かぶれの世界(新)

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サンルームがやって来た

2013-08-30 21:14:27 | 日記・エッセイ・コラム

あっという間に出来上がった。3日の工事予定が2日で終った。話好きの職人さんとバカ話をしている間にも着々と工事が進んだ。完成後1週間内に残り半金支払いの契約だったが、工事確認・引渡しの手続きの前に昨日ホームセンターに支払った。というのは今ならポイント5倍のキャンペ-ン中で、無料で机やマットやスノコなどの小物を買えるからだ。

汗だくになって机や3段ボックスを組み立て、ジョイント・マットを敷き詰めていった。ブラインドを取り付け、折り畳み式の3連スクリーンを設置、フェイクの観葉植物を床や窓に配置すると格好が付いた。だが、室内は暑い。今は東屋の方が断然居心地が良い。これからがサンルームの季節だ。

実は、母が10日後に一時帰宅することになっている。アルミサッシのサンルームを見て母が何と言うか心配だった。だが、出来上がりは茶色の艶消しフレームが古い家屋にマッチしており、とってつけた感が無くホッとした。母は東屋でお茶を飲みたいといっていたので多分大丈夫だ。

明らかに失敗だったと思ったのが、窓と入り口に網戸を付けなかったことだ。農薬のせいだと思うが、近年灯りに飛び込んでくる虫がいなくなった。費用を惜しんだ結果でもあるが、大丈夫だと思ってた。ところが、トンボとか見たことも無い虫が昼間入り込んできて、窓を開けてもわなに掛かったように逃げ出せないでいた。天井が高いからだ。羽音がやたらうるさいが、ほっとくしかない。

今週、母に見舞った時に東屋でお茶を飲みたいと言い、40年余り前に埋め立てた池が残念だったと突然言った。私もずっとそう思っていた。子供の時からよく鯉やフナのいる池の周りで遊んだのを良く覚えている。私が「母ちゃんが埋めたんじゃないの?」と言うと、「ちがわい、父ちゃんよ-!」と返事。長年の疑問が解けた。残念だけど、もう元には戻せない。

サンルームに池というと、米国駐在時に買ったシアトル郊外の家を思い出す。今回のとってつけたサンルームとは比べ物にならない一体感のあるセンスに溢れた家だった。偶然知り合いになった不動産屋とあちこち歩き回り見つけた挙句の中古物件で、持ち主のフランス人夫妻が定年で帰国するので売りに出した3LDK+サンルームのランブラー(平屋)だった。

そのサンルームは、池と植物園にダイニングルームと居間を一緒にした広さで、3方が高い天井まで届き空が見えるように斜めに取り付けられた特製のガラス窓だった。これを見て、「持ち主のテーストが好きだ、買います」とマスト項目の水周りチェックもいい加減に即決した。事情があって住んだのはたったの半年だったが、未だにもっと長く住みたかったと残念に思う。どんな立派で豪華な家よりもその平屋が好きだ。

しかし、無い物ねだりしてもしょうがない。それは地元の人が年の9ヶ月は雨期で、残り3ヶ月が世界一と自負する夏の気候に合った住居だったと思う。この高温多湿の夏と底冷えのする大洲盆地の気候にぴったり来るかどうかは別だ。このサンルームがどうフィットするかテストする季節がもう直ぐ来る。■

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パソコン文化の終焉

2013-08-27 21:27:57 | ニュース

先週金曜日にマイクロソフト(MS)のスティーブ・バルマーCEOが来年にも退任すると報じられた。彼がビル・ゲーツを継いだのが2000年だったから、異例ともいえる13年の長期政権だった。その後彼の指揮下でMSは世界最大の株価に駆け登ったが、スティーブ・ジョブズのアップルの台頭であっという間に動きの遅い旧式の会社になってしまった。いまやこの私でさえタブレット無では1日が過ごせなくなったのに、対抗するMSの商品が何か知らない。やってるの?

