かぶれの世界(新)

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老いの楽しみ

2019-10-30 21:42:07 | 日記・エッセイ・コラム
この題で一度ならず投稿したかもしれない。「第三の人生」は記憶があるが、「老いを楽しむ」は定かではない。もし投稿済みなら令和バージョンの「老いを楽しむ」ということにしよう。

頻尿は全く改善してないがそれ程気にしてない。夜10時半頃に床に就き12時前に1回目、1.5時間後に2回目、更に1.5時間後に3回目の排尿。それで疲れて(?)5-6時頃まで寝て朝一の排尿。これが典型的な頻尿のパターンだ。またか、と思うけど、気にせず悩むこともない。

車の運転中には何故か都合よく尿意がない。昼間忙しい時もトイレに行く回数が減る感じ。頻尿で睡眠が削られると思うが、都合に合わせて尿意が忖度して来るのが悩まない理由だと思う。だが、「過活動膀胱」の疑いあり、放置するなと今日の日経土曜版は指摘していた。死ぬことはないが生活の質が低下し、メンタルを病むことになるという。しかし、頻尿でも私は気楽にやってる。

それより現在の最大の悩みは歯茎の痛みだ。歯科医で義歯を入れたり、虫歯の治療はして貰った。だが、大好きな柿を食べる時、最近広がった歯の隙間から柿の小片が入り、徐々に歯茎が傷めつけられた。いまや猛烈な痛みで毎日何個も柿を食べられなくなったのは悔しい。

ここに来て涼しくなり体重が1㎏増え、血圧がやや高くなった。血圧が上がったのは昨年までの私とは異なるパターンで少し気になる。従来は夏が終わり気温が下がって過ごしやすくなると血圧が下がっていた。真夏の高血圧は掛り付け医の説明している。もう少し様子をみて場合によっては薬を変えてみる積りだ。何れにしろ来月には東京に戻り掛り付け医に報告する。

これと関係ないと思うが、私は少し怒りっぽくなったかもしれない。すぐ切れる年寄というのは昔からあった。バカっぽいけど、最近はテレビを見て私も怒り易くなった気がする。ニュース・バラエティ番組でなく、毎朝みる朝ドラで「関西風のノリ」を見て時にイラつく。

芸人みたいにベラベラ喋るのに肝心なことは中々言わず展開が複雑になる。朝ドラに限らず普通の番組でもぼかしを入れて一旦コマーシャルを入れたりする。私はイラついて他の番組に切り替える。最近NHKを見ることが多くなったのもこのイラつきのせいだ。

イラつく年寄は可愛くない。だが、おネーちゃんといる時だけは急に性格が変わって気長になる。これって異常でしょうか、それとも「老いの楽しみ」でしょうか。■
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WORKMANスタイル(補)

2019-10-29 20:31:45 | 通販・買い物
WORKMANが大人気で、現場作業員の為の機能性に優れ評判だとゴルフを頻繁にやる友人に勧めた。義弟は興味を示さなかったが、毎週末に接待ゴルフする友人は松山市内のお店を覗いてみたという。作業服専門店だと思っていたのに、店内に若い女性の一人客を見かけて驚いたという。

私も家族連れの女性客を見たが、WORKMAN店舗内に若い女の子を見かけたことはなかった。多分、女性用の洒落たデザインの服があるとWORKMANを紹介する番組を見て興味を持ったからだと思う。私がジャケットやズボンを買った時、他にもテレビを見て来たお客がいたと店員が言った。

その友人によると松山市のお店ではお洒落な衣服(WORKMAN Plus+と言う)は欲しい商品が売り切れだったと残念そうに言った。私は若い女の子に大人気なデザインだとは思わないが、一旦人気が出ると流行を追って我も我もとお店に群がるのは見慣れた風景だと思った。

現実に戻って、先日購入したWORKMANのジャケットとズボンを日曜に洗濯してどう変化するか調べてみた。下着やタオル等と一緒に洗濯機を回し、普通に日干しした。結論から言うと着心地に変化なく生地の縮みもなかった。ズボンに多少シワが出た程度だった。私的には実用性も合格だ。■
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飛んで火にいる秋のゴキブリ

