かぶれの世界(新)

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高血圧から低血圧に

2018-11-28 16:45:15 | 健康・病気
娘が孫を連れて昨日の午後に来てくれた。家内の勧めで近くのインドカレーショップに行き昼食を頂いた。本当に美味しかった。その後、娘は買い物に行き、その間私は孫を連れて隣町の公園に行った。1歳10か月の孫は疲れ知らず公園を走り回り、私は作り物の動物に寄りかかって眺めてた。

ふと気付くとフラフラして倒れそうになった。初めてではなかった。その3日前に散歩を兼ねて近くの100円ショップに行き、下着の整理の為の小物を物色中にフラフラして思わず壁に寄りかかった。同じ事が続けて起こり、何かが起こりそうだと不安になった。

東京に戻ると自宅は断熱効果に優れ1日中20度前後で過ごしやすく、田舎にいた時より血圧が下がり110台半ばから70台前半で推移していた。降圧剤を服用しているので血圧が下がるのは良い事だと思ったが、心配になって定期健診を兼ねて掛り付け医に診て貰った。

私の申告を聞くなり即座に先生は薬を変更しようと言った。症状が現れたら様子見とか言わない、すぐ対応すべきだと。今迄は寝る前にアジルバ錠10㎎を服用していたが、今回先行薬のカンデサルタン錠4mg(ジェネリック)が処方された。先生は一般論として「効き目は変わらない」と言う。

私は効き目が変わらないのに薬を変えるロジックが理解できず、不思議に思い聞き返したが先生は「効き目は変わらない」の一本やり。そういう答え方しかできない事情があるのだろうと想像した。違うのは値段だった。支払いは1830円から660円になった。さすがジェネリック薬品。

今夜からカンデサルタンを服用して効果を確かめる。先生は血圧の変化を見て薬を半分に割って飲んでいいと、ある程度の判断を私に任せてくれた。勿論、異常があれば来てくれと。低血圧による目まいはそれほど深刻な症状ではない、ということだと意訳し安心した。

でも、何故何年か薬を飲み続け今頃になってフラフラするほど低血圧になったのだろうか。思いつくのは、「年を取って」体質が変わった、近年「減塩」を続けた、1年間「テレビ体操」を続けた、「ウォーキングの改善効果」等々。この数か月間徹底して「揚げ物禁止」したと言うと先生は言下に関係ないと否定した。何が原因だったか分かると、この後対処し易いのだが・・・■
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米中間選挙の「開き直り」評価

2018-11-26 16:27:59 | ニュース
今月6日に世界が注目した米国中間選挙結果について8日に誰が勝ったのか論評した。その時はトランプ大統領も野党民主党も共に勝利宣言し、両党の主張にそれなりの根拠があると私にしては曖昧なコメントをした。そして下記の如くデータが明らかになった時点で再度議論すると結んだ。

「最後に世界最大の中間テストで試験を受けたのは、トランプ大統領とか与野党の候補者だけではなかった。それは米国の「選挙民」でもあった。そして選挙結果は米国民の良識を示した、テスト結果は60点を合格とすれば、70点くらいはとれたのでは。プラス10点に押し上げたのは若者たちだ。後は具体的な統計データが出たところでもう一度議論したい。」

その後の報道を見て「誰が勝ったのか」という視点で明確な回答は得られなかった。いつもは根拠が明らかでなくとも大胆に言い切ってしまう私も勝者を断定できないでいる。だが、出口調査結果から誰が勝ったか言えなくても明らかな傾向は出た。 

投票率が史上最高(少なくともこの100年では)の49.3%に達した、前回は70年ぶりに低い37%だった。何故か?トランプ大統領の存在が投票所に足を運ばせた理由になった。トランプ大統領の出現により、より米国民の多くが真剣に考え反映された選挙だったと言える。

女性候補の当選が100人を超えたと大々的に報じられたが、誰が投票したかという視点では女性票が決定的な役割を果たしたとも言えない。半数は#MeToo運動は度を過ぎていると見做されたようだ。むしろ、医療保険や貧困対策の強化を求める米国民の社会主義化がより認識されたようだ。