バルマー降板のニュースが伝わるや否やMSの株価が急騰したというから、つくづく市場の論理は冷酷だと思わずにはいられなかった。CNNは彼の功績としてWindows-XPWindows-7の成功と圧倒的シェア獲得、Xboxでゲーム市場に参入成功、Bing検索エンジンの立ち上げをあげ、IE6のセキュリティ問題、Zune(iPod対抗)・Vistaとタブレットの失敗をあげている。

私は日米でMSと取引のある部門で働き、個人的にもMS本社のあるワシントン州レドモンド市の施術所に毎週通いマッサージを受けた経験がある。バルマー氏の退任のニュースを聞いてチョット感傷的になる。彼はまだ私より若い。グローバル規模の米先端企業のトップの多くが私より若くして退任し、ふた周り若い30-40代のトップに引き継ぐニュースを良く見かける。凄い国だ。

バルマー氏の退任の後任はまだ決まってない。今日のウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)に候補者を紹介する記事があったが知らない名前だけだった、しかもMS生え抜きの有力候補は少ない。果たして今日の苦境を打開して新しいMSを作れるか、道は険しいと思った。

その理由は商品もさることながら利益を生み出す新しいビジネス・モデルが今のMSには思い浮かばないからだ。今日の全てはウィンテル(Wintel=WindowsつまりMSとIntel連合)と呼ばれる世界最強のビジネス・モデルの基礎の上に打ち立てられた。それがどのくらい凄いかというと、バルマー氏が退任するというのにMSは昨年史上最高益を叩き出したのである。ウィンテルはまだ十分益をだしている。

だが、市場は現在のビジネス・モデルには将来がないと決め付け、最高益を出しても株価は駄々下がりでバルマー氏に退任要求を突きつけた。市場は恐ろしい。ウィンテルが最強であるがゆえに、それを上回る成果を出し更に成長が求められアイデアがないと非難された。上回る為には急成長しているスマホやタブレット市場で売れる商品を作るか、新しい分野の売れる商品を作り出すしかない。だがSジョブズみたいな天才はそうはいない。

元々BゲーツがMSをはじめた時、他人の商品に大きなビジネス機会を感じ取って買い取り、儲かるビジネス・モデルを作り大きく育て発展させた。天才的なのは(商品+ビジネス・モデル)の組み合わせを作ったことだ。「商品が良ければ売れる」日本式の発想ではない。ウィンテルとはMSとIntelがOSとCPUを作るから世界中誰でも箱に入れて安く売りなさい、というパソコンのビジネス・モデルだ。それが高価なコンピューターを劇的に安くしてオフィスや家庭に持ち込んだ「パソコン文化」だった。

その後優秀な技術者がうんかの如く集まりMSを巨大企業に育て上げたが、新しくタネとなる火元を作り出す天才がいたかというと別の話だ。仮に天才がいたとしても一旦巨大になったMS内の(神)ビジネス・モデルを前にしてやれるかというと、絶望的に難しいと思う。私に言わせればXboxやBingはその他の派生品だ。

想像するに、MSにSジョブズがいたとしても機能しないし、直ぐに飛び出したろう。言い換えるとMSは世界最強といわれたビジネス・モデルで稼がせてもらい、今そのコストを払っている。今、スマホやタブレットを作っている箱屋さんは、パソコンを徹底的に安く作って技術を磨いた人達かその血を引き継いでいる。MSはパソコン文化の延長線上で戦ってきたが、バルマー氏の退任はついにこのパソコン文化の終焉を宣言したと私は感じる。■

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田舎暮らし雑感13夏(6)

2013-08-25 22:29:29 | 日記・エッセイ・コラム

やっと雨が降った。気温が一気に下がったのが嬉しい。ここは海抜が低く盆地をゆったり川が流れる地形なので、同時に湿度が高まるのは嫌だが気温が下がるのが第一だ。昨日夕方雨が上がったのを見計らってジョギングした。

走り始めたら又雨が降り始めた。しかもかなり強く。だが、水滴がハゲ頭や肩に当るのが気持ちよく走り続けた。今までなら暑さに参って途中から歩いた距離でも走った。今日も終日雨だった。夕方小止みになったので、濡れても良い格好で川沿いのいつもの道を散歩した。

途中、傘を片手に散歩するお年寄り達に会った。最近犬を連れて散歩する人が減った。聞くとアスファルトの地面が焼けて素足の犬はつらいのだそうだ。なるほどと思ったが、最近レトリバーを連れた美人の奥さんに会えなくなったのは残念。

