MrKのぼやき

煩悩を解脱した前期高齢者男のぼやき

2022年4月新ドラマ

2022-03-16 16:56:00 | テレビ番組

年明けからの SARS-Cov-2 オミクロンによる第6波、

重症化率が低い割に死亡者数が多かったのはやはり

高齢者の感染が多かったためだろう。

ただ、3月に入り新規感染者数は徐々に少なくなっており、

少し明るい兆しも見え始めてはいる。

一方、ロシアによるウクライナ侵攻は世界中に暗い影を落としている。

この先2022年はどうなっていくのか?不安が募るばかりである。

フジテレビ『ミステリと言う勿れ』より

 

さて、2022年1月クールドラマの視聴率であるが、

二桁の数字を獲ったのは、月9『ミステリと言う勿れ』と

日曜劇場『DCU』の2本のみ。

『ミステリと…』はこれまでにないドラマ構成で、

斬新な感じで、唯一次週が楽しみに思えた作品だった。

一方、浜辺美波、清原果耶、高畑充希、黒木華といった、

期待の女優陣の主役ドラマはいずれも10%に届かず…。

これらドラマの不振は女優の演技に問題があるというよりも、

企画と脚本が悪すぎたように思われる。

また松潤主演の『となりのチカラ』も初回・第2話こそ二桁だったが、

以後は9%にも届かない有様(冬期オリンピックによる中断が災い?)。

もはや嵐の人気も過去の遺物となった感がある。

(次クールの二宮ドラマがどうなるかが注目される)。

1月クールも全体的にパッとしなかった印象だが、

春4月からの2022年4月クールドラマの内容をチェックしてみたい。

 

 

フジ月9 4/11 ~ 『元彼の遺言状』 綾瀬はるか、大泉洋、関水渚、他

原作は新川帆立による小説『元カレの遺言状』。敏腕女性弁護士が、殺害された元カレが残した、自分を殺した犯人に全財産を譲るという遺言状を見た敏腕女性弁護士が犯人を仕立て上げ巨額の遺産を手に入れようとするリーガルミステリー。綾瀬はるか演じる主人公・剣持麗子は容姿端麗、スタイル抜群、派手な高級スーツを身にまといヒールを鳴らしながら風を切って我が道を突き進む、大手法律事務所で働く敏腕弁護士。どんな相手に対しても物おじせず、圧倒的な法律知識とハッタリを効かせた話術を武器に、数々の難局からクライアントを救ってきた。クライアントのために、どんなあくどい手を使ってでも“勝ち”にこだわり誰もが認める超優秀な弁護士ではあるが、内外に敵も多い。麗子はそんな外野には目もくれず「お金が欲しい」という誰もが持つ感情が人一倍強いだけだと豪語する。そんな彼女が、ひょんなことからある大事件に巻き込まれていく。ある日、あるクライアントからクレームがあり麗子はボーナスカットを言い渡される。これに憤慨した彼女はしばらく事務所を休むことに。暇を持て余した麗子は手当たり次第に知り合いにメールを送るが返信があったのは元カレの森川栄治ただ一人だった。ただそのメールに書かれていたのは、彼の訃報だった。メールの差出人は篠田(大泉洋)という謎の人物、彼女とは全く面識がないはずだったが、『久しぶりだね』との電話がある。栄治には1080億円という巨額の遺産があり、『僕の全財産は僕を殺した犯人に譲る』という奇妙な遺言状が残されていた。元カレが死んだ事実より巨額な遺産の方に心が動いた麗子は、栄治が暮らしていた軽井沢の別荘の管理人を務めていたという篠田を『完璧な殺人計画』による殺人犯に仕立て上げ共謀して遺産を山分けする計画を立てる。遺産に狙いを定めた彼女は篠田とバディを組み行動を共にし、巨額の遺産と栄治の死の真相に迫ろうとする。そうして栄治の過去が紐解かれるにつれ、次第に栄治の遺言に隠された本当のメッセージが明らかになっていく。栄治は本当に病死なのかそれとも…。パンドラの箱を開けてしまった麗子と篠田をさらなる悲劇が待ち受ける。また、さらに毎度殺人事件に遭遇、そのたびに篠田とタッグを組み、法的視点でしぶしぶ事件を解決する羽目に陥る。主人公が善玉なのか悪玉なのか今のところよくわかっていないドラマ。

 

 

フジ(関西テレビ)月10 4/18 ~ 『恋なんて、本気でやってどうするの?』 広瀬アリス、松村北斗(SixTONES)、西野七瀬、藤木直人、飯豊まりえ、岡山天音、古川雄大、戸塚純貴、香椎由宇、他

