かぶれの世界(新)

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悔しい不参加

2023-10-31 13:19:26 | スポーツ
集落内に廻る回覧板を見て手が止まった。住民票のない私は普段は回覧板など読み飛ばして、自動的に隣の家に回覧を届ける。だが、昨日は市役所からサイクリングイベント「神南山アドベンチャーhillclimb2023」がタイムトライアル形式で開催する通知を見て俄然興味が湧いた。

最近失敗の連続だったヒルクライムに参加し、それを機会に脚力を回復したいと思った。神南山には何度か登山の経験はあるが、サイクリング出来る道があるとは思わなかった。回覧によると参加者約20名が参加し、公民館をスタートして頂上まで往復する大会を11月12日に開催するという。その日程なら帰京までに間に合う。

正直なところ自信はなかった。市役所の担当課に電話して聞くと50~60代の高齢者も参加する予定だという。私は後期高齢者で最近では出石寺(850m)をトライして豊茂で力尽きた、慶雲寺山(750m)を目指した時は岡野ファームで方向転換した。だが、神南山は650mだ。

しかし、今春大洲病院に入院する前までは出石寺までちゃんと走れたので、ご意見を伺いたいと市役所の担当に聞いた。担当は参加者リストを調べてくれ70代の後期高齢者は参加しないと言い、私に参加出来る脚力があるかはコメントしなかったが積極的に勧める雰囲気はなかった。

そこまで聞いて私は参加を諦めた。大会は地域活性化と交流人口拡大を目的として、以前から開催していたという。昨年までなら参加出来ていたと思うととても残念に思ったが仕方がない。大会が終った後で同じコースを走ってみたいと思った。

よく考えれば、マウンテンバイクかオフロードのどちらの自転車が良いのか分からない。土曜日に息子と一緒に走った時も明らかに私の方が弱かった。悔しいけどそれが私の実力だ。来年までに、出石寺や慶雲寺山の激坂をトライして結果を出して、来年の大会に臨みたい。出来れば。■
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忙しい週末

2023-10-30 20:26:26 | 日記・エッセイ・コラム
週末に今年初めての来客があった。長男が今治での仕事の翌日の土曜日に足を延ばして、午後実家まで顔見世に来てくれた。彼は実家や山林田畑の不動産を引き継いでくれることになっており、この機会に一度現場を見ておきたいと事前に連絡してくれていた。

趣旨を説明して市役所の農業委員会が教えてくれたGoogleマップ上のポイントを事前に確認して自転車で見て回った。改めて見て回って驚いたのは、放置されて雑草だらけになっていた田んぼが全て耕されて雑草が処理されていたことだ。Googleマップではまだ緑色だった。昨年まで農地バンク経由で貸与していたKさんが契約放棄したが申し訳ないと耕地してくれたようだ。有り難い。

農地確認の為に自転車で矢落川の堤防を上り下りした時、私が登坂を2段ばかりギアダウンしないと登れなかったのに、息子はトップギアのまま軽々と上ったことだ。それを聞いただけで、私の脚力とは桁違いに強いことが明らかだと知らしめられた。又しても偽痛風の影響を痛感した。

夕食は久し振りに市内の料亭に行った。息子はうな重に芋炊き、私はアユの塩焼きを頂いた。ケチな私に久し振りのご馳走だった。支払いをしようと思ったら、クレジットカードの暗証を忘れサインではダメだという。そこで散々お店の人達を笑わせながら、馴染みの義弟まで引っ張り出し漫才をして結局は現金払いをして帰宅した。これで次から笑いのネタが出来た。

翌日遅めの朝食をとってる時、家内の姉の息子から連絡が入った。長浜の実家に長野から戻り、私のブログを見て田舎にいると確認し顔見世に来るという。息子に誘われ今治のJ3のサッカーの試合を見に行く予定だから時間が無いと断ると、彼は試合の時間をチェックして(幸運にも?)私の勘違いを指摘し顔を出してくれた。私を信用しないでくれて助かった。

久し振りに会った義甥は年を取って父の義兄さんとそっくりな顔になっていた。彼は東京で同じ系列の会社で働いた時があり、私が当時部下から何と言われていたか(直ぐに部下に怒りつけた!)あだ名を教えてくれた。今頃言われてもゴメンというしかないが、嫌味は全くなく懐かしかった。

