【今日の 隔世の感】
文章は、書く人の年齢を表すという。
どうせ前期高齢者まぢかなワシですよ。どうせ『レコード屋』ですよ。なにか?文句ある?
なにせワシの半生はレコード、それも331/3回転のLPと、45回転のドーナツ盤で育ってますから。
CDなんてものは音がインチキ臭せえや。
突然チャイコフスキーのバイオリン協奏曲第1番を聞きたくなった。だから図書館で探してアイザック・スターン演奏のと
五嶋みどり演奏の2枚を借りて聴いた。 いいねえ♥
ついでにコピーするかとPCにインストールしたがこれがダメ。
何度やってもコピーできない。鍵のアイコンが付いてしまう。個人として楽しむのにもコピーはダメかい。
仕方がないので、もう何年も行っていない市内のレコード屋に買いに行った。
ところが・・・・・
幼少の頃は、あれほど繁盛していたレコード屋が、今はトレーディングカードとか言うわけのわからんモンと、映画のDVDと
ゲームソフト売り場で大半を占めちまっていた。
レコードいや、CDはほんのわずか。だからジャズもグループサウンズもクラシックも全然なし。
一応棚にはCDサイズの名札が納まってはいるが、名札だけ。ズラズラと並んでいる。
欲しいものがあれば取り寄せると書いてある。
どうする?アマゾンに注文すれば下手をすればその日に届く世の中だ。
学生・生徒の頃は友人たちと店に溜まって視聴したり(金がないから聞くだけな)LPの、あの大きいジャケットの写真を見たりして過ごしたもんだが
世の中あまりに変ってしまったわい。
トレーディングカードのやり取りをしているのであろうと思われる『若い衆』のざわめきを聞きながら
ワシは浦島太郎の気持ちになった。
これならブックオフの方が品数は揃っているぞと行ってみれば
CDたくさんあるにはあるけれど、クラシックは一枚も無し。
ふと気が付くと、ワシは髪の毛が白くなり立派な白髭も生えてきた。 (ウソ)
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