かぶれの世界(新)

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ヘッジファンドに勝った!

2021-01-31 21:39:19 | 社会・経済
昨日の朝起きて金曜日の米国株式市場NYダウが600ドル以上暴落したというニュースを見て驚いた。このところの乱高下の原因はコロナ感染のワクチンとかトランプ支持者の反乱が原因かと最初思ったが、多数の個人投資家がSNS経由で株を買い市場が翻弄された為だという。

一体何が起こったか報道を読み進めると、今までの株式市場変動とは全く違う、しかし今後を予感させる新しい動きが起こったようだ。2001年のITバブルや2008年の住宅バブル後(リーマンショック)の暴落ではヘッジファンドがきっかけを作ったが、今度はどうも違う。

今朝の日本経済新聞では米大統領選で大きな役割を果たしたSNSが、経済格差拡大の下で個人投資家がスマホ証券を通じて共闘しヘッジファンドと互角に勝負したと伝えていた。実際、「ゲームストップ」株の空売りを仕掛けたヘッジファンドは大きな損失を被ったと言われている。

私はリーマンショックのきっかけになった米国の住宅バブルが最盛期の2007年頃に、記事「ヘッジファンドは規制すべきか」でヘッジファンドには光と影があると指摘した。リスクが大きい分野に資金が流れるルートを作ったと評価した。一時期ヘッジファンドに投資したこともある。

だが、リーマンショック後世界各国で投入された復興支援の殆どは、結果的に上位10%の富裕層に流れ中下位層への恩恵はなかった。更にトランプの減税やコロナ対策としての巨額支援も上位層を潤しただけ。ヘッジファンドは悪役になり、ヘッジファンドに勝ったと喝采の声が上がったという。

今まで報じられた範囲では私は全体像も詳細もよく理解できてない。だが、米大統領選で米国民がSNSを通じて劣化したように、自由で開かれた米国の株式市場が機能不全になる恐れがあるという。数百万人がスマホを経由して情報を得、手数料ゼロで株を売買する時代になった。

現在はどの国にもSNSで連携して株の売買する規制はないという。トレーダーのコル―ジョン(政治の世界では共同謀議と訳される)は禁止されているが、個人投資家には適用されない。だが、スマホ証券「ロビンフッド」が一時個人に限り売買停止をしたことが非難され捜査を受けている。

別の報道によると取引停止は清算機関への預託預金の確保の為だったらしいが、それだけで個人投資家への差別を正当化されないだろう。またSNS(レディット)で個人投資家を煽った現象は、まさにトランプ大統領支持者がやった手口と同じで規制の対象にすべきだ言われている。

まとまりの無い記事になってしまった。だが、世界をリードする米国民主主義の危機を招いた米大統領選と同様に、自由で開かれた世界をリードする米国株式市場が今後どんな方向に向かって行くのか注目していきたいと思う。因みにIT関係の株を持っている私も大損した。■
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悪い予感

2021-01-29 18:35:05 | 健康・病気
私は毎年4月半ば頃に田舎の実家に戻り、家やお墓と山林田畑等の不動産の管理をする。早期退職後暫くたって母が介護サービスを受けた頃からの年中行事になった。4月になると草木の成長が早まり、放置すると庭の草が背丈まで延びご近所に迷惑をかけるので連休前には帰郷したい。

ところが今年は帰郷日程が決められないで困っている。理由は新型コロナウィルスのワクチン接種の日程詳細が決まらず、仮に決まったとしても昨春の10万円支給時の混乱が再発する恐れがあると予想するからだ。政府や自治体のシステムの連携が取れなかった。

10万円支給が実行に移されるまで誰も問題を認識出来なかった、何年も前から的確な対応が取られなかった。信じられないのは、今日の日経によると厚労省はワクチン接種管理を全国の自治体に丸投げしたというのだ。これを聞いて私は又もや驚きのけぞった、小学生レベルの認識だと。

西日本豪雨の後に実家のある市のHPを見ても障害状況が分からず、有線放送で市民に災害情報を伝えるだけだった。私はマイクロソフトのシステムの例を紹介してIT化を提案をしたが、まずは災害復興に全力を尽くすと言い訳し暖簾に腕押しだった。全く時代遅れの認識だった。