前回投稿した時思案中といった殺虫剤散布だが、実は翌日直ぐにやった。みずみずしい生えたばかりの黄緑の葉っぱの裏側に黒いシミのようなブツブツがあり、小さな蝶のような虫を見つけたからだ。散布後1週間余り経ったが効果があったようだ。殺虫剤の散布は数回やるという説明書きは必須のようだ。それ以来、気になって毎日のように庭木の新芽の裏側をチェックしている。

私のような海外経験があると英語教育のお手伝い出来ないかと、1ヶ月前に教育委員会にメールを打った。教員資格は無いが、米国で働き生活することはどういうことか、苦労したのは何かなどを紹介できると。2週間前に教育委員会から電話があった。

やんわり断わられると予測したが、彼女は興味を示した。だが、私のように田舎と東京を2-3ヶ月で往復して一定期間いられないのが問題だった。東京でのボランティア活動をやめたのと同じ理由だ。実はメールの直前にジョギングする若いコーカシアン女性を見て思いついただけで、深い考えがあったわけではない。来春に又田舎に来る予定なので機会があればその時とした。■

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団塊ボーイのグダグダ話

2013-08-23 12:22:50 | 日記・エッセイ・コラム

先週と今週に懇意にしている団塊世代の友人と食事をした。一人は会社勤め時代の同僚、もう一人は義弟だ。2人とも同郷でお盆に実家に戻り私のブログを見て連絡があった。我々は同じ時代を関係する業界で仕事をし、夫々に海外経験がある。つまり、一々説明せずとも前置き無で同じ言葉で会話の出来る友人だ。

言い換えると、大したことない会話がグダグダと何時までも続く。元同僚と私とほぼ同じキャリアを重ねたので、良く言えば話が深くなる、悪く言えば重くなる。同じ職場で仕事を始めて偶然隣町の出身だと知った。それ以来、同僚から部下上司の関係になり、子会社から本社に報告する関係、又同じ職場に戻って働くという関係が続いてきた。

彼は退職後オンラインショッピングを立ち上げ、ビジネスは好調だが今岐路に立っているという。オーダーの大半はスマホから来るようになり、スマホに向いたシステムに改装して順調に推移しているらしい。だがこれ以上大きくしていく為には人を雇い倉庫など設備投資しなければならないが踏ん切りがつかないという。楽天などの大手経由のオーダーが増え、先が見通せないという。

この年で頑張る友人に感心しても、残念ながら助言できる何物も私にはなかった。二人が最も共鳴し合ったのは我々団塊世代に対する家族の無理解だった。団塊世代はバブル時代が引き合いに出されるが、その前に我々は「猛烈社員」だった。土日も夜昼区別なく働いた。だが、妻や子供達はその頃の我々の苦労に感謝の念が全くないと。

猛烈社員の結果もたらしたものは当たり前で、そこを基準に不都合なものばかり家族は記憶しているかのようだとグチが出た。もしかしたら我々の悪戦苦闘を知らないのかもしれない。当時物凄く働いた記憶はあるが、それを意気に感じていた部分があった。嫌だと思ってもしょうがないと考え、家族にぼやくこともなかった。多分、親父は家族をほったらかしにして仕事に熱中していたとしか思ってなかった。そんな思いが二人にはあった。

義弟は来年で高齢者になる団塊世代だが、大手広告会社の仕事を請けて実際に製作する会社を長年経営してきた。その意味で私達サラリーマンとはやや異なった経験を持つが、違った角度から同じ業界を見てきたので、意外に政治経済情勢など物の見方が私と一致して話が合う。

中でも最近の政治が老人ばかりに目が向いて、国の将来を担う若者世代をないがしろにしているというのが、二人の共通の心配だ。逃げ切った世代などと揶揄される団塊世代だが、我々は家族から認められず感謝されることもなくとも、少なくとも子供の世代に対し憂慮し何とかしたいと一生懸命考えている。

