かぶれの世界(新)

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頑張れ、日本バドミントン

2023-12-30 20:45:01 | スポーツ
2年前の東京五輪前には多くのメダル獲得が予想されたバドミントンが、期待外れの銅メダル1つの結果になり、それ以降この2年間何故か世界的な大会で日本人選手の目立った活躍が大幅に減った。それと同時にバドミントン大会のテレビ中継が激減し、国民の興味が減ったたように感じる。

日本人選手が活躍すると当然のことだがその種目がニュース等で報じられ、世界的に活躍した選手の露出頻度が高まった。一方、日本のバドミントン選手はトップクラスでも世界的な大会で優勝するなど余程の活躍をしないと報じられず寂しい思いをしていた。

しかも、近年は頻繁に世界大会に参加するトップクラスの選手が疲労で全日本選手権を棄権する事態が頻繁に報じられるようになった。今回も世界的な実力の3組の女子ダブルスや混合ダブルスの1組が棄権し、男子シングルス世界ランク2位の選手が準決勝を棄権した。

その中で事実上の決勝戦だと注目された女子シングルス準決勝は迫力するゲームだったが、何と勝ち上がった奥原が足を痛めて決勝で途中棄権した。私が最も期待した男子シングルスの桃田は、準決勝で世界2位の奈良岡が棄権して決勝に勝ち残り優勝した。だが、桃田は運に良かったと思う。

桃田は長らく世界トップの座を占めていたが東京五輪で期待された通りに活躍出来ず、その後体を痛めて大幅にランクダウンしていた。今回の選手権でも奈良岡が棄権せず戦えば、仮に桃田が勝ったとしても体力を使い果たし決勝で勝つのは難しかったのではないかと推測する。

これだけ有力選手の棄権が続くと、私はMLBの大谷選手のケガを思い出した。プロ野球の投手は連投で肘の負荷が半端なく、専門のドクターが付いていても大谷は6年間で2度肘を痛め手術を強いられた。バドミントンは日本人に向いたスポーツで世界大会に頻繁に参加する機会が多い。

このところ全日本バドミントン選手権大会で棄権が頻発する事態を考えると、才能ある選手の寿命を出来るだけ長く保つ為に医療技術の点から大会運営を見直し選手の健康管理を改善すべきではないかと思う。そして「頑張れ、日本バドミントン」と応援したい。■
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2024年は民主主義存続の分岐点

2023-12-27 18:42:10 | 国際・政治
今朝の日本経済新聞のコラム記事「展望2024 民主主義」は、私がこの1年間気がかりだった民主主義の危機がいよいよ来年迫って来ると予測していた。それは2024年の米大統領選で露骨な「自国優先と同盟軽視」を唱えるトランプ前大統領が選挙戦を優勢に進めている為だ。

先日コロラド州の裁判でトランプ氏に大統領選を戦う資格はないと判決が出たが、彼の高い信じられない高い支持率はびくともしなかったのは私には驚きだった。昨年の今頃は大統領選がトランプ対バイデンなら、バイデン氏が優勢という見方が多かったと記憶しているのだが。

ロシアのウクライナ侵攻はウクライナの勇気や決意を見て欧米各国が支援に動いたが、米国が立ち上がらなければロシアのやりたい放題になったはず、米国なくして世界の民主主義を守れないと改めて強烈に印象付けた。言い換えると欧州が束になってかかっても民主主義は守れなかった。

トランプ氏がウクライナ支援に後ろ向きでロシアの侵攻を容認するような強引な停戦を示唆し、まさに3月に大統領選挙を控えるプーチンが大喜びする姿勢を示した。私には世界の民主主義をリードする米国民が何故こんなトランプ氏を支持し民主主義を危機に陥れるのか理解できない。

ことはロシアのウクライナ侵攻だけではない。コラム記事によるとトランプ氏がガザの衝突を更に泥沼化させる政策をとる恐れ、温暖化対策などの国際協力の困難化、中国等の専制的な国家の付け入る隙をつくる恐れ、インドのヒンズー至上主義化、等々米国が機能しなくなった世界がどうなるか想像するだけで怖くなる。

1週間前の日本経済新聞の朝刊で私が尊敬するIブレマー氏の評論「弱まるウクライナ支援の危険性」を読むと、欧州ではウクライナ戦争が政争の具になっており、米国の支援があっても後1年しかウクライナは持たないだろうという。状況は決して楽観できない。

しかし、トランプ氏が大統領に当選しウクライナが米国の支援を無くし、欧州の不十分な支援しか得られなくなったら、ウクライナは望まない形で停戦を受け入れることになるだろう。更に数年後にロシアが体力を蓄え「第3次ウクライナ侵攻」をすると予測する。