下院で共和党が数を減らした要因を3つ挙げると、トランプ大統領・銃規制・移民問題だとニューズウィーク誌は主要メディアの報道を分析した。天邪鬼の私に言わせると、決定的な要因はなく選挙結果も見方によってどちらが勝ったとも言えないということだ。

トランプ氏が目指したのは2年後の大統領再選の土台固めだったが、勝敗は明確ではない。大統領選により影響を与えるのは州知事の存在だと言われている。同時に実施された州知事選では中西部の3州を失ったが、大票田のフロリダ州は接戦を制したのが大きいと言われている。

与党は下院の過半数を失った結果、民主党は大統領弾劾を議会で追求するきっかけを得た。来年新たな構成で下院で論戦が始まると、民主党は間違いなくロシア疑惑や脱税、女性関係などを追求する。今朝方トランプ大統領は財政赤字の改善を突然言い始めたとニュース速報が飛び込んで来た。

財源の裏付けもなく減税を強行したのに、突然財政問題を取り上げるなんてどの口が言うんだ、と私は思った。だが、首尾一貫した主義主張などないトランプ氏なら、今迄の政策に関係なく社会主義化した民主党対策として言いかねないと思い直した。悪口三昧だけど別に彼だけではないし。

ということで、中間選挙後20日も経過したというのに、どうにもはっきりした結論を出せない。その間にも世界情勢は刻々と変化している。最後の言訳: 米国中間選挙をどう見るかの議論は取り敢えず今回で終わらせ、新しい状況の理解に努める方が建設的だろう。■
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定点観測(1)バドミントン

2018-11-24 22:37:07 | スポーツ
東京に戻って来て頭の中の大半を占めていたのは、長年所属しているバドミントンクラブで練習(ダブルス)に参加できる力が残っているかどうかだ。毎年クラブ内の練習で力の衰えを実感して来た私だが、特に今年は西日本豪雨の後の猛暑を乗り越えられるか不安になる程体力の劣化を自覚した。最早バドミントンを続けられるか自信がなかった。

メールで案内があった地域の体育館に着くと、殆どのメンバーが既に基礎練習中かその準備をしていた。馴染みの人達に挨拶を済ませ基礎練習に参加すると、当たりそこないのフレームショットを頻発した。その後、2回続けて練習ゲームはミスを繰り返しパートナーに迷惑を掛けあっさり負けた。1ゲームスキップさせて貰い休みをとった。

3試合目の相手は男女ペアで私のパートナーにも恵まれやっと勝てた。一度勝つと調子が出て来て、その後はミスが減り三度に一度は勝てるようになった。田舎でママさんクラブに参加して練習させて貰った時は、そんなに力に差がある訳ではないのについつい力を抜いていた。ここでは初めから全力プレーが求められ、続けていると徐々に体がついて来るようになりゲームになった。

クラブのリーダーなど数人は年令別の全日本選手権(愛知県刈谷で開催中)に参加して不在だったが、クラブの纏め役に私が今後も練習に参加できるか聞いてみた。彼女は私が何時もの通り元気にお喋りしている間は大丈夫だと返事を返した。変な返事だが優しいメッセージは伝わった。

2時間の練習に参加して、私自身も多少迷惑はかけるが、何とかついて行けそうだと感じていた。定点観測(その1)は暫定的にパスした。次回はもう少し頑張ってみようと思う。次の定点観測は高尾陣馬山の往復縦走30kmだ。形はどうあれ完走出来たら合格にしよう。■
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ゴーン追求報道などに違和感

2018-11-23 20:45:39 | ニュース
東京に戻る前日頃からゴーン元日産会長の有価証券報告書の偽装に関連する日仏のドタバタを伝える報道がずっと続いている。詳細な事情を知らない私は、倒産寸前の日産の危機を救ったゴーン氏を厳しく追及する関係者やマスコミの手の平返し報道に強い違和感があった。我が国を代表する企業を救った金額と、個人の利益の為に偽装した金額の単純な算数が私の根拠だった。

