かぶれの世界(新)

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半径5mの世界

2015-05-31 19:11:52 | 日記
もうこの話題はうんざりだ、嫌でしょうがないが、症状が悪化したので一応記録として投稿しておく。昨日から右足の痛風の痛みが酷くなった。頻尿で何度もトイレに立ち、眠れない一夜を過ごした。トイレと寝室の間に書斎を追加したのをこれ程後悔したことは無かった。書斎を横切る数mが辛くて堪らなかった。私には二つの「悪魔のサイクル」に取り込まれている。

一睡もしなかった訳ではない。寝込んだと思ったら1時間かそこらで痛みで目が覚め、トイレに行くサイクルだ。朝6時過ぎると習慣でベッドから抜け出てその日を始めるが、今朝は全くその気にもならなかった。「寝不足で寝込む-痛みで目が覚める-激痛の中トイレに立つ-布団に入りラジオを聞く」を何度か繰り返して、気が付くと12時半過ぎだった。

痛風の症状がこんなに長引く理由が私には全く分からない。少し症状が良くなり始めると、もうこれで良くなると思った。心配して電話してくれた人に何時も明るい声で答えたが、現実は明るい見通しを語った翌日から症状が悪化する二つ目の悪魔のサイクルだ。数日前に義弟から電話があった時もそうだった。彼と話しているうちにすっかり気分が良くなって長電話をした。だが、翌日から症状は悪化した。マンガみたいだ。

朝食廉昼食は農家なのに葉物無しだった。冷蔵庫の中は殆ど空っぽだったので、買い置きのパスタにインスタント・スープ、目玉焼きと紅茶だった。それなりにお腹は一杯になった。落ち着いたところで、1週間前に松山の母を見舞い、友人と食事をする約束をキャンセルする連絡をした。

今、夕方7時前、万歩計を見ると139歩。1日で139歩は記憶にない程の少なさだ。もう20日間殆ど運動が出来てない。このあと衰えた筋力をどうやって回復させるか。多分、もう無理だろう。だが、人生色々あらあな。さて、そろそろ夕飯の準備をしなければ。■
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FIFAの腐敗、カウボーイが暴く

2015-05-29 18:06:48 | ニュース
FIFAの副会長ら14人が、米司法省が起訴し、スイス当局は司法省の要請を受け7人を逮捕したというニュースが世界中を駆け巡っている。世界各国で最大のスポーツであるサッカーの元締めFIFAの幹部が逮捕されたのだから、多分世界で今最も多く語られたニュースであろうことは疑いない。

私にはこのニュースは、典型的な西部劇のストーリー「横暴で町を思うがままに牛耳っているのに保安官すら手が出せなかった無法者を、ある日突然町にやって来た流れ者のガンマンが立ち向かい成敗する」みたいな印象を受けた。西欧諸国は金持ちだが臆病者の町民、南米は街の外れの牧場の無知で粗暴な牛使い、アジアは街の周辺で稼ぐ小ずるい商売人の群れといった役割だ。

今まで利権に絡む不正や汚職疑惑があったのに多数の町民は無法者に手が出せなかった。だが、ある日突然やって来た流れ者は弱腰の保安官に代わり不正義を見逃さず、得意の早撃ちで有無を言わさず無法者グループを検挙して牢にぶち込んだ。現在はまだこの段階だ。この後、無法者の親分まで累が及ぶか、連邦判事の下でどういう裁判が行われるか先のシナリオが分からない。

私には次の三つのシナリオが思い浮かぶ。最初のシナリオは今まで裏で批判しても手を出さなかった金持ち町民が周辺の商人を扇動し、法に基づいて裁けという口実で利益誘導を狙い裁判に口を出し漂流し始める。終わってみると改革は中途半端で、確かにボスは追放されたが改革の隠れ蓑の下で新たな利権構造で新ボスが生まれた。徹底的に改革して利権が無くなるのを避けた。

二番目の意外なシナリオが、実は流れ者は東部のビッグビジネスから送り込まれたプロで、次に連邦保安官や連邦判事を送り込み新たな考えで公平(らしき)な判決を導き、全町民は公平で平等な生活を出来るようになった。公平な競争環境で新しい富裕層が生まれる一方、昔の豊かな町民の一部は没落していった。だが、更に数年たち気が付くと東部から来たビッグビジネス系統の商売が町を牛耳っていた。

