おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

鹿児島旅行 その3

2018-06-01 15:39:22 | 旅行記

【今日の 毒出し】

で、朝起きて時計を確認すると,まだ5時ごろだったので同室の連中を起こさないように注意しながら散歩に出た。

あたりは明るく、対岸の大隅半島(おおすみはんとう)からの日の出を眺めながら防潮堤に沿って歩いていると、

後ろから「へしこ1号」が元気な様子で早朝ランニングでやって来た。ああ、こやつは体調良いんだろうなあ。

指宿市は人口4万人ほどの市であるが、立派な体育館やホール陸上競技場や野球場もあって、しかも整備が行き届いていることを発見する。

実は財政が豊かだな。と感心する。(内情は知らないけども)

1時間ほど散歩して宿に帰ってみれば‥‥こはいかに

 

死にそうなやつらばっかりであった。なんだ、なんだ?話を聞くと

昨夜の黒豚バラ肉しゃぶしゃぶと豚脂雑炊とすでに口が開いていた鹿児島焼酎飲み放題、どれが原因かは不明だが

ひどい下痢が止まらないそうだ。部屋に1つしかないトイレは入れ替わり使用していて廊下のトイレに行ったやつもいる。

 

ワシの、今だに消化不良の胃のつかえなど健康なほう。

「肉の赤いところを食べた?」と聞くが「絶対に食ってない」という。‥‥なんだろなあ。

とにかく頑張って朝食に行く。トランスポータジェイソンはそれもダメで部屋でおとなしく待機、超珍しい。

 

完璧な体調を保っている者は皆無の中、観光に来たのだからと指宿名物の砂むし温泉へ行く。

ここのホテルでも砂むし温泉は体験できるが1200円、それをわざわざ断って(高いから)(やっぱしホンマモンが良い)

市営(運営委託:まちづくり会社)「砂むし会館 砂楽」に。浴衣レンタル込みで1000円ほど(値段は忘れた)とにかくホテルより安かった。

素っ裸になって浴衣を着て海岸へ

上の写真、正面がよしず張りの温泉場となっている。

浴衣1枚だから女性客を見ると何故か中身を想像しちまうでねえか。

まことに不純。温泉だからヨクジョウな。

 

下の写真は、海岸にそのまま寝転んで砂むししてもらうところだが、干潮の時間でないと使えないという。

あきらめて小屋の中へ

砂の重量は大変なものだと初めて知った。ワシなど普段から高血圧なのでか知らないが体中、特に手・腕・足がドキドキして全身で心臓の動きを体験。砂の温度は少し熱めだが気持ち良い。

なんでも体験時間は10分が標準だそうだが、気持ちよいのでもっと寝ていたい気持ちと、血圧が上がってポックリ逝ってしまうかもという恐れから、ジャスト10分で手を出して腹の砂を掻き起き上がった。

工事で、1mほどの深さの土砂に埋まって死ぬ例があるが、このわずかな砂の量でもかなり重さを感じるのだから「そりゃあ死ぬなー」と今更ながらに思う。現場管理はしっかりとしなくちゃあなんねえな。←今日の教訓

 

体が温まったせいか、ワシの胃はだいぶ調子が元に戻ってきた。トランスポータージェイソンはすっかり元気に。デトックス効果というのだろうか。(デトックス:体内の老廃物を排出すること)

ジェイソンはもっと悪いものを出したら良かったのに。しかし、砂だから分からんだろうと下痢は✖。

 

次回は知覧へそして鹿児島市内へ