危機感を抱いた首相官邸は河野規制改革相を調整役に任命し、平井大臣と連携して全国の自治体の情報を一元管理する仕組みを作ることにしたという。マイナンバーは使用しない、自治体から受け取るクーポン券のQRコードで管理するらしい。私はマイナンバーに紐付けすべきだと強く思う。

欧米でワクチンが計画通りに入手できず混乱していることは、日本でも十分考えられる。接種の日程は変動すると考えるべきだ。その場合、私は東京で1回目の接種を受けて予約のフライトで田舎に飛び2回目の接種を受けるとか、更に遅れて2回とも田舎で接種という事態が予測される。マイナンバーの紐づけがあった方が私は安心できる。

製薬メーカーの製造や搬送日程が変動する状況で、自治体と厚生省がタイムリーに日程管理できる能力があるか、はっきり言って不安だ。小学生レベルのシステム管理能力(!)でそんなことできるだろうか。自治体レベルでIT人材を雇用してというニュースも聞かない。

上記の記事によると、感染者情報を未だにファックスでやり取りしている自治体があるという。家内がパートで働く医療関係でも未だにファックス交信を利用しているという。また、ワクチンは全て海外の会社であり、約束通り入手出来ない可能性がある。日本でも国産化が報じられたが。

参考だが、ファイザー製ワクチンの供給を巡り英独で綱引きが起こっているという。また、仮に混乱が起こっても第1波の時のようにマスコミが大騒ぎして国民を混乱させないで欲しい(しそうだ)。多分その頃は私は田舎にいるだろう。もう少し情報を集めてフライトを予約する積りだ。■
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近い目と遠い耳

2021-01-28 18:36:39 | 日記・エッセイ・コラム
NHKの朝ドラを見た後、洗濯物を干しに二階のベランダに出ると、直前に見たテレビ番組の大きな音声が聞こえて来た。聞こえた方向を見ると、向かいの家のベランダで洗濯物を干すオバサンの姿があり挨拶を交わした。想像した通り音声はオバサンちの窓からだった。半端ない大音量だった。

私がこの町内に住み始めた頃からの隣近所の人達は殆どが高齢者になった。このオバサンは私より一回り年上の後家さんで耳が遠くなったと思う。道ですれ違って話する時は普通に会話できるのだが、テレビの音は聞き辛いのだろうか。

オバサン程ではないが、家内も私も最近少し耳が遠くなり聞き返すことが増えた。テレビの音量も少し上げた方が聴き易くなった。年を取ると高周波成分が聞きにくくなるというが、私には何故かテレビの設定を高周波数成分を上げると聞きにくくなる気がする。

17-18歳頃から近眼の眼鏡をかけてきた私は、年をとっても老眼鏡が不要なので助かっている。だが、違った意味で「近い目」を体験してる。先日多摩丘陵を歩いて以来、目線が少し下がった。以前は散歩する時いつも富士山に目が行き、多摩丘陵の景色を気にすることはなかった。

遊歩道や多摩川沿いを散歩する時は、多摩丘陵の先の丹沢と奥多摩の稜線の先の富士山を探す。だがこの数日は多摩川沿いの堤防から多摩丘陵の森や建物等に目が向き、それが何でその向こうに何があったか思い出しながら歩くようになった。目線が下がって近くの丘陵に行くようになった。

田舎にある実家に住み山裾を歩く時もそうだった。山歩きした後に平地から見える山の風景が、森や山陰に隠れていた住居と生活を想像し豊かな風景に変化した。「近い目」とはちょっと無理なこじつけだが、明らかに私の目線が変わり単なる散歩に楽しみが加わった。■
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足が縮んだ!

