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かぶれの世界(新)

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高齢者のテレビ番組評

2025-02-20 14:36:28 | テレビ番組
偽痛風や股関節痛でスポーツや外出の機会が減り、家に籠ってテレビばかり見てる時間がめっきり増えた。運動できず、筋肉量が減ったと思うととても辛い。10年以上前に遡ると毎年100冊目標に読書していたが、今では全く読書しなくなった。実家の書斎に続く二部屋の本棚には未読の本が沢山積まれている。今や年賀状を出さず読書録を投稿することもなくなった。

その結果として家に籠りテレビ視聴時間が増えた。最近では毎日NHK朝ドラ、朝昼晩のニュース、「ぽつんと一軒家」など定例の番組以外に、気分転換でドラマや映画を見る。先に投稿したテレビ報道の文春化にうんざりしたせいか、ニュース以外にもいろんな番組を見るようになった。最近では私の番組の好き嫌いの傾向が変わって来たと感じる。

ここに来て私の同世代の出演者が亡くなった後に再放送される番組を見て微妙に悲しい気持ちになる。その代表的な番組が、NHKBS朝ドラの後15分間流される火野正平氏の「にっぽん縦断こころ旅」だ。私と同世代の彼が視聴者からの思い出を紹介し自転車を走らせる。

私は亡くなった彼が視聴者の懐かしい思い出の手紙を読む場面を見るだけで辛くなってチャネルを変える時がある。同世代で亡くなった芸能人は沢山いるが、何故か彼が手紙を読む場面だけ辛くなるのだ。番組の後継者候補として今迄出演した中では田中美佐子さんのとぼけた喋りが好きだ。二人に共通するものがあるのだろうが、それは多分とぼけた喋りだと私は思う。

その他によく見る番組は私の田舎暮らしを思い出させる「ぽつんと一軒家」だ。狭い道を辿り山奥に住む一軒家の人達は私の田舎暮らしを思い出させてくれる。毎週出演する人達の多くは私より一回り年上なのに元気で暮らしており驚かされる。田舎で趣味の山裾歩きやサイクリングする時を思い出させてくれる。現実は誰も住まなくなった廃屋を沢山見かけ、ちょっと辛いものがある。

毎朝見るNHKの朝ドラはとかくケチをつけるマスコミの批評程悪くないと思う。朝一で余り刺激的なものは見たくない私の希望に応えてくれる番組だと思う。現在放送されている「おむすび」は、ドラマとしての面白さは別に、田舎で一人暮らしの高齢者の生き方に参考になる。我ながら色々な見方があるものだと思う。他の高齢者の人達の好みはどうなんだろうか。■
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2025年の日本をヘンテコ占い

2025-01-13 17:44:47 | テレビ番組
この記事は1月2日に作成したものです。年末年始にマスコミが報じた我が国の冴えない姿を見て、今年の日本はどうなるのか不安に思ったという内容です。

昨年の暮れから左骨盤辺りに痛みが出て、外出もままならず殆ど家に籠りきりでいた。結果的にテレビばかり見て過ごした。印象に残ったのはバドミントンの日本選手権と紅白歌合戦だ。最初に断ると本稿はテレビで見た印象から今年の日本がどこに進むかの予測だ。そんなもので今年の予測をするなんて馬鹿馬鹿しいと思うだろう。全くその通り、なので表題を「ヘンテコ占い」とした。

この数年は桃田が無敵の世界チャンピオンになり、お陰で男女の単副から混合まで日本人選手が世界レベルで活躍するようになった。その結果バドミントン大会のテレビ中継が増え、バドミントンファンの私は頻繁にテレビ中継を見た。だが、桃田が不運な事故でオリンピック等の大会で大本命の金メダルを取れず、他の種目でもメダルが取れず次々と敗退してしまった。

その結果、バドミントン関係のテレビ中継が次々と消えて行った。今回の日本選手権に出場した選手やペアは殆ど知らない人達だった。パリ五輪で唯一の銅メダルを取った混合チーム「ワタガシ」は解散し、30代前後のかつての世界レベルの選手と新しいペアを組んだが優勝には至らなかった。唯一高校生の女子単選手が日本一になっただけ、他に期待できる若い選手は現れなかった。

次に大晦日の紅白歌合戦で、最近世界的人気だと言われている歌手達の歌がどんなものなのか興味があった。だが、残念なことに聞いたことがある歌手の名前は2,3人、他の歌手は名前も曲も聞いたことがなかった。初めて聞く曲は後期高齢者の私には知らない曲で惹かれることもなく、とてもついて行けなかった。近年になって世界的人気というシティポップスは誰も出場しなかった。