この予測通りになれば、2024年は民主主義の危機が始まった年として、そしてトランプ氏がそのきっかけを作った張本人として記憶されるだろう。万が一世界の民主主義が崩壊すれば英雄になるかもしれないが。日経の岐部編集委員は「英国の民主主義」が機能しており中道回帰のヒントがあるというが、私はそれ程楽観的にはなれない。幸いにも結末を見るまで生きてないと思うが。■
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クリパ漂流

2023-12-25 18:09:01 | 日記・エッセイ・コラム
11月の半ばに娘から「クリパ」は何時にするかと問い合わせのLINEメールが流れた。私は何のことか分からなかったが、クリスマスパーティのことだと聞きヘンテコな略だと思った。ともあれ家族で決めたらそれに従うと即答したが、想定外に日程と開催場所は二転三転した。

仕事が忙しかったのか息子の反応が何時もより遅く、一旦は24日に品川の長男宅から世田谷の娘の家で開催することに決まった。だが、当日は中一のサッカーを始めた孫が試合に出るので、長男家族が2-3時頃に遅れて参加すると連絡があった。更には孫のサッカーの試合を是非見学したいと私が言ったので話がややこしくなった。機会があれば一度は孫の頑張る姿を見てみたい、と。

それではどこかレストランでパーティをやろうとしたが、最早どこも予約で一杯で手遅れだった。結局のところ長男宅に夫々の家族が食事等を持ち寄り2時から3時頃にやろうということになった。プレゼントは除き食費はまとめて後から私が払うということにした。

昨日の朝9時に家内と私は自宅を出て10時に西大井駅近くの中学校に行くと、10時キックオフ予定のサッカーの試合は始まっていた。グランドが狭く8人制サッカーで、12年生の新チーム発足後のゲームだった。孫は駆けっこは早いが身体が細くやれるのか心配だった。

しかし、ゲーム中の孫は接触プレーにも見劣りすることなく対応しており、何とかチームに溶け込んで頑張っていた。頭は良いけどひ弱な子供に育ってほしくなかったので、家内も私も孫が元気に育っていると思うと安心した。スポーツを楽しむ子供になって欲しかった。

予定より早く11時過ぎには試合が終わり正門を出ようとすると自転車で様子を見に来た長男に出会った。そこから西大井駅前に戻り道を教えて貰って、私と家内は徒歩で路地道を通って戸越銀座に向かった。試合が予定より早く終わったので時間調整の為にカフェで一休みし、そこから道に迷いウロウロしながら1時過ぎに長男宅に着いた。

娘の家族や末の息子が2時前には買い物を終えて到着、予定より早く「クリパ」が始まった。子供や孫達は皆元気だった。育ち盛りの孫達は半年前に見た時より背が伸びて逞しくなったように感じた。今回は悪戯する子供達の足や腹の筋肉が堅く強くなったように感じた。一方、前回までは孫達が揃って遊んでいたが、今回は夫々に自分の好みのゲームをするなど大きな変化があった。

一方、私は移動中ずっと近所からの頂き物の北只見産のお米をリュックに入れて歩いたせいか、息子宅に着いた頃からずっと倦怠感があった。今月初めに知多半島から日間賀島に旅行した時に似た倦怠感だった。重めのリュックを担いで歩いたせいか、或いは後期高齢者の老衰のせいか。

家内は初めて行った西大井駅から目的の学校までウロウロ歩き、更に西大井から戸越から孫の通う中学校辺りの狭い路地道を考えながら歩いて疲れたのではと指摘された。多分そうだ。だが、今日の朝府中街道から多摩丘陵向陽台を経て南に向かい、稲城大橋手前で多摩川上流に向かい是政橋を渡って戻った。是政橋から真っ白な富士とシラサギの大群を見た。終わりよければ総て良しだ。■
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7度目の接種

2023-12-20 17:35:15 | 健康・病気
午前中に7回目のコロナワクチン接種を受けた。駅前の会場に行くと以前とは様子が違っていて、普通の保健所の受付みたいだった。というか普通の保健所だった。冷静になって見回すと受付の左端に接種会場はこちらという矢印があった。矢印に従って行くと今までより一回り小さい会場にコロナ接種会場の受付が見えた。

受付を済ませ待合会場に行くと10人足らずの人が座っており、折畳み椅子に座る間もなく直ぐに呼び出された。1週間前に「80肩」の治療を受けて接種時期を延期したが、今日が無料で市が対応してくれる最後の日だった。

高血圧と肩痛の治療を受けていると申告したが、若い医者は軽く聞き流して直ぐに看護婦さんが接種した。彼女は左肩の1週間前に貼ったシールを見て直ぐに剥すべきと言い、その場で剥してくれた。今日の接種後のシールも夕方には剥せと言う。明確な指示で助かった。