もう一つあり得ないシナリオがある。流れ者は無法者をやっつけた後静かに町を去っていく。映画「シェーン」の美しいラストシーンを思い出す。だが、私は保障する。三番目にシナリオは映画だけだ。「かぶれの世界」に生きる私は二番目のシナリオがまだましだと思うが、果たしてどうなるか見ものだ。■
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沖縄の声

2015-05-28 11:39:48 | テレビ番組
今朝のNHK情報番組「あさいち」で最近では初めて沖縄の声を聞いた気がした。先の県知事選以来特にその傾向が強いと思っていたが、普天間基地の辺野古移転について沖縄の人達は全面的に反対という声ばかりが報じられるようになっていた。野党の主張ならあり得てもそれが沖縄の声ということはあり得ない、マスコミの偏向報道だと私は思ってきた。何故それ程極端に絶対反対の声しか伝えないのか不思議でならなかった。

「あさいち」が伝えた沖縄の声は思っていた通り、反対・賛成では片づけられない複雑で誤解を恐れず言うと屈折したものだった。番組ではそこに住む人たちの生の声が流れて来た。私は知らなかったわけではない、ただマスコミが全く報じなくなり生の声を久しく聞いてなかっただけだ。昨今の反対一本槍の報道は、意図したかどうかは別として、反対派を強く支持して政府の基地移転を最悪迷走させる一助になる可能性がある。万が一そうなると普天間基地も国の安全保障も宙に浮く事態になる恐れがある。誰もが不幸になるシナリオだ。

又しても、NHKはやってくれた。中立を建前とする報道番組の偏向を、ある程度報じる人の偏見が混じる前提のはずの情報番組が、生の声を証拠に「オイ、違うんじゃないか、こんな声も無視できないほどあるぞ」と断じてしまった。それでこそNHKだ、よくやった、メディアの責任を果たした私は思った。江戸の仇を長崎で、みたいなところはあるが。誰が計画したか分からないが、取り敢えず、よくやった有働さん。

先月22日に「不幸な国民」と題してマスコミ報道の種々の問題を指摘し、その中で沖縄の声が聞こえてこないと投稿した。マスコミがきちんと情報を伝えないのに1,0(賛成か反対)の答えを求められ(選挙や世論調査で)、それに影響されて政治が決まる日本人は「不幸な国民」であり、マスコミの責任が極めて重要だと。色々他のメディアはNHKの問題を指摘するが、私はやっぱりNHKが一番まともなジャーナリストに見える。■
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ピンポイント・ウォーキング

2015-05-27 16:29:50 | 日記
7年ぶりの円安と日経平均の9連騰というマーケットの新展開にも拘わらず、私の記事は田舎の独居老人の痛風の泣き言が続く。読者はもううんざりされたと思う。だが、投資でいくら儲けようと損しようと、今の私にとって日々の最大テーマはこれしかない。ついでに言うと、円安は鉄板の中期トレンドで一喜一憂するものではない。

今朝起きると事態は新展開を見せ更に悪化していた。昨夜はそこそこ眠れたのに、目が覚めてベッドを抜けトイレに行こうとすると右足の激痛で歩けない。尿意は我慢できない、這ってトイレに行った。この激痛は何度も経験しているが、これだけ長い期間にわたり痛風の痛みが行ったり来たりするのは初めてだ。

徐々に痛みが増して激痛になるが2日程度でピークを打ち、その後徐々に痛みが緩んでくる。5日から1週間我慢すれば何とかなった。指の付け根から徐々に痛みが拡大し、痛みが左右入れ替わることもあるが、いずれにしても1週間程度の我慢だ。今回は発症してから2週間たった今朝、また新たな症状が出て来た。勘弁してください、泣きたい気分だ。

何とか普段着に着替えて書斎に移り朝の血圧を記録した後、階段を降りるのが実に辛かった。手すりにつかまった手の力で移動したようなものだ。何時もの食事を作って居間のコタツに運び、玄関に出て新聞をとり、コタツでテレビを見ながら朝食を頂いた。移動には凄く手の力を使ったので筋肉痛になりそうだった。