その後直ぐに高速に乗り今治に向かい里山スタジアムで今治FCと岩手のJ3サッカーゲームを見た。そこは球場だけでなく昔の今治とは全く違うお洒落なニュータウンがあった。いつもテレビで見るのは海外かJ1のトップクラスの試合なので、試合のレベルは物足りなかったが生で見る楽しさがあり楽しめたと思う。観客は約3500で殆ど今治市民の様だった。

帰りは途中松山を過ぎて伊予市インターで降りて伊予灘の海岸線を走った。日本一美しい夕焼けという下灘を通り、丁度日が沈む時間帯の美しい夕焼けを見た。途中で車を止めて写真を撮った。多分人生初めての夕焼けだった。その先の観覧台には多くの人が佇むシルエット見えた。

翌朝までぐっすり眠れた。私が息子によく眠れた理由を解説したのは、普段田舎の一人暮らしで欠かさず運動をし健康を保っている積りだった。だが、この二日間息子と義甥と喋りっぱなしで、口や頭の中がリフレッシュされからだと。運動だけでは足りなかったのだろうと。

今朝は早めに東京に戻る息子と一緒に松山空港まで行き見送った。高速道路から空港に行く高架道が工事中で、将来はかなり時間短縮できそうだった。空港でお土産を買う息子はXXPayで支払い、現金で支払う姿を一度も見かけなかった。私はIT通と思ってたが、彼は全然違った・・・■
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優しい高齢者

2023-10-27 21:49:48 | 日記・エッセイ・コラム
朝一で歯科医に行き治療が終った後、馴染みの安売りスーパーに行き買物をした。最近平日の朝に買い物に行くことが多くなり、高齢者がやたら多いことに気付いた。若い人は平日は仕事なのでそういうことになるのだろう。しかも、高齢者といっても見かけは私より年上の人達で、ショッピングカートを引いて店内の棚の前をノロノロと歩く。

こういうお年寄りが2‐3人まとまって棚の前で商品を見定め、レジの前をゾロゾロ歩かれると私は前にも後ろにも進めず買物が出来ない。彼等の後ろにじっと立ってイライラと待つしかない。逆にレジに並ぶ列の女性が重そうな買い物籠を持ってると、私は籠をレジの棚に移してあげるが今迄の経験では誰もそんな親切な人はいない。

こんなに年寄りばかりがお店の中をノロノロ歩いて買物をしていても、何故か誰もお互いに助け合う姿を見たことがない。周りの人も高齢者ばかりだから手助けするどころじゃないのかも。今日もレジで支払いが終った後、腰が直角に曲がった老婆が店の表に出て連れの車を待っているのを見かけた。

そのうち車が近づいて来たが、近くを通り過ぎる人は誰も老婆の荷物を手伝わなかった。私は直ぐに老婆に手を貸したが意外に重い買い物袋だった。老婆は礼を言って車に乗り去って行った。何故、この地の人達はお年寄りを手伝おうとしないのか、後期高齢者だから手助けしない理由にはならないと思うのだが。私には理解できない。■
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揺れる民主主義

2023-10-25 20:59:43 | 国際・政治
衆参補選は与党自民の1勝1敗に終わった。結果を受けて内閣支持率は低迷し首相の首相の求心力に陰りが見え始めたと月曜日の日本経済新聞は報じた。投票率は衆院長崎4区は42%、参院徳島・高知は32%と過去最低を記録したという。

論説フェロー芹川洋一氏は投票率が上昇しかつ30~50代の割合が高い地域の維新が得票を伸ばす、例えば投票率が60%なら80議席超、前回並み(56%)なら70議席台とみる向きがあるとの予測を紹介している。次の選挙のメインテーマは「どこが維新に食われるか」だという。

米国でも似たような現象が起こっている。同紙のコラム「複眼」で米国の下院議長が10月初旬に解任され、何時まで経っても後任が決まらない異常事態について専門家の興味ある分析を報じていた。共和党内の候補を決める予備選の投票率が15%程度しかないので、極端な有権者の影響を受ける傾向が強く党派間の分断を深めたという。

