かぶれの世界(新)

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登山靴効果

2017-03-29 22:13:11 | スポーツ
4日前から足慣らしに登山靴を履いて散歩している。近年山に行くと言えば高尾山・陣馬山など近場の山歩きで、登山靴でなくともトレイル・ラン用の靴で十分だった。物置にしまっていた登山靴を取り出すと思ってたより重く、念の為に靴をもって体重計に乗っかると体重+2kgあった。

何で登山靴かというと、来月後半に家内と息子と連れだってパッケージ・ツアー「立山アルペン・ルート」に出かけることにしたからだ。旅行を主催するエージェントに聞くとスニーカーより防水加工の靴が良いという。家内に聞くと引っ越し時にゴム長靴を廃棄したというから、私には登山靴しか残ってなかった。

しかし、2kgの靴を履いて歩けるか脚力に自信が無かった。試しに練習を兼ねて登山靴でいつもの散歩コースを歩いてみると、思ったより楽に歩くことが出来た。何だ、歩けるじゃないかといつもの距離を歩いて帰宅すると額に薄っすら汗をかいていた。普通のウォーキングシューズでは絶対に汗をかくことはない。

汗の効果があったのか翌朝から血圧が下がった。3日前から123/81,127/79, 128/83だったのが、登山靴で歩き始めてから今朝まで118/74, 114/75, 113/74, 115/76に下がった。「登山靴効果(2kgの重りを付けて4-5km歩いた効果)」は速攻で血圧値に現れたと思う。他に自覚症状の変化はない。これって本当でしょうか。

因みに登山靴は米国の専門店REIが15,6年前に日本進出(南大沢だったと思う)した時買ったmontrail(イタリー製)で、その後その靴を履いて数年間主に南アルプスや奥多摩の山を歩き、息子とカナディアン・ロッキーにも行った本格的なものだ。REIは直ぐに日本撤退したので思い出になっている。これは捨てられない。■
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照ノ富士の忖度?

2017-03-27 11:03:02 | スポーツ
稀勢の里の新横綱として逆転優勝は日本列島を沸かせた。普段は大相撲中継を見ない我が家でも、夕方6時前にチャンネルを切り替え稀勢の里の劇的な優勝をリアルタイムで見ることが出来た。昨夕はNHKニュースがトップで興奮気味に報じ、今朝は一般紙が1面、スポーツ欄、社会面と紙面を使って伝えた。

ここで、天邪鬼でひねくれ者の私は例によって違う見方をしたい。稀勢の里が勝った時私が最初に思い出したのは、1984年のロス五輪で肉離れを起こした山下が優勝した時のことだ。決勝で戦ったエジプトのラシュワンは山下の負傷した右足を攻めず、結果山下が優勝したと言われる(諸説ある)。彼はフェアプレー精神を讃えられ、後に日本訪問時に歓待された。

私はこの時スポーツマンがあらゆる手を使って勝利を目指すべきと思っていたから微妙な気持ちになり、ラシュワンを開けっ広げに歓待した日本人にも若干違和感があった。下手すればヤラセとか八百長と言われかねない行為だという思いがあり、素直に日本人選手が勝ったと喜べない気持ちが心の隅にあった。

今回も日本人の圧倒的多くが応援するが、怪我をして万全でない稀勢の里に対する思いが照ノ富士にあったのではないかと推測する。それは無意識だが人気の先輩横綱に対する配慮とか優しい思いがあったかもしれないと思う。素人ファンながら、取り口は強引に左肩の傷口に打撃を与えるようなものではなかった気がする。

だが、後からの報道では照ノ富士にも足に古傷があり、直前の取り組みで悪化していたとも聞く。その為に優勢に攻めながら土俵際で稀勢の里の回り込みや投げに足がついて行かなかったとの解説を見た。私風に解釈すると、それだからこそ照ノ富士がギリギリのところで踏み止れず優しさが出てひっくり返されたのだと思う。

何が何でも絶対に勝つという勝負の世界の思いを照ノ富士が貫けたかどうか、正直分からない。最近流行りの言葉で言うなら、彼の優しさが勝敗を分けたのは「忖度」だったのだろうか。勝負の世界ではそれも含めて勝ちか負けかが決まる。相撲に限らずあらゆる戦いにおいて、昔から優しい性格が災いして大成出来なかった人達が累々と続く。そして勝者のみ名を残す。■
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アパート・バブル!