会社に数兆円の利益をもたらし、関係会社を含め何万人もの従業員の職を守ったのに、その何千分の一かを自分のポケットに入れた罪に対しちょっと厳しくないか、というのが私の最初の正直な印象だった。その後、不正の範囲やケチなやり口が分かるにつれ、同情する気持ち幾分無くなったが。

だがゴーン氏の成果を十分評価すべきという気持ちは変わらない。フランス人が「日本人は恩知らず」という気持ちは理解できる。違反は違反として徹底的に追及するのは当然で、それとこれとは別の話だ。だが、ゴーン氏がやってくれたことへの感謝の気持ちは絶対に忘れてはならない。

私が見る限りテレビ報道にその使い分けというか機微が無い様に感じた。ゴーン氏がいなければ日産は存続出来なかったかもしれない。その位当時の日本企業の経営陣は縮こまって何も出来ず追い込まれいた。日本人経営者に思い切った血を流すリストラが出来たとは思えない。出来たとすれば一部の創業者か海外のプロの経営者しかなかったろう。一連の報道にはこの反省が感じられない。

実は分野は違うがもう一つ違和感がある。国会審議中の外国人労働者受け入れ拡大の出入国管理法改正案だ。我が国の労働者不足は誰の目にも明らかだ。早急に対応策を法制化実施しない限り、製造業や農業・介護などが手遅れになってしまう。先送りできない問題だと私は思う。

だが野党諸君は担当大臣や官僚のミスを非難することに一生懸命で、国会議員が一緒になって国難ともいえる問題を解決しようという姿勢が全く感じられない。マスコミもそういう問題指摘をしない。一体何の為の政治なのか、報道機関の役割は何なのか。私には違和感だらけだ。■
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田舎暮らし雑感2018(13) 終

2018-11-21 14:47:27 | 日記
4ヵ月ぶりに東京に戻った。何度もLCCを利用したが、定刻発着した記憶がないのに昨日は定刻より早く成田に着いた。だが、何時ものように成田の風が強くフラフラしながら無事着陸した。航空機事故が相次いだ80年代に米国出張した時、無事着陸すると拍手が起こったのを思い出した。

その前日の夕方に何時もの堤防沿いを散歩中に奥さまやお婆ちゃん達に会い、親しく話させて頂いた方々のほぼ全員に挨拶できた。7月の西日本豪雨以来ただの挨拶から生活情報を詳しく交換するようになり、すっかり仲良くさせて頂いた。ご近所の人達とも一通り挨拶した。

その前に自宅に持ち帰る衣料雑貨を宅急便で送る手続きをした。事務員によるとそこは豪雨時腰のあたりまで浸水し、大型の業務用冷蔵庫は交換し床から天井まで塗り替えたそうだ。新興商店街の復旧は終盤戦に入り、シャベルカーなど巨大な重機が約30台並ぶヤードの柵を作り直していた。その隣の時々行った韓国料理屋も遂に再開していた。見かけ上は年内に災害復旧が終わりそうだ。

隣家の「考える農夫」とお米の値段について情報交換し、息子が調べてくれた都心のスーパーのお米の値段を伝えた。個人農家がお米を販売するには送料の比率が高く、競争力のある値付けをするのが難しいと改めて実感した。息子は興味を持ってくれたが価格合理性がないと長続きしないと思う。

日曜日は県知事選があり現職が3選を果たした。西日本豪雨時とその後の復旧に私が見聞きした範囲では、中村知事の存在感は全く無かった。しかし、対抗馬は共産党系のみで初めから勝負は決まっていた。今迄は選挙権のない私にも投票を勧める電話が来たが、今回は一度も電話を受けなかった。それはそれで寂しかった。比べると小池東京都知事の存在感は大したものだ。

新宿から京王線に乗って自宅に向かった。3時前の車内は私と似た年恰好の老婦人と女子高生が目立った。高度成長時代に住み着いた多摩団地の人達が高齢者になり、都心で用事を済ませて家に戻っているのだろうか。私も自宅に戻り荷物を片し周辺を散歩した。東京の郊外でも百貨店(伊勢丹)が撤退するという噂は本当だった。個別商店が入った周囲の新築のビルに押されているのだろうか。■
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