2021-01-26 20:28:58 | 日記・エッセイ・コラム
年初から大風呂敷を広げた記事を投稿したので、今日は思い切り小さなハンカチを畳んだ私事を。

気分転換に茶色のコールテンのズボンを履いたら、裾が靴のかかとをはみ出し1日で汚れてしまった。退職する前に履いていたズボンなので、多分30年以上前に買ったはずだ。年を取れば身長が低くなるのだから、足も短くなって当然じゃないと家内に皮肉っぽく言われた。

そりゃーそうだけど。年末の健康診断時に測定した身長が1年で4mm減り、身長が高かった中学生頃と比べると3cm低くなっていた。身長が減るのは骨と骨の感覚が狭くなるためだという。だが、足にはそんなに骨がないはずで、股下が縮むのは納得できなかった。

私は流行りの「断捨離」と対極にある絶対に捨てない人だ。若い頃の衣服の加えて息子の着古し(お上がり)が箪笥に集積されている。家内は今とはファッションが違うというが気にしない。暖かく乾き易い新素材の衣服も少しあるが、箪笥の中のコールテンズボンも意外に暖かかった。

コールテンズボンは丈が(異常に)長いので冷たい空気が裾から入らないのが、足が冷えない原因ではないかと思った。新素材より洗濯した時の乾きにくさはあるかも知れないが気にならなかった。

私の現在の身体にフィットするかどうかという点では、股下が長過ぎるのは裾を絡げれば良い。だが、すっかりぽっちゃりお腹になった私には胴回りが問題だ。上がらないチャックをそのままにバンドを思い切り締め上げ、そこでチャックを上げ上着でお腹を隠す。玄関の鏡を見ると見かけ悪くない!■
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東京郊外の風景2021(2)

2021-01-25 20:32:12 | 日記・エッセイ・コラム
2日続いて雨が降り気温が下がったが、一転して今日は暖かい快晴の春の天候だった。昼前に散歩に出かけると、今年になって見たこともなかった真っ白な富士山が丹沢山塊の向こうに見えた。それまでは灰色に白い縦筋が見えるおよそ富士山に似付かないただの高い山だった。

今冬は雨が降らない日が続き、たった2日の雨が11月-12月の雨量に匹敵したそうだ。東京の降雨は山梨や富士山では降雪となり、何時もの富士山に化粧直ししてくれた訳だ。今日は暖かい上に風もあり3日振りに洗濯物を外干し出来た。やはり部屋干しより外干しの方が気持ちいい。

散歩道で出会う人達の数は変わらない気がする。我が町(府中市)には保健所がなく、都の情報によるデータが1日遅れで市のHPに表示される。それによるとコロナ感染者は1日20人前後、昨年67人の感染が出た日には驚いた。実家のある愛媛県より人口比感染者数が遥かに多い。

市内のどこに行っても出会う人たちはマスクをし消毒するが、感染を恐れている様子は感じない。今日の東京の感染者は618人と年初頃に比べると大幅に減少したと報じられたが、死者数が多くまだまだ安心できる状況ではないとの識者はいう。逆に感染に無感覚になるのではと疑う。

東京に戻って家族と自宅暮らしすると自分の為だけにお金を使うことが無い。今はコロナ自粛ということもあり、家内に頼まれて買い物に行き食材を買うだけだ。自分の小遣いを入れる財布も要らない。ところが封筒の2万円が行方不明で、心当たりを探したが見当たらず諦めた事件が起こった。

家族に聞いても最近物忘れが酷くボケと笑いものにされた。今日になって箪笥の中から出て来た。何処にしまったかも忘れていた。このところカードは使っても自分の現金は不要だった。田舎の一人暮らし時はカードは使えず、日々の生活や大事な楽しみの為に現金が必要だったのだが。

以前も投稿したがコロナ自粛下でテレビを見る時間が増え、時間潰しに刑事ドラマの再放送を見たりしてよく家内に文句を言われる。ついでに30年以上前の会社勤め時代のことを持ち出しす。夜帰宅すると家族が見ている番組を強引にお笑い番組に切変えたと非難された。

私は全く記憶が無いのだが新年会で娘からも言われた。その頃は団塊世代が働き盛りのバブル時代で接待を受けたり会社の女の子を自宅に呼んで徹夜でお酒を飲んだりした。家族が目撃したのはその部分だけ。仕事は徹夜も含め長時間残業は当たり前、高血圧や不整脈になり命の危険を感じたが、家族に心配かけたくなく黙っていた。と、今頃になって説明したが請け合って貰えなかった。■
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