接種後15分様子見の為に控室で待ち解放された。出口で係の女性に「前回より接種する人が減ったね、2-3割しか接種してる人がいないのでは」と思い付きで言葉をかけた。私はいつも物事をオーバーに捉えて言う傾向がある。彼女は「そんなに少なくないはず」と曖昧に応えた。

私は言い過ぎたかもと思い、「3人家族の我が家では接種したのは私だけなので、ついて3割と言った」と訂正して彼女を笑わせた。家内は副作用が出たので接種を控えたと説明すると、彼女は納得して頷いた。息子とはコミュニケーションが無いのでと言って笑わせ会場を出た。

会場を出ると散歩を兼ねて新小金井街道を通り競馬場経由で帰宅した。天気予報は真冬の寒さだと報じていたが、日差しが強くそれ程寒くなかった。途中で可愛い子犬連れの品の好い老婦人に声をかけた。話のきっかけは殆どの場合は「犬」か「幼児」が「可愛い」がキーワードだ。

話が弾み彼女は積極的に自分の病気のことを話し始めた。腰をさすりながら「1カ月前に圧迫骨折をして大変だった」「それって背骨ですか?」「そう、すごく痛くて寝返りすら打てなかった」私も筋の石化で肩の痛みで大変だったと言いかけて止めた。

「実は僕も身体の調子が悪くまだ治療を受けてます。だけど、この歳になって健康ネタの話ばかりやるのは何か厭ですね。お大事に。」と言って別れた。話しかけたのに失礼で申し訳ないと思ったが、余りにもタイムリーに似た者同士の健康問題の交換で慰め合うのは厭だった。

帰宅して自宅で仕事をしている息子と一緒に昼食をとった。息子は家内よりワクチン接種の副作用が酷く案内を受けても接種してないという。一度ならず聞いたはずだけど私はすっかり忘れて、何度も家内や息子に接種を勧めた。私は認知症というより記憶喪失症かも知れない。■
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日英刑事ドラマ比較

2023-12-18 17:53:11 | テレビ番組
田舎での一人暮らしを長年続けた結果、テレビドラマを一人で見る時間が増えてきた。田舎では1日2,3本の刑事物を見るようになり、初めは「相棒」等の日本物をよく見たが徐々に英国物にハマった。私の好みベスト3は「刑事モース」・「ルイス警部」・「刑事フォイル」だ。英国を代表する探偵シャーロックホームズとか近年人気の女性警部ではない。

この記事を投稿する為に英国ミステリードラマの人気ランキングをネット検索すると、全く違うドラマがランクインしており驚いた。私は数年前に家内から「刑事モース」が面白いと勧められたのを機会に、英国の刑事物が好きになり「刑事フォイル」や「ルイス警部」を見るようになった。

日本の刑事ドラマに比べ英国物は殺害シーンが少なく、謎解きに重点を置いた展開のように感じる。日本物は終盤の20-30分の時間を使って犯罪を詳細に解説して終えることが多く、私は見ていていささかうんざりする。一方、英国物は沢山の容疑者が登場し、最後まで誰が犯人か謎に包まれたまま終盤まで物語が展開するというスタイルの違いがある。

それが英国ミステリードラマの特徴だと思うが、最近よく見ている「ルイス警部」は謎解きが行き過ぎて途中で訳が分からなくなる。私は訳が分からなくなるとついつい居眠りしてしまうこともある。後期高齢者になりその傾向が強くなった、認知症の傾向が出て来たのかもしれない。家内はドラマの途中で登場する人物を記憶していて犯人の可能性を指摘し私をキョトンとさせる。

そんな私を見て家内は私を揶揄う。だが、彼女も「ルイス警部」では登場人物が多岐にわたり複雑すぎる、「刑事モース」の方が展開がシンプルで分かり易く楽しめたと指摘する。一方で日本物はストーリが更にシンプルなのに、最後の解説に必要以上に時間をかけすぎる。

これは国民性の違いだろうか。結果として私は英国英語を毎日聞くものだから少し聞き取れるようになった。と言っても米語だって今は殆ど聞き取れなくなってしまった。家内は日本の刑事物は好みじゃないと言って全く見ない。家内も英語は聞き取れないが、吹き替えより字幕を好む。

私も日本物刑事ドラマを見なくなったが、一つだけ今でも好んで見る刑事ドラマがある。それは「こちら本池上警察署」で、残酷な犯罪シーンが無く市民との触れ合いを重点的に描いた異色の刑事ものだ。というより、心が温まる刑事「ホームドラマ」みたいだ。■
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