かぶれの世界(新)

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ノマド・ジーサン

2012-07-29 23:17:15 | デジタル・インターネット

午後一で羽田を発ち2時には松山に着いた。東京は朝から暑かったが、松山も暑かった。だがバスを乗り換えて松山から南に向かい峠を越えて実家のある大洲に着くと、小雨模様で息苦しい程に湿度が高かった。この土地特有の南国の盆地の夏だ。

ところで、東京の自宅を出てから愛媛の実家までの間、今迄とは時間の過ごし方が変わった。いつもなら小説なら最低1冊読みきり、ノンフィクション(NF)なら0.5冊くらいは移動時間と待ち時間で読む。だが今回は読書に当てたのは、飛行機に乗っている時間の半分だけだった。

何をやっていたかというと、携帯メールとニュースのチェックを短時間で繰り返し、残りの時間はi-Padを使って色々な情報検索やメールを読んだ。それは自宅のデスクトップPCでやることと殆ど変わらない。先日の白樺湖旅行の時は少し控えたが、今回は移動中にもかかわらず90%仕事モードで過ごした。

i-Pad は1ヶ月余り前に娘がくれた、正確には借りた。娘が仕事で使っている複数台の機械の一つを体験用に貸してくれたのだ。最初は初心者の為のコンテンツ・ビューアーとか言って、自称情報を創造・編集をする私には使えないと馬鹿にしたが、実際に使ってみると意外に役に立つ。

娘に言わせると私は機能のホンの一部しか使ってないと言い、たまに会って少しずつ活用法を教えてくれている。その機能の殆どは便利だが私には余り興味のない情報サービスだ。だが、日常のPC利用は実は私が思っていたよりネット情報検索の比率が高いことも分かった、データ入力編集に比べて。

私が言う「創造的作業」の為のワープロやスプレッド・シートはi-Padでは使い難くて生産性が悪いのは確かだ。しかし、そういう場合には作業を先送りし、後からデスクトップPCに戻って纏めてやっても殆どの場合困らない。更にKBを叩くのは情報の創造・編集より、パソコンに指示する為の場合が多く、その部分はタッチスクリーンが効率よく代替してくれた。

田舎のバスの中でスマホを使う人達は沢山見たが、私の推測では彼等は娘が教えてくれたような「便利な機能」を使っていたのだと思う。だが、i-Padならもっと「本格的な作業」が出来そうだ。今は同じ状況ではないかもしれないが、現役の頃の仕事が結構やれそうな気がする。第一癪なことに、私が使っている2世代前のパソコン(ウィンドウズXPベース)より余程早い。

今、決まったオフィスで働かない在宅勤務といった仕事の仕方を「ノマド」といって流行語になっている。ノマドとは「遊牧民」という意味だそうだ。20年前ノートパソコンが市場に出始めた頃米国で「ノマド」という言葉をよく聞いたが、私は初め「ジプシー」のことと思い実用には程遠いと感じていた。しかし、今回は使えそうだと思った。私みたいな高齢者にも。■

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椎間板関節嚢腫、快方に向かう、多分?

2012-07-25 23:50:27 | 健康・病気

40日前に左腰に痛を覚えて整形外科医に診て貰い、椎間関節嚢腫(のうしゅ)の診断を受けた。手術して取り除く以外の治療法はないと聞いた。かといって直ぐ手術をする必要があるという訳でもなさそうで、痛みを我慢できなくなった時が手術時と理解した。

MRI写真で患部がどんな風になっているか分り、医者から運動をしても良いと言われたので、自己流で嚢腫を小さくし痛みを和らげたいと思った。うまく行けば手術が不要になるかもと。自己流の対策で最有力と思ったのが単純だが痩せることだ。痩せれば嚢腫も小さくなるかもしれないと。嚢腫に汗をかかせようと思った。

それ以来約40日で体重を3-3.5kg減らした。かつてのダイエットは激しい運動と食事制限で痩せていたが、そのたびにリバウンドした。今回は腰と下肢に痛みと痺れを感じるので激しい運動は出来なかった。替りに昼と夜の食後にゆったりした散歩をすることにした。これなら長く続けられる。