2019-10-26 21:46:21 | 日記
昨夜パソコンに向かいネット検索してると、羽音がして電気スタンドとパソコンの間にゴキブリが舞い降りて来た。徹底退治した積りだが、未だに時々見かける。その度に手帚で叩き殺す。非情だがこれが必殺のゴキブリ退治手法だ。しかし、大胆にも机の上に飛んで来たのには驚いた。

夕食は焼酎のお湯割り一杯とツマミだけにして、書斎に持ち込まないようにして来た。キリが無くなるからだ。だが、昨夜は久しぶりに安いワインを買って来て書斎で飲んだ。きっとナパ在住のドナに会ったせいだ。気持ち良く飲んでる時に目の前にゴキブリ、私の怒りの火の中に。

絶対許さない、目は部屋の隅のエアロバイクに立て掛けた手帚を追った。しかし、椅子を立つとゴキブリは逃げてしまうかも。思い直して机の上のテレビのリモコンを掴んだ。縦に握って紫外線窓と反対側から速攻でゴキブリを思い切り潰した。白いハラワタが出て来た。

足がピクピク動いていたがティッシュで摘まんでゴミ箱に捨てた。非常な殺し屋の気分だった。少し酔いが醒めたのでの飲み直した。ツマミが無くなったので代りに黒糖でまぶした焼き菓子で飲んだ。甘党の私にはそれで十分、ついつい飲み過ぎてしまった。バカだ。■
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一人歩き遍路する米人女性と話したこと

2019-10-24 17:27:08 | 国際・政治
ドナとは他にも興味ある話を沢山したので紹介がてら記録しておきたい。

近年お遍路さんの数が10年で3割減ったと報じられている。殆どはバスツアーやマイカーによる遍路の減少だと思うが、国道を通る「歩き遍路」はそれ程減ってないように感じていた。と言うのは、外国人の歩き遍路が増えているからだ。特に報道では欧州や台湾からの遍路が増えたらしい。だが、これまで出会った一人歩きの遍路は、狙った積りはないが高学歴の米国人女性ばかりだ。

ドナに「女の一人歩きは危険じゃないか、日本女性の一人歩き遍路は見かけたことが無い」と言うと、彼女は「日本人女性の歩き遍路を見た」という。果して一人歩きだったか疑わしい、そんな話は聞いたことはない。ドナは日本は安全だと信じている。確かに遍路道はそうかもしれないが用心した方が良い。「私みたいな年寄が誘ってもそう簡単に乗るべきではない!」と一応言った。

何故トランプ大統領が誕生し、いまだに大統領を続けられてるのか。私が子供の頃から教わった民主主義世界のリーダーだった米国とは違うと言った。続けてトランプは就任以来1万数千回嘘をついたというワシントンポスト紙の記事を見たと言うと、ドナはさもありなんと大笑いした。

ドナは移民を非難するトランプの妻メラニアは移民じゃないかと言い、私は娘のイヴァンカのやってることもバイデン候補の息子と違いはないと言い、二人でトランプ非難三昧になった。だが、トランプ支持者達はそんなことは気にもかけない、彼等は聞きたいニュースのみ耳を傾けるとも。

大統領を続けさせているのはアメリカ国民の責任だ。その大半はITビジネスを推進し貧富の差を拡大させたカリフォルニアンかもと、私が普段感じている思いつき仮説を指摘すると意外にもドナは反論しなかった。現実は数千万という途方もない数の移民と格差拡大マシンのIT業界。

加えて、私自身も散々トランプを非難しながら彼の政策のお蔭で、私の金融資産が多少ながらも増えている事実を認めなければならない。正直に話すとドナは黙って聞いていた。彼女が何も言わなかったのはワイナリー経営に関わっているからではないかと想像した。

ところで、ナパ産のワインは今やメチャ高価になったとドナは言う。昔はスーパーで数ドルだったと言うと、今そんな低価格ワインはあり得ないという。じゃ、安物ワインの代表だったソノマでも良いと言うと、加州ワインは全て高くなったという。おやまー、だ。

蛇足1
正直言うと米国駐在は20年以上前の40代後半、元々流ちょうな英語は喋れなかった。ドナの話も聞き取れなかった部分も多い。ジェスチャーと文脈から想像して理解しようとした。一々オタオタしない度胸だけは米国赴任時とそう変わらなかった。刺激的な出会いをドナに感謝したい。