食事と新聞のチェックを一通り終わらせたが、何処にも動きたくないのでタブレットを使ってネット情報をチェックした。その頃は11時過ぎて流石にもうやることが無くなった。コタツの上の食器をかたずけざるを得ないと立ち上がると痛みが余り感じなかった。あれっと思って、姿勢をちょっと変えると、直ぐに激痛が走った。

痛風の痛みを感じる部分が足の内部に移動したようだ。用心深く体を動かして右足かかとのやや外側に体重をかけると痛みが少ないことが分かった。立ち上がりや段差を気を付ければ、びっこを引きながらも何とか歩ける。注意深く歩かないと痛みの少ない部位は凄く小さい。ピンポイントだ。気を付けて歩けば不便だけど10m未満の生活には戻れる。

午前中は台所の横のサンルームに移動し本を読み、昼食をとった後2階の書斎に戻ることにした。いよいよ登り階段にチャレンジだ。その前にコタツから立とうとして再度激痛が走った。慌てず騒がず足への重心のかけ方を少し変え、ピンポイントの微妙なずれを見つけた。分かれば手すりの助けで簡単に階段を昇れた。ピンポイント・ウォーキングだ。さて今度はそろそろ階下に降りて夕食の準備だ。今度は何か、少し怖い。■
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気分転換、開き直り、たたり目

2015-05-25 11:31:47 | 日記
生爪はがしと痛風の話題から離れたいのにどうにも逃げられない。痛風がこんなに長引いた経験がない。しかし、ついにターニングポイントが来た、少なくとも昨日はそう思った。

昨日朝食を終り居間のコタツの中でテレビを見ながら新聞を読んでいると、ちょっと若めの女性の声が聞こえた(話し相手の近所のオバサンたちは80-90代なので、若めの意味を想像願いたい)。足を引きずって玄関に出ると、広報を配りに来た地区副長の元気でお喋りな奥さんだった。

彼女は広報にひっかけて少なくとも月に1回は話し相手になってあげると前回言ってくれた。今回は痛風がどんな痛みか聞いてくれ、中々治らず手を焼いている等と泣き言の聞き手になってくれた。それだけでこの2週間殆ど会話をしたことが無い私は、話しているうちに気分が朗らかになって来た。

話しているうちに彼女にすら(失礼!)色気を感じるようになった。私が元気に生活していくためには色気は必須だ。足の痛みは変わらないが、痛みに慣れて付き合い方が分かって来た。気分の問題だ。気分転換して1週間溜った洗濯をし、空っぽになった冷蔵庫を埋める為食料の買い出しに出かけた。

車に乗るのは1週間ぶり、買い物の前に散髪した。理容院は満員で待ち行列が出来ていたが、日曜の午前中はいつもこんなものだと言う。安いだけあって待つ間もなく簡単に夏向きの頭にしてくれた。さっぱりした頭で3軒のスーパーをハシゴした。スーパーの真横にホームセンターが出来て、周りの通りは車で溢れていた。

夫々の駐車場からスーパーまでは結構な距離だが、足の痛みも忘れて広い売り場の中を歩いた。肉や野菜、牛乳・ヨーグルトや惣菜の他に豆大福、チョコフレーク、かりんとう等の甘いものを買った。甘いものに飢えていた。ついでにワインも買った。今日は我慢せずに食いたいものを食うぞ、開き直りで買い物をし気分良く帰宅した。

昨日は久し振りにずっと気分良く過ごせた。夜10時過ぎ頃になって、開き直って買った甘いものや酒をどうするのかまだ迷っていた。酒は痛風に良くないのは分かっているが、今夜は酔って痛みを忘れて熟睡したいと思った。こういう時は必ず誘惑が勝つのが私だ。チョコフレーク1袋をつまみに酒をグラスに2杯飲んだ。

だが、ベッドに入ると両足の痛風の患部が熱っぽくなり痛みが倍増した。痛風が治りかけた時アルコールを飲んでも大丈夫だったのだが、今回はその経験通りには行かなかった。朝の4時頃まで殆ど眠れなかったが、これも死ぬことはないと痛みをやり過ごすしかなかった。我慢できず調子に乗って酒を飲んでツケを払った。グッドニューズは今朝起きるといつもの様に足が痛いだけで悪化してなかった。■
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