元同僚は米国駐在時代の記録を本にしたらどうかという。だが、私は自分で何かをしたという記憶がない。一緒に働いた人は全て優秀で良い人ばかりでもないし、足を引っ張られたこともある。だが、結果的に人を傷つけることはしたくない。私自身は叩いたらホコリまみれになる男で、奇麗事だけ書くのは難しいが、それでは本にならない。チョット考えただけで「ない話」だと思った。

今更家族の理解を得てもしょうがない。我々団塊世代は生まれた時から厳しい競争に晒された世代だ。通り抜けてきたのは生半可な経験ではない。だがそれは、「知る人ぞ知る」で良いと思う。というのが昼飯を食ってコーヒーを飲みながら何とはなしに辿り着いた結論だ。一つだけ、二人は私の下ネタには乗ってこなかった。昼間でアルコールが入ってなかったからか?私は異常?■

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進まぬ銃規制-救い難い米銃社会

2013-08-21 14:46:56 | 国際・政治

国の銃規制強化の行方は滅多に話題にならなくなったが、今もゆくえが気になる重要なテーマだ。昨年20人以上の子供達が犠牲になった銃乱射事件で一気に盛り上がった銃規制は一向に進展を見せず、その後も類似の事件が続発している。一体アメリカはどうしたのだろうかというのが常識ある人は思っているはずだ。

今月に入って購読中の日本経済新聞は、2度にわたりコラム記事で議会の反対にあい銃規制が停滞していると報じた。オバマ大統領は優先課題として取り組むと宣言したが、4月に上院が法案を否決し再審議のメドすら立ってないという。

その時そう思ったが、今回もひどい話だと改めて思った。昨年12月コネチカット州の小校で起きた銃乱射事件直後に「NRAは米国のJAか」と題して、それほど銃規制は簡単にいかないだろうと皮肉っぽく予想した。NRA(全米ライフル協会)の政治圧力で議会が動かないだろうと。

実際そのような展開となり議会で否決された翌月に、「銃規制を阻む米国の異常」と題してオバマ大統領の権威は傷つけられたと投稿した。それよりも深刻なのは米国型民主主義が機能してないのではないかとの疑いだ。

その後、銃規制強化が全く進展していないと報じる今回の記事を見てその思いを強くした訳だ。世論調査で国民の9割が賛成した犯罪暦照会の対象拡大などほぼ全ての法案が否決されたままだという。国民の9割に支持された法案が議会で否決されるような民主主義があるのか。しかもそれが民主主義のリーダーを標榜する米国だとは。これは救い難い。

因はNRAの政治圧力に負けた議員が野党の共和党だけでなく民主党にも出て、反対が多数派になったという。冒頭の記事で、NRAは日本で言えばJA(農協)以上の政治力があり、銃規制は難しいと予測した。選挙で議員を選び、その議員の多数決で物事を決めていく、それが大多数の国民の考えに反する、民主主義のシステムに突きつけられたパラドックスだ。

テーマは異なるが我国でも同様の仕組で多数の国民が望む政治が実施されない例が山ほどある。少数の利益が多数の意見を乗り越える、この少数派は強い意思を持ち現在の「民主主義制度に守られた既得権益」だといえる。

先の参院選でも比例区で議員の殆どは、農協や組合などの団体の支持を受けて当選した。この団体は全体から見れば数%にも満たないが、比例区では強力な集票マシンとなる。彼らの忠誠心は数%にも満たない団体(既得権益)に向かう。

銃規制についていうなら米国は救い難いバカだと指摘したが、それも一つの既得権益と考えれば日本も随分バカなことをしてきた。それは民主主義の払うべきコストだろうか。政治家にとってコストは議席に直結する。このコストに立ち向かい改革を進めるには「強い意志」を乗り越える「鉄の意志」が求められ、それを示したのは小選挙区導入後では唯一小泉氏だった。

参院選で大勝した自民党はこの既得権益層を代表する議員を大量に抱えることになった。選挙のうたい文句だった決められる政治が、大勝してそうなったかというとまだ分からない。規制改革を推し進める事は既得権益層の利益にならないことが多い。安倍首相にその覚悟があるだろうか。米国では銃規制が中間選挙の争点になり進展するだろうか。両方とも楽観的になれない。■

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