これらの出来事から私は最近の出来事とマスコミ報道を結び付けて、日本の未来を考えてみた。年末
年始のニュースは能登半島の大地震の被害者の声を次々と伝えていた。彼らは殆どが高齢者で地震や大洪水の災害からの回復に難儀する悲しくなる声だった。被害の大きさは神戸大震災や東日本大震災に比べて圧倒的に少ないが、これでもかといった調子で報じるマスコミに違和感があった。

神戸は大地震2週間後に回復モードが町に溢れ、東北地方の被災の悲惨さは桁違いに大きかったが前向きに取り組む多くの人達が報じられた。能登半島に住む高齢者が難儀するのは全くの事実だが、それでは誰も彼もがっかりするだけで元気付けられず、最悪のマスコミ報道の姿だと思う。この手の報道は、想像するにマスコミに関わる人達も等しく老化した為ではないだろうか。

例えば、マイナンバーカードの普及が進まない、保険証や免許証などとの共用が進めばとても便利になるのは間違いない。だが、高齢者にとってはマイナンバーカードへの切り替えは大変だ可愛そうだとマスコミは伝えるばかり。むしろ皆でマイナンバーを推進しよう報じるべきだと後期高齢者の私は思う。マスコミはマイナスの方向を報じるのが大得意、あるべき姿の逆方向だ。

こんな我が国の傾向は今年も続き残念ながら日本の進むべき方向を定めるだろう。多分、これが民主主義世界の日本が進むヘンテコな道だと私は予測する。私が見たNHKのプロジェクトXが唯一能登半島炊き出し地元を支えた姿を描いていた。日本に負けず米国もドイツもフランスも頑張ってヘンテコな道を進むだろう。そしてその後で各国の復元力が問われている、ヤッパリ米国かな。■
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パリオリンピックの出来栄え

2024-07-29 20:07:01 | テレビ番組
旅行から帰った二日目の先週金曜日からフランスのパリで夏季オリンピックが始まった。前日パリから四方に伸びる新幹線を狙ったテロが報じられたが、国立競技場ではなく異例のセーヌ川で実施された開会式から無事に競技は進行しているようだ。仕事で一度だけパリとアンジェに行ったことがあるが、私にはセーヌ川沿いの道を歩いたが何とも景色が思い出せない。

セーヌ川を下る観光船に乗った各国選手団が手を振るテレビ中継を見た時は、ああー100年振りにオリンピックが始まったと思った。素晴らしい仕掛けだ、フランスは中々やるじゃないかと思った。今後オリンピックが開催される国々でも真似されるものと期待した。だが、途中からセーヌ川沿いで仏芸能人らしき人達のダンスを長々と見せられてややうんざりした。

だが、最後に長く闘病中で老け顔だったセリーヌ・ディオンが「愛の賛歌」を歌う元気な姿を見て涙が出そうになった。90年代半ばに米国で仕事をした時が、彼女の全盛期だったと思う。毎日のようにテレビやラジオから彼女の歌が流れていたのを思い出し、当時の彼女を忍ばせる姿を見て思わず涙がこぼれそうになった。

私は日本のバドミントンやサッカーがオリンピックで活躍するのを楽しみにしてた。2003年に早期退職後に市内や故郷のクラブで趣味のバドミントンを楽しんだ。だが、東京大会で期待されたバドミントンが不調に終わり、今大会のテレビ中継が激減した。一方サッカーは人気があり男女ともに期待通りに活躍しそうだ。こんなに成績と放送時間が比例するのは少しイラつく。

正直言うとそういう私も、日本人選手が活躍すると競技種目に関わらずテレビ中継を見たくなる。オリンピック種目に限らない。このところのMLBの大谷選手の大活躍があると、毎日のようにテレビ中継録画を見る。また、ネット検索して詳細な情報を調べる。家内は日米ともに野球ファンではなかったが、今やMLB野球について私よりかなり詳しくなり教えを乞うようになった。

オリンピックが成功するかどうかは、スポーツファンがSNSやネット検索等によって詳細な情報を知った上でテレビ中継を見るかによるのではないだろうかと思う。スポーツに限らず政治やビジネスでも成功するか否かはSNS次第なのかもしれない。パリオリンピックはその点で成功してるのではないかと思う。■
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日英刑事ドラマ比較

