。腰痛が長引いている間に、何年振りかに痛風が再発した。完治する前に運動能力の低下を恐れてハードなトレーニングをして返って悪くしてしまう。

昨日は久し振りに肱川沿いの料亭で義弟と食事をした後、８ｋｍ余りの道を歩いて実家に戻った。トレーニングを兼ねて山歩きを続けて来たので無理をしたという気持ちはなかった。だが、今朝起きてみると痛風がやや悪化し、スニーカーを履くと右側面に腫れた部分が当たり痛かった。

そう考えて運動を自粛しようと思ってると、今度は突然歯痛に襲われた。原因は入れ歯をホールドする差し歯が抜けた為だった。差し歯は簡単に取り除け、入れ歯はスムーズに再度セット出来た。差し歯と反対側の右奥歯で咀嚼でき、多少違和感があったがまあ無理なく食事できた。

食事を終え直ぐに歯科医に電話をし、今日の昼前に診察して貰った。先生は私の年齢と歯の劣化状況を考慮して、抜けた差し歯をもう一度取り付ける判断をした。根本的な治療をするには歯が弱っており、せっかく作り直した入れ歯をもう一度作り直すことになると言われ納得した。

要は私はポンコツジーサンで治療が難しいから、外れた差し歯をつけ直して様子を見ようということだった、のかもしれないと思った。最近はどうも「悪いように悪いように」考える傾向がある。いずれにしても最低限の治療で対応され、何とか食事出来るようになった。

帰宅して気になっていた米大統領選関連の朝刊の記事を読んだ。いずれにしても３０分は食事をするなと言われたので。テレビのニュースや新聞の論評を見ると、二人の候補者の討論は史上最悪だったと酷い評価が多かった。特にリベラル系のメディアの評価は厳しかった。

テレビ中継録画を見て、私は自分より年上のポンコツジーサンがよくもまあ「ガキみたいな口論」だと思った。世界中に恥をバラまいた。誰のせいか。日米のマスコミは絶対に言わないが、私は寧ろトランプを選んだアメリカ国民が方が史上最悪なのではないと思う。■