トータルすると毎日10,000歩から15,000歩になる。歩数の絶対値より、夜7時半頃食事を終えて散歩し、その後翌日まで何も食べないのが効き目があるように感じる。歩き方も工夫している。しっかり歩くのではなく下半身をフニャフニャさせて歩く。後ろから見ると怪しまれるかもしれない。

その狙いは自己流だが足をリラックスさせ毛細血管の血巡りをよくする為だ。それとは別に本格的な運動は週2回ジムでエキササイズと週1回バドミントン練習をやる。その運動後は膝から下に約5分間冷水を当てるか、洗面器の水に足をつけ毛細血管から静脈への血流を冷やすようにした。冷やされた血流が嚢腫の横を通って心臓に戻る時何かが起こるのか想像もつかないのだが。

エキササイズは約2時間、最初に10分バイクを漕いで心肺能力テストを行う。次に15分毎に給水しながら1時間バイクを80%程度の負荷(150-160w)をかけて漕ぐと500-530calになる。その後のウェイトトレーニングも昔とは一変させた。

それは最大負荷で筋力を強化するより、その約40%程度の負荷に下げて30-50回上げ下げする。加えて時間があれば、更に30分かけて15度の傾きを5-5.5kmhで歩く。ガンガン走らないのも上記と同じ考えだ。

ウェイトトレーニングの変更で、歯を食いしばって重い負荷を上げ下げする無酸素運動から、有酸素運動に近いトレーニングに替ったはずだ。血の巡りが良くなって循環器系統の器官が汗をかくのではないかという自己流の判断、それにつられて嚢腫も汗をかくのではないかという期待だ。

最近見たテレビのスポーツ番組で、軽い負荷で繰り返し運動を続けるトレーニングが、大きく足を踏み込んだ後体勢を元に戻すような反復運動能力を高め維持する効果があると学んだ。第一線のスポーツマンだけでなく私のような高齢者にも効果があるかもしれないと思った。その確認として先週のバドミントン練習ではまだ効果というほどの感触は得ていないが、少なくとも悪くはなっていないと感じた。根拠はないが、副産物を期待している。

話は脱線した。問題はこの訓練法が椎間関節嚢腫の痛みを和らげる効果があったかどうかだ。明確ではないが、このところ痛みが薄くなったように感じる。どれが効果が大きかったのかどうかは分らないが、時々痛みを全く感じないままパソコンに向っていることがある。

いつも腰が痛いと嘆いているのに長時間椅子に座っている私を見て、家内は「腰痛だったのじゃないの?随分都合のいい腰痛ね」と言われ苦笑いしてしまった。そう言われて意識すると足に痺れを感じ、腰の痛みが出てきた。もしかしたら気持ちの問題かもしれない、或いは2ヶ月前に再開した降圧剤とか。確かなのは腰痛は悪くはなってない、直ぐ手術はないということだ。■

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イチローの賭け

2012-07-24 16:19:29 | スポーツ

何時ものようにテレビを見ながら朝食をとっていると、イチローがNYヤンキースにトレードされた速報が飛び込み、記者会見の様子が映し出された。トレードはイチローから切り出したもので、球団がイチローの要求を受け入れたというものだった。マリナーズは今期も最下位に低迷し、若返りを図るチームに自分の居所を失い、イチロー自身新たな刺激を求めたと説明された。

私はこの数年間いつも年初の「大胆占い」でイチローの限界が近いと予測し、昨年その通りとなった。一転して今期のイチローは復活すると予測したが、今までのところ昨年の不調から立ち直れないでいた。彼の飛びぬけて高い給与を考えると、このままでは来年はチームに残留するのは難しいかもしれないと最近の見直しで予測した。

実際、彼のサラリーで何人もの有望な若手選手を雇える。彼の説明はそのようなチーム事情と彼自身も新しい環境で刺激を受けて挑戦するという、両者にプラスの決断というもので私には理解できた。そしてヤンキースにも外野手が故障続きで補強する必要があった。三者にメリットのあるトレードだった訳だ。

だが、同時にイチローにとっては容易ではない厳しい賭けだと私は思った。ヤンキースの故障した外野手が来年には戻って来る、その時球団はどちらか選択肢を持つことになる。今日のトレードは今期だけの判断だが、来期はもっと先々を考えた契約になるだろう。仮に今年大活躍したとしてもそれはそれ、イチローが来年以降いつまで成績を残せるかが判断条件になるだろう。

