かぶれの世界(新)

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私のマスコミ批判2022(1)

2022-12-31 18:45:09 | ニュース
コロナだけのせいにする積りはないが、後期高齢者になった私はすっかりテレビ漬けの生活にハマってしまった。それだけで私がマスコミの評価をするのは短絡的だ。言い訳すると、私の天邪鬼で短絡的な性格と、世界の英語圏からのニュースを読みデータ重視の技術者魂の視点から、日本マスコミとは違う見方をしたと思い、偉そうなテーマでテレビ等の番組を批評する。

尤も、最近の若者はネットが主な情報源になったと言われるようになった。必ずしも新聞テレビを読んで物事を判断しているとは言えないようだ。私が頻繁にマスコミ批判するようになったのは、日本の新聞テレビ以外の情報源を持っているという点では同じかもしれないと思う。

先ずはスポーツから。東京オリンピックで期待を裏切る銅メダル一つに終わったバドミントンから。それ以降バドミントンの試合中継が殆ど無くなり、ニュースになることも徐々に減った。一昨日昨日と行われた日本選手権が久し振りにテレビ中継された、といっても地デジではなくBSとCS中継だった。不調だと言われた桃田が準決勝より決勝で自信を取り戻したような戦いを感じた。

私はバドミントンのテレビ中継が激減した理由が何だったか気になっていた。先日のサッカーW杯で熱狂的に報じた同じマスコミが、日本が負けた瞬間から徐々に平熱に下がったのと同じ線上にあると思う。全く逆の扱いを受けているのがバドミントンだと私は感じた。五輪前後の扱いの違いに違和感がある。一方で何でカーリング(失礼!他意はありません)が頻繁にテレビで報じられるのか。

マスコミは日本の視聴者が望んでいるからと言い訳しそうだ。だが、それは真のスポーツ愛好者の姿ではない。かつて高校野球の主催者である朝日新聞は成長期にある高校生投手の連投禁止に積極的に動かなかった。米国高校野球のルールは明らかだったのに無視し、その為に肩を痛め多くの日本の若者の夢を台無しにした。マスコミの主張する「人権重視」を使い分ける報道に失望した。

こんな風にスポーツの分野以外でも今年私が見聞きして矛盾を感じたマスコミ報道について指摘してみたい。先ずは分かり易いスポーツから始め、私のつたない経験から今年2022年に政治経済の分野等について起こった問題を指摘したい。■
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物忘れ高齢者夫婦の1日

2022-12-28 22:46:27 | 通販・買い物
昨日はとても疲れた、しかし楽しい1日だった。調布で買い物と食事をしようと珍しく家内から申し入れがあった。最近物価上昇が続き食料品毎に安価な店を選んで買い物をするようになった。コーヒー豆も購入する店を変え、会員になって3%割引のカードを作った。

調布駅に同じ店が出展して美味しい肉を安く買えるので、一緒に行き私のカードを利用したい、ついでに食事をしようという。私も再開発された調布駅周辺がどうなったか興味があったので二つ返事で了解した。だが、それは家内の勘違いで、全く別の店で目的の肉もなかった。

再開発された駅前のビルもシネコンとか電気器具店とかで、家内も私も当座欲しい買い物の対象になる店はなかった。それではと今度は最近私が良く行くスーパーに行こうと家内から申し入れがあり、私も家内にお店を紹介したいと思っていたので即答で了解した。

京王線で分倍河原に行き、南武線に乗り換え西府に行った。私の記憶違いで調布駅と分倍河原駅で乗り換えの為にホームの端から端まで歩く羽目になった。家内と一緒でなければワーキングを兼ねて歩ける距離なのだが、言い訳にはならなかった。

スーパーでは時間をかけて商品を選ぶ家内に付き合った。実は二人とも近くに住んでいるのに西府駅に下りたのは初めてで、駅前のスーパーに到達するのにウロウロしてしまった。家内は商品ごとに値段を確かめながら買い、私が勧める理由が分かってくれたと思う。