蛇足2
ドナは持参した弁当を居間で食べながら話をしたのだが、見たこともない食べ物に戸惑っている様子だった。穴の開いたチクワは何だと聞かれ、元は魚で健康的だから大丈夫だと答えた。こんにゃくはノンカロリーで大人気の健康食品だから是非食べろと笑いながら勧めた。灰色のぐにゃぐにゃした食べ物を気持ち悪そうに、それでも口に入れた。勇気ある人だ。■
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一人歩き遍路する米人女性

2019-10-23 20:20:39 | 国際・政治
一昨日農協系ガソリンスタンドで給油しポイントを付けて貰うため事務所に立ち寄った時、事務員に道を聞いている胡麻塩頭の外国人女性(後で65才だと聞いた)がいた。困っている様子をみて私は気軽に車で連れてってあげようと声掛けした。だが、聞くと彼女が泊まる予定の民宿は初耳で、「ゴメン、分からない」と言ってさっさと買物に向かった。

買物を終えて56号線を走り実家に戻る途中で重そうなリュックを背負って歩く彼女の姿を見つけ、声をかけショッピングモールの広場に車を止めた。88ヶ所遍路道を描いた地図を見せて貰うと、馴染みの国道との交差点「松が花」横だと気付き、ホンの数分の運転で民宿に到着した。

2階建てのプレハブ小屋みたいで実家に誘ったが、彼女は予約してあるからと彼女の住所氏名が書かれたお札をお礼にくれた。自宅に戻りお札を見ると彼女の住所はカリフォルニアのナパだった。私が一時駐在したサクラメントの近くだ。当時、家内が何度か様子見に来てくれたが、ワイン好きの彼女はナパに一度も連れてくれなかったと残念がっているのを思い出した。

そこで、もう一度民宿に行き彼女に日本の農家での食事に誘った。私はもう70過ぎのジーサンで、シアトルにいた時に親切にしてくれたお返しだから心配ないと誘い、時間を限ってやっとオーケーしてくれた。ナパ在住の彼女を利用してワイン好きの家内と上手くやりたいと言い訳したのが効いた。

実家で昔風の農家の各部屋を見せて回った。仏壇の他に3部屋に神棚があり、更にサンタクロース人形があるのに驚き、スマホで写真を撮っていた。これが日本の姿だ、一方で改築した2階の部屋は何もなく、私が米国で山歩きした書物や写真を見せた。同様に都会には何もないの家が沢山あると言った。彼女は四国の前に熊野古道も歩いたそうだが、仏教徒かどうか聞かなかった。

彼女は既に和風の弁当を購入済みで、私にも勧めてくれた。私の夕食はお酒にツマミだけの習慣で、もう一度運転しないといけい。初見の彼女を大胆にも実家に誘ったのは、今までの経験で一人遍路を敢行する外国人女性は高学歴の中流階級だった。例えばハーバード出のコンサルとか。

そんな教養ある彼女達とじっくり議論したかった。特にトランプ大統領をどう見ているか、来年の大統領選では誰を支持するか、それは何故か等々。結論は普段ブログで私が主張しているように、彼女もアンチだった。私が何であんな奴を大統領にし、まだ大統領でいるのか。私が子供の頃教わった民主世界のリーダーのアメリカとは違う。彼女は全くその通りと反論しなかった。

だが、誰を次の大統領にすべきかについては彼女は迷っている様子で、私の意見を聞きたがった。米国の左派から中道まで幅広く支持を得ないと勝てない、そうするとバイデン元大統領だと答えると積極的に賛成しなかった。彼女はサンダースはどう思うかと聞かれ、年令だけではない、彼は社会主義者だから勝てないと答えるとちょっと不満そうだった。

それに関連する政策面で、日本は国民皆保険なのにアメリカでは何でいけないと彼女は迫った。つまりサンダースだろうと。私は状況は簡単じゃない、問題を複雑にしているのは米国にはすさまじい数の(保険金を払わない)移民がいると言うと彼女は問題があることは同意した。スペインやイタリーみたいなことになってしまうと。

実はこういう議論が出来るのは両岸の人達だけ、中西部や南部の人達とは全く話が合わないと合意し、話は延々と続いた。7時過ぎて彼女に帰る時間だと促して、真っ暗な田舎道を民宿まで送って行った。高齢者の夜道の運転はホント怖い、と彼女も理解してくれた。来月中頃まだ東京にいたらファミリーパーティに招待するよと言って別れた。楽しい夕べだった。■
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