ワールドシリーズでMVPになった翌年、松井は非情にもトレードされた。契約はそれまでの実績ではなく、それ以降どの程度チームに貢献できるかで決まった。その後の松井は泣かず飛ばずで、GMのトレードの判断は正しかったかもしれない。だが、その後ヤンキースもチャンピオンになっていないから100点ではなかった。いずれにしても極めてビジネスライクな判断だ。

イチローはインタビュー後2時間余りでヤンキースのユニフォームに着替え、マリナーズの本拠地セイフコ球場に立ちファンの歓声を浴びた。ファンは暖かい声援を送り、私はイチローのファンとして救われた気持ちになった。MLB中継を良く見る私にも極めて稀なシーンだった。久し振りにタイムズとポスト、といっても頭にシアトルがつくローカル紙、を読んだが概ね好意的な記事だった。

今期のイチロー・松井は不調で中継を最後まで見てない。全盛期とは別人のように打てない姿を見るのが辛く、途中でチャネルを切り替えるかテレビを見るのを止めた。大打者でもいつかは必ずバットを置くときが来る。

専門家によればイチローのスイング・スピードが少し落ちたのと、動体視力の低下が成績低下の原因と説明している。トレードによって新しい刺激を受けて体力の衰えを補い、イチローにはもう少し頑張って一花咲かしてもらいたいと祈る。■

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アメリカかぶれの嫌悪感

2012-07-23 16:59:29 | ニュース

自称アメリカかぶれの私だが、先週はアメリカの嫌なところがとても気になった。米国でのビジネス経験で「公平で透明な原則に基づくプロセス」を重視する社会(建前を含め)と感銘を受けた。だが、WBC不参加問題やオスプレーの岩国基地陸揚げには建前を守られたという感じを受けない。

米国のいいところは建前に反すると思った場合、たった一人でも悪と立ち向かう文化がある。「出る釘は打たれる」とか「空気を読む」という言葉はない。映画ハイヌーンで中年の保安官が一人悪に立ち向かう姿を、「スタンドアップ」といって称える文化が米国にはある。WBC不参加は選手会が立ち上がったのだと思う。一方で、原発反対運動には立ち上がり方に危うさを感じる。

WBC不参加を支持する

日本プロ野球選手会のWBC不参加決定を私は支持したい。世論調査では世界と戦う日本人チームの姿を見たいという声が多かったが、こんな‘不平等条約’を何時までも甘受するのは良くない。WBC三連覇がかかっているからといって筋を曲げてはいけない。

日本プロ野球機構(NPB)は選手会と交渉するより、選手の為にメジャーリーグ(MLB)と交渉すべきだ。ファンの声を聞くべしという意見も理解できるが、そのために大義を曲げてナアナアで済ませてはいけない。私はファンとして選手会の決定を支持する。

自治体の首長が選挙公約を実行しようとして議会と対立した時、政策の良し悪しに触れることなく仲良くせよという市民の声が良く報じられる。こんな不見識な意見はない。サムライジャパンのプレイを見たいというファンの声には、仲良くせよという市民の声と同じ臭いがする。

ちょっと待った、オスプレー

事故が相次ぎ安全性に疑いが持たれているオスプレーの岩国基地への陸揚げが今朝から始まったと報じられている。日米安保条約に基づくもので岩国への持込はやむを得ないようだが、安全性に疑いがある限り絶対に飛ばしてはいけないと私は思う。守るべき一線はここだ。

これだけ安全性に不安がもたれてしまったら、オスプレーの技術的な安全確認は当然として、米国の人口密集地帯の上空を飛んで初めて日本での運用を了とするのが私の意見だ。オスプレーが我国の安全保障の強化の為にも必要だと理解するが、日米で安全の二重基準は許せない。

言論を封殺して良い理由などない

原子力発電を将来どうすべきか議論する為のタウンミーティングに、電力会社の社員が出席して発言したことに強い反発が出た。これを受けて、政府は今後電力会社社員をミーティングに出席させないと決めた。これは言論の自由を奪う問題だと私は思う。電力会社とその社員だからといって発言を封じられる根拠が私には分らない。

どういう背景の人であっても発言の機会を与えないというのは異常だ。「言論の自由」という観点から言うと反原発運動家の一部に相手の発言を遮ったり妨害する人達が問題だ。この人達の非民主主義的態度は議論を深めることなく、二項対立が絶対安全神話と隠蔽体質を生んだ歴史がある。