2017-03-26 10:21:30 | 社会・経済
最近どこを歩いても新築の家が目立つ。以前は木造平屋の家だった跡地に新築の一軒家建つ例がどこを歩いても多い。だが、最近目立つのは駅前のタワーマンションの林立と共に、3階以上10階未満のアパートだ。家を潰した跡地を駐車場に転用する例が一時期目立っていたが、最近は駐車場が増えていると感じない。

だが、一方で私の住む府中市の広報を見ても人口が急増したという印象はない。市の手厚い育児補助などで若い夫婦に人気という割には、データでは2005年から1.3万人の人口増だ。昨年仮住いした団地は空き家がかなりあった。もっと便利な幹線道路沿いのアパートでも人が住んでいる気配がない部屋がかなりある。

この疑問の背景に迫る記事が今日の日経にあった。15年にアパートを建てると空き地より相続税が安くなるという税制改正と、マイナス金利で貸出先を求め無謀な拡大を進めている中小金融機関が背景にあるという。貸す方も借りる方もアパートの総需要等お構いなしに突き進んでいる姿が近所の新築アパートと重なって見えた。だが、借り手を見つけられず十分な家賃収入が得られず借金返済に困る大家が増えているらしい。

共に自己責任が基本だが、米国のサブプライムの焦げ付きが連鎖波及しシステミックリスクに拡大、世界的な信用危機になったのはまだ数年前のことで記憶に新しい。金融庁が調査に乗り出したというが手遅れにならないように今すぐ処置すべきだ。私の誤解を恐れぬ大胆推測では、アパート資金の借り手は高齢者だ。

二流三流の金融機関におだてられ多くの小金持ち高齢者が後先考えずアパート建設、そして借り手が無いから助けてくれと後から泣きつき最後に税金が投入される。これが私の考えた最悪シナリオだ。そこまでは避けられないだろう。しかし、これが金融システムを傷つけ国の経済に影響を与えることは絶対に避けなければいけない。実は昨夏我が家の隣の隣の一軒家が壊され、アパート建設中だ。借り手がつくことを祈る。■
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不愉快な一日

2017-03-24 21:26:50 | テレビ番組
朝起きて食事を準備中の家内に一番で聞くと、W杯サッカー予選で日本がUAEに勝ったという。6時半過ぎにNHKテレビのニュースを見ると、久保と今野がシュートを決め久しぶりに出場した川島の巧みなセーブシーンが映され思わず万歳した。何時ものエースの活躍ではなく、新顔と古顔の組み合わせが新鮮だった。

その後、8時過ぎからゲームの詳細を見ようとテレビ朝日にチャンネルを固定して、新聞を見ながらその時が始まるのを待った。ところがいつまで待っても報じるのは「森友学園」問題だけ。我慢できなくなって他のチャンネルに変えても「森友学園」がらみの国会証言を報じていた。どこも同じ内容を延々と繰り返すだけだった。

やっと終わったと思ったら天気予報、サッカーのニュースは申し訳程度に1分間くらい流れた。諦めて1時間余り外出して4月予定の旅行のアレンジをして自宅に戻り、昼のニュース時間に食いついたが全く状況は変わらず。いくら何でもテレビ全チャンネルが同じニュースを流すのはちょっと異常だ。

私の偏見かも知れないが、ビデオの籠池証人はトランプ大統領みたいに嘘つきで、この機会を生かし政府与党を追求する野党議員の攻撃的な物言いが不愉快に感じた。サッカーの結果を知りたいのに、こんな映像ばかり見せられて本当に不愉快になった。家内は諦めて昼食後はテレビ映画を見始め、私は息子の書斎に入って本を読んだ。

これだけ地上波はチャンネルは殆ど「森友学園」問題だけ、衛星放送はお決まりの旅行やショッピング番組、私みたいなサッカーや野球のファンの希望が無視された結果になった。いつもは政治経済ニュースを優先して見る私も、今日はもう十分だという位同じ内容のニュースを繰り返され本当にうんざり、不愉快な一日だった。■
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まいるなー!

2017-03-22 19:03:17 | 日記
今年初めてまとまった雨が降った昨日の午後、外出から戻り郵便受けの蓋を開こうとするとロックされていた。力ずくで開けようとすると、箱が壊れそうに変形して開かなかった。取っ手のダイヤルを適当に回したが全く反応しなかった。そうしている間にも雨が降り続け諦めて家に入った。

そのうち家内が昼食の材料を手に戻って来て、彼女が出かける前に郵便受けが開かなかったと言った。多分気付かずにダイヤルを回してロックがかかったのだと思う。昼食の後どこかにあるはずのマニュアルを探したが、どこにも見つからなかった。マニュアルがないと私もどうしようもなかった。家内は当てがある訳ではないが雨の中再度郵便受けをいじって無駄にトライしたが何ともならなかった。

夕方息子が帰って来て夕食中に老夫婦は事情を説明した。私はマニュアルが見つからなかったのでやりようがなかったと言い訳を付け加えた。食事が終わって息子は自分の部屋に戻り、10分位たって居間に顔を出し郵便受けの暗証番号をリセットし元に戻したと言った。「不注意にダイヤルを回すな」と付け加えて。

それを聞いて家内と私は唖然とした。郵便受けを何度も当てもなくいじくり、マニュアルを探して無駄に半日潰したというのに、息子は数分で解決してしまった。思わず「まいるなー!」と言ってため息をつくと、家内も珍しく私の愚痴に同調した。家内は手あたり次第ボタンを押す感覚派、私は分からないと直ぐマニュアルを捜すマニュアル派、息子はあっという間にネットで情報検索して解決するIT派。家族夫々に違いが鮮明に表れた。■
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