4年前にカルフォルニア州から来た88ヵ所巡礼中の女性と知り合い実家に招き、前回の大統領選について民主党候補は誰が良いか話し合った。彼女は民主党支持だったが極左派をどう思うか聞かれ、民主・共和でもない独立派の支持を受けられる候補即ちバイデン氏を候補とすべきだと私の考えを述べた記憶がある。結果は私の予測した通りになった。

同じ民主主義でも「誰がどう選ぶか」選挙のやり方によって投票率が大きく変わり、極端な考えを持った候補者が選ばれて本選挙に出ることになる。それが米国のような分断を深め議長を選ぶことさえ出来ない事態を招いた。コラムの表題は「揺れる米国政治と世界」だったが、むしろ私は「揺れる民主主義」にすべきと感じる。

一方、日本の場合は米国のような予備選で党の候補者を選ぶシステムではないが、今回の補欠選挙のように有権者のたった1/3の更に半分の人達(約16%)に支持されて選ばれた。日米両国は異なる民主主義システムだが、以外にも少数の人達の支持を受けて動いていると感じた。

だとしても米国の危機は世界の民主主義の危機につながる。記事でシャピロエール大学教授は民主・共和両党の指導力の強化、低投票率を生む予備選の見直し、選挙区割りを多様で競争が激しい選挙区に作り替える様提案している。是非改革して欲しいが、正直私は悲観的にならざる得ない。■
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田舎暮らし雑感2023(15)

2023-10-24 19:47:27 | 日記・エッセイ・コラム
月末に息子の訪問を控えて朝食を済ませた後各部屋に掃除機をかけた。4月から一度も掃除してなかったので滅多に入らない座敷とか、通り過ぎるだけの客間など掃除する必要もないと思っていた。だが、そんなことはなかった。部屋によってゴミの種類が異なった。

毎夕シャワーを浴びる為に通り過ぎるだけの部屋は特に綿ゴミが多かった。私は綿ゴミの発生源のようだ。部屋の隅の家具とか改築した時に使った新しい木材にはカビが生えていた。4月に入院した時から数回しか入らなかった座敷には何か理解できないゴミがあった。つまり私が毎年帰郷して過ごし、併せて家族が顔を見せてくれないと、こんな風に家がゴミだらけになるということだ。

昨日いつもの川沿いを散歩をした時、何故かサギを沢山見かけた。先日ポニーテイルの女性ダンプドライバーを見かけた辺りは、大型の重機械が何台も轟音を立てて川床の土を削り運んでいるのに何故かいつもより多くのサギがいた。私が歩く時は手を叩くだけで飛び去るのに重機械の轟音は気にならないのか、もしかしたら機械的な音ならサギは気にならないのかと思った。

日曜日の昼の番組で関東地方の都市部の川沿いにサギの大群が移動して来て、住宅地に糞や羽を大量に落とし鳴き声がうるさいと住民から苦情が上がっていると報じていた。テレビ中継で見た画面は凄い数のシラサギがいた。こちらでは高々数羽でシラサギは見るだけで心が癒されるというのに。今年は全国的にクマとか猪や鹿などの獣害が頻発しているらしい。

このところ目立つのは川辺を泳ぐ大群のカルガモだ。ここに来て一気に数が増えたように感じる。ネット検索によればカモもサギも単純に渡り鳥ではなく、何種類もいて姿かたちが異なる本格的な渡り鳥もいれば、川沿いを行き来するだけの種類や、居座る鳥類など沢山いるのだそうだ。

しかし、たった一匹でも不安になるケモノが実家の周りにいた。庭にかつて見かけたことのない野生動物を見かけるようになった。以前から猪はあちこちで出現したと聞いたことがあるし、山裾歩き中に私も見たことがある。数年前に裏山でハクビシンが、昨年は庭で野生のウサギを見かけた。

だが、先週洗濯物を取り入れている時、庭を悠々と横切って行くキツネに似た野獣には驚いた。体形はキツネ風だがもっと細い胴長で、細く長い尻尾がくねっていた。私には犬にもキツネにも見えず、テレビで見たことのあるアフリカのすばしっこい野獣みたいな感じがした。近所の人に聞いても上手く説明できなく未だ正体不明だ。■
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