非民主主義的な姿勢によって国民が原発反対運動から離れる可能性すらあると私は心配だ。昔見た不幸な結果になる恐れがある。50年前の「安保反対」運動が先鋭化し、悪魔の集団に変質したみたいな事態を私は思い出す。こういう連中は景気付けにはいいが、運動を乗っ取らせてはいけない。

更に、普段「言論の自由」に敏感な反応をするマスコミが、この問題に対しては反応が鈍いのは気になる。想像力を働かせば、これを許せばいつか自分に跳ね返ってくることが理解できるはずだ。反原発運動に燃える大衆に対して今マスコミはスタンダップし、異なる意見に耳を傾け議論する中からベストでなくともベターな賢いコンセンサスを作り出すよう導く努力をすべきである。■

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イジメ大国

2012-07-20 14:41:58 | ニュース

今、日本は全国的に壮大な規模で「イジメ」が進行している。テレビは多分大津市のいじめに関る報道に最も時間を使っているだろう。教育の専門家から芸人やタレント、更には一般の人が出てきて厳しい非難を繰り返した。全員が東を向いているようなので、例によって立場を変えて私の見た西向きのいじめ論を紹介したい。

勿論、大津市で起こったいじめで自殺したといわれる中学生の事件についてだ。テレビを中心とするマスコミの論調は、中学教師と市の教育委員会及び所轄の警察の対応が適切ではなかったというものだ。異常なのはマスコミが1週間余にわたり繰り返し最大限の非難の集中豪雨を続けたことだ。反論は許されない、彼らは一切の言い訳を許されない被告席に立たされた。

事態はエスカレートされ学校と教育委員会に県警本部の捜査が入り、教育委員会のあり方から政治問題にまで発展しそうな勢いだ。教育関係者が非難されるのは当然だと私も思う。いわば見に覚えのある「不作為」が原因との非難は甘んじて受け入れ、まずは事実と原因解明に協力をすべきだ。

だが、一方で私はマスコミの集中豪雨的非難の嵐に違和感がある。誰の目にも明らかに非があり、非難しても安全と分った瞬間から、キャスター・評論家・タレントなどからなるマスコミムラの連中が一斉にターゲットを叩き始める。口を揃えて非難することにより出演者も視聴者もカタルシスを得る。これは非常に日本的なことか世界共通なのか分らないが、私には異常に感じる。

マスコミのイジメには条件があって、そのターゲットは余り強くなくメチャクチャ言っても反抗してこないことが絶対的な条件だ。その条件が満たされると安心して念入りに時間をかけてターゲットをボコボコニにする。学校の現場でやると、これはいじめといわれる。何のことはない、彼等マスコミはいじめのお手本を示しているのだ。これでは全国的にいじめは蔓延るばかりだ。

だが、全国規模でマスコミがやるとニュースの一環となり誰からも非難されない。国民全員が傍観者だ。何と壮大な!このイジメはネタ切れになりそうになると、お抱え評論家に新たに理屈付けさせ或いは使えそうな海外の論評を見繕って引用する。しかも、このイジメは殆どチェックされない、仕返しが怖いからだ。

この全国規模のイジメは防ぎようが無い。別の事件が起こり、次の獲物(ターゲット)が見つかるとスーッと消えて行く。心配することはない、幾ら深刻な問題でも、何故かスーッと消える。忘れた頃に裁判などの新しいイベントで思い出させてくれるが、大抵は叩く相手ではなくなっている。

だが、今回の場合これだけ大規模な凄いエネルギーでイジメられると、第二の犠牲者が出ないか心配だ。2、3日前いじめの対応に苦慮したと思われる校長が自殺というニュースを見てドキッとした。もしかしたら今回の大津市のいじめ自殺事件に関係してないかと。

ところで大津市の教育関係者の前までは、東電が完璧で理想的なイジメのターゲットだった。国会事故調の報告書が指摘するように、実は原発事故は東電だけではなく長年にわたる原子力ムラ、更に私のように拡大解釈するならば立地自治体からマスコミにまで責任は求められるのだが、東電イジメを続けることにより長期的な隠れ蓑にもなる便利なものだ。■

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