帰りに甲州街道と旧甲州街道の間にある長崎ちゃんぽんが売りのラーメン屋で昼食を済ませた。その向かいにあるトンカツ屋は前日行ったところで、私はスマホを忘れて自宅との間を往復した。食事の途中で二度三度と忘れ物をしない様に家内に注意された。ラーメンは美味しかったのだが。

今日1日かけてこんなにタイパの悪い買い物をしたのは、そもそも調布のお店と府中のコーヒー豆店が同じだと勘違いしたからだと、忘れ物の注意を嫌味で返した。現実は、交通費だけで安物買いの効果など吹っ飛んでしまった。■
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東京郊外の生活2022-23(3)

2022-12-26 20:21:51 | 日記・エッセイ・コラム
昨日家族全員が恵比寿に集合してクリスマスパーティをした。最近都心に出掛けることが滅多にない私は、昔とは違う風景に驚くことばかりだった。恵比寿駅を降りると恵比寿ガーデンプレイスまで屋根付き歩道橋上の自動歩道が続き、日曜日のクリスマスなので中々の人出だった。

恵比寿のガーデンプレイスには何度か行ったがその頃は歩道橋も高層ビルもなかった。39階のイタリアンレストランの窓から足元に西東京の街並が広がり、その先に丹沢山系から奥多摩が続き、青空に真っ白な富士山が見えた。そんな景色を見ながら窓際のテーブルで楽しく食事をした。

田舎の実家でやった母の七回忌の時に見た孫たちがたった半年での成長ぶりには驚いた。大崎に住む長男と小6・小3の孫は自転車で来たという。特に小6の孫は背が伸び声変わりして急に大人になったように感じた。小3も含め3人の子供達はクリスマスプレゼントに夢中で口数が少なくなり、何時か彼等は反抗期になるかも、親は苦労するかもしれないと余計な心配をした。

パスタにピザやステーキと泡モノとワインといった月並みのイタリアンメニューだった。皆がてんでにオーダーし、気が変わってキャンセルするので、私らしくウエイターの心配をした。味は普通に美味しかったと思う。子供達がピザを丸々1枚食べてしまうのには驚いた。予算担当の私にはイタリアンはリーズナブルで助かった。

パーティの為にその前日ワークマンに行ってウォームパンツを買った。見かけは作業服みたいだが暖かく気に入って購入することにした。パーティには少しはましな恰好で行けと強く家内に言われてた。確かにいつもものトレーニングパンツにレッグウォーマーよりはましだった。

店舗の進出は後発なワークマンは田舎ではOKでも、東京近辺では街の外れで自宅から徒歩で往復5キロの距離を歩いた。だが、普段から歩き慣れた私には良い散歩だった。街の外れを歩くと色んな発見があった。ワークマンの店舗の周辺が畑から宅地に変わっていた。目についたのは道沿いのコンビニ2軒が駐車場付きに変わっていた。こちらは田舎のコンビニの方が進んでいると思うが。

自宅とワークマンを往復した「ハケ上」の小径から綺麗な富士山が見えた。先月帰京した頃には冴えない天候で殆ど見えなかった富士山が、このところ快晴が続き毎日見えて散歩が楽しい。ワークマンで買った手袋をするだけで温かさが倍増する。

昨日でクリスマスが終わり、大國魂神社の参道の両側に夜店を準備する姿が見られた。参道に続くケヤキ並木に並んでいた飾り馬から芸術的な竹の灯篭の飾りつけの準備が進んでいた。いよいよ正月の飾り物を自宅にも準備する時が来たようだ。■
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日米の平均寿命差に疑問

2022-12-24 22:35:14 | ニュース
日米で同じ時期に平均寿命が発表された。発表された日米のデータには理解できない単純な差があった。しかし背景には単純ではない何かがある、是非知りたいと思う。