2023-12-18 17:53:11 | テレビ番組
田舎での一人暮らしを長年続けた結果、テレビドラマを一人で見る時間が増えてきた。田舎では1日2,3本の刑事物を見るようになり、初めは「相棒」等の日本物をよく見たが徐々に英国物にハマった。私の好みベスト3は「刑事モース」・「ルイス警部」・「刑事フォイル」だ。英国を代表する探偵シャーロックホームズとか近年人気の女性警部ではない。

この記事を投稿する為に英国ミステリードラマの人気ランキングをネット検索すると、全く違うドラマがランクインしており驚いた。私は数年前に家内から「刑事モース」が面白いと勧められたのを機会に、英国の刑事物が好きになり「刑事フォイル」や「ルイス警部」を見るようになった。

日本の刑事ドラマに比べ英国物は殺害シーンが少なく、謎解きに重点を置いた展開のように感じる。日本物は終盤の20-30分の時間を使って犯罪を詳細に解説して終えることが多く、私は見ていていささかうんざりする。一方、英国物は沢山の容疑者が登場し、最後まで誰が犯人か謎に包まれたまま終盤まで物語が展開するというスタイルの違いがある。

それが英国ミステリードラマの特徴だと思うが、最近よく見ている「ルイス警部」は謎解きが行き過ぎて途中で訳が分からなくなる。私は訳が分からなくなるとついつい居眠りしてしまうこともある。後期高齢者になりその傾向が強くなった、認知症の傾向が出て来たのかもしれない。家内はドラマの途中で登場する人物を記憶していて犯人の可能性を指摘し私をキョトンとさせる。

そんな私を見て家内は私を揶揄う。だが、彼女も「ルイス警部」では登場人物が多岐にわたり複雑すぎる、「刑事モース」の方が展開がシンプルで分かり易く楽しめたと指摘する。一方で日本物はストーリが更にシンプルなのに、最後の解説に必要以上に時間をかけすぎる。

これは国民性の違いだろうか。結果として私は英国英語を毎日聞くものだから少し聞き取れるようになった。と言っても米語だって今は殆ど聞き取れなくなってしまった。家内は日本の刑事物は好みじゃないと言って全く見ない。家内も英語は聞き取れないが、吹き替えより字幕を好む。

私も日本物刑事ドラマを見なくなったが、一つだけ今でも好んで見る刑事ドラマがある。それは「こちら本池上警察署」で、残酷な犯罪シーンが無く市民との触れ合いを重点的に描いた異色の刑事ものだ。というより、心が温まる刑事「ホームドラマ」みたいだ。■
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失望のシティポップ

2023-11-12 14:01:44 | テレビ番組
昨夜録画したBS朝日の音楽番組「シティポップ・スタジオ 今聴きたい名曲」を見てがっかりした。80年代に覚えのある曲や歌手が出てきたが、曲を聴いても期待したほど魅力的じゃなかった。私は歌の上手い下手は分からないが、魅力的な出来栄えの音楽番組には程遠かった。

90年代末に帰任し2003年に退職後は竹内まりやのファンになった。他にも高橋真梨子・稲垣潤一・中西保志等が好みでYouTubeなどで聴いていた。私は最新の曲には付いて行けなかった。90年代半ばから米国で仕事をし、カントリーやジャズに触れたのも一因だろう。

数年前にシティポップが海外で話題になっていると初めて聞いた。海外で人気という「プラスティック・ラヴ」は知らなかった。続いて海外で松原みきを始め同時代の曲がシティポップとして世界的に広まった。勿論、どんなシティポップでも好きだった訳ではなかった。だが、初耳の松原みきの「真夜中のドア~Stay With Me」は悪くなかった。

ところが、冒頭で紹介したシティポップスは、私的には音楽番組としては最悪だった。質の高い音楽番組を期待したが、どれもこれも楽しめなかった。若々しかった歌手がその後ヒット曲に恵まれず、30-40年後に突如再び脚光を浴びたが、最早衰えを隠せなくなったように感じた。聴いてて辛くなり、途中で早送りしながら見た。

或いは、歌手の声を魅力的に見せる音響効果とか番組の作り方が拙かったのかもしれない。何れにしろ、せっかく盛り上がったシティポップの人気がこれでは台無しになると心配だ。YouTubeには多分歌手がベストの時の作品がアップされているはず。60-70歳になった歌手に若い頃のように唄えと言うのは、厳し過ぎる無理な要求なのだろうか。■
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