(1)米国は2021年の平均寿命だったが、何故か日本は2020年の平均寿命だった。日本が何故1年遅れなのか全く分からない。

(2)米国の平均寿命が76.4歳(0.6減)、男性73.5(0.7減)歳、女性79.3(0.6減)歳だった。
一方で日本は男性81.49(0.72増)歳、女性87.6(0.6増)歳だった。

(3)米国のコロナ感染と薬物過剰摂取で平均寿命が減少したのに何故日本は伸びたのか。

私にはこの平均寿命の差は単純な数字の違いに加えて、日米の厚生省や医療システムと医療保険制度等の違い、米国の大量の移民移民、薬物の過剰摂取等が影響していると思う。

又、1年の発表のずれは日本の厚生省や医療システムのデイジタル化の遅れかもと疑う。この日米の差は根本的な問題を含んでいると思われ、深堀すべきだと考える。■
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ウクライナの教訓

2022-12-23 17:18:31 | 国際・政治
ウクライナのゼレンスキーレンスキー大統領が21日にバイデン大統領と会談し、その後米連邦会議で演説したと報じられた。直前までウクライナ東部の激戦地を訪問し兵士を激励後、ポーランドに列車で移動し米軍機で米国を訪問、取って返してポーランドに戻り首相と会談したという。移動時間しか寝る間がなかったはずだ。ウクライナ大統領は現在世界で最も多忙な激務だろう。

世界の民主主義国にとってウクライナ戦争は極めて重要な教訓が得られる機会であり、特に日本は国のあり方を見直す又とない機会であると思う。最も大事だと痛感するのは「日本は日本人が守らなければ誰も助けてくれない」ということだ。インフラを破壊され滅茶苦茶な生活を強いられても、ウクライナ人はひるむことなく戦っている。大雪だと言って騒いでいる場合じゃないのだ。

今回の欧米のウクライナ支援を見てはっきり言って欧州は頼りない、米国がいなかったらウクライナ戦争はとっくに終わっていたと思う。2014年のクリミヤ半島を失った時はウクライナは実質戦わずして敗れた。今回はウクライナがロシア侵攻に備え準備しており、国民が立ち上がって初期の戦いを持ちこたえ欧米が支援に乗り出す時間を作ったと言える。

だとしても米国が支援しなければ、欧州の各国は中途半端な支援をしウクライナに停戦を押し付け、一方で依然としてロシアのエネルギーに頼っていたと私は疑う。ロシア軍の侵攻が始まった頃に私が見たテレビのニュース番組では、戦争反対を旗印に停戦を呼び掛ける多くの日本の知識人を見かけた。この人達はウクライナの人達が血を流して守ろうとしてるものを理解してないと思った。

守るべきは「第二次世界大戦後に何千万人の犠牲のもとに確立した民主主義、国境や市民が選挙で指導者を選ぶ権利」を何が何でも守らなければならないのだ。(日本経済新聞2/23 FTコメンテーターの転載記事より)FTの筆者は欧州にとって存亡をかけた戦いだという。だが、私は世界の民主主義国にとっても存亡をかけた戦いであり、日本人にとっても他人事ではない。

にも拘らず米国の民主党と共和党には同盟国でないウクライナの支援は温度差があるという。「アメリカ第一」の共和党の考えはある種の怖さを感じる。そのような背景の下でゼレンスキー大統領は連邦議会演説で「皆さんのお金は慈善事業ではない。世界の安全保障と民主主義への投資だ」と訴えたのは適切だったと思う。そして我が国にも当てはまる。

現実の問題としてロシアのウクライナ侵攻は世界中のロジスティック網をズタズタした。資源エネルギーや食料の入手も容易ではなくなり世界中で物価が急上昇した。これも又、ロシアが起こした戦争が世界中に与えた被害であり、なかでも日本は最も大きな被害を受けた国の一つだ。

それがウクライナの教訓だと私は考える。ウクライナ戦争で我が国が武力による直接的な被害を受けなくとも、今後も経済やサイバー攻撃等いろいろな形で被害を受けると予想される。引き続き極めて深刻な影響を受ける覚悟で安全保障を強化し備えるべきだと信じる。■
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