27歳恋愛不要女子 VS. 刹那恋愛主義男子、安定志向早婚レス妻 VS. 訳ありミステリアスシェフ、愛され中毒パパ活女子 VS. 不思議系陰キャ男子の6人の“恋に本気になれない”男女が織りなす群像ラブストーリー。広瀬アリス演じる主人公は『恋なんて人生のムダ!』と宣言する27歳こじらせ女子・桜沢純。彼女と出会い“本気の恋”に落ちていく“来る者拒まず去る者追わず”の危険なイケメン男性・長峰柊磨を松村北斗が演じる。純は、洋食器メーカー『相良製陶』で若くしてチーフを務める優秀なデザイナー。ファッションや食べ歩きなど趣味も充実し、親友との女子会ではぶっちゃけトークでいつも盛り上がる。そんな充実した東京ライフで自分のペースを乱したくない彼女の信条は『恋なんて人生のムダ!』。27歳にして恋愛経験、男性経験ゼロでこじらせているように見えるが、『恋なんて不確かなもので、心も時間も無駄にしたくない』というのが彼女の確固たるスタイル。頑ななまでのその思いの裏には、実はある理由が隠されていた。そんな純が出会ったのは、フレンチビストロ『サリュー』のギャルソン兼見習い料理人の柊磨。目を見張るほどのイケメンな上に、女性の心をつかむ言葉や表情、言葉遣いは天才的。恋愛は刹那主義で、店の客とも適度に関係を持つ危険な男。しかしそれはどこか空っぽな自分の内面を押し隠しているようだった。そんな2人の出会いが、お互いに変化をもたらし本気の恋に陥っていく。その他、安定志向な“早婚レス妻”の清宮響子を西野七瀬、謎だらけの“ワケありミステリアスシェフ”岩橋要を藤木直人、恋はコスパが命の“パパ活女子”真山アリサを飯豊まりえ、不思議系陰キャ男子・内村克巳を岡山天音が演じる。また純の高校のラクロス部時代からの先輩で人生でたった一人の“推し”・坂入拓人に古川雄大、ラクロス部の同期ながら恋愛に発展する可能性ゼロの“安心安全の大津”こと大津浩志に戸塚純貴がキャスティングされている。純(広瀬アリス)が働く『相良製陶』の元先輩で、現在はネイルサロン『Ambarvalia(アンバルワリア)』を経営する中川岬希に香椎由宇。純、響子、アリサが集まる女子会の場となるネイルサロンでアネゴ的存在となる。若者たちに交じって藤木直人もよく頑張るな。

 

 

TBS 火10 4/19 ~ 『持続可能な恋ですか?』 上野樹里、田中圭、磯村勇斗、井川遥、松重豊、他

ヨガインストラクターの女性が父娘二人で婚活にチャレンジする物語。吉澤智子・脚本によるオリジナルドラマ。上野樹里演じる主人公・沢田杏花(さわだきょうか)はヨガインストラクター。母が他界した2年前に実家へ戻り、現在は父・林太郎(松重豊)と2人暮らし。生徒の前では『心身ともに穏やかな暮らし』を送っているように取り繕っているが、実際の生活は穏やかさとは程遠く、いつもバタバタと何かに追われていた。大雑把な性格のため身の回りのことや家事もとにかく雑で、同居中の父とはケンカが絶えない。自分の時間を自分のために使いたいのに、お荷物な父の面倒も見なくてはならず、おかげで結婚願望も薄い。そんな杏花が、父に巻き込まれる形で婚活を始める。一方、2年前に妻に先立たれてしまった杏花の父・林太郎は、フリーで辞書の編さんをしている日本語学者で、24時間365日『言葉』のことを考えている“日本語オタク”。家のことは完全に妻に任せきりだったため日常生活能力が低く、同居中の娘・杏花をいつもイライラさせてしまう。妻を亡くしてからというもの、人生の活力を失いかけていたが、遺品整理で見つけた“亡き妻からの離婚届”をきっかけに一念発起。第二の人生のパートナーを探すため、杏花を巻き込んだ“ダブル婚活”を思い立つ。この二人の他、杏花と出会うことになる東村晴太(ひがしむらせいた)を田中圭、杏花と18年ぶりに再会する幼なじみの不破颯(ふわはやて)を磯村勇人、杏花の父・林太郎と婚活パーティーで運命的に出会う女性・日向明里(ひなたあかり9を井川遥が演じる。突如始まった“ダブル婚活”をきっかけに『誰かと共に生きること』を一生懸命に考える娘と、『第二の人生』へと向かう父の奮闘、そして二人の父娘バトルが描かれる。

 

 

テレ朝水9 4/6 ~ 『特捜9 season5』 井ノ原快彦、羽田美智子、山田裕貴、津田寛治、田口浩正、中越典子、中村梅雀、向井康二(Snow Man)、他

個性派刑事たちの奮闘を描く本ドラマも既に5シーズン目となる。特捜班メンバーたちが衝突しながらも、事件解決という同じ意識を共有し全力で捜査に当たっていく。今回は新藤亮刑事(山田裕貴)の秘めたるエピソードが徐々に明かされていくほか、前シーズンでめでたく結婚した小宮山志保刑事(羽田美智子)と村瀬健吾刑事(津田寛治)の1年後の生活も描かれる。またその村瀬が副所長となる警視庁内の新部署『捜査支援分析センター(SSBC)』に所属し特捜班の捜査をサポートする三ツ矢翔平に向井康二がキャスティングされメンバーの若返りが図られる。向井は明るく少し天然、思ったことをつい口に出してしまい、周りの空気を一変させることもあるが、何故か憎めないキャラクターの持ち主。これまでの国木田誠二班長(中村梅雀)、浅輪直樹(井ノ原快彦)、青柳靖(吹越満)、矢沢英明(田口浩正)らが引き続き特捜班メンバーとして登場する。高齢者も気安く見られる安定の刑事ドラマ。

 

 

日テレ水10 4/13 ~ 『悪女(わる)~働くのがカッコ悪いって誰が言った?』 今田美桜、江口のりこ、鈴木伸之、他

原作は深見じゅんのコミック『悪女(わる)』。1992年に石田ひかり・主演で一度ドラマ化されている(読売テレビ制作・日本テレビ系列で放映)。男女雇用機会均等法以前の旧態依然とした商社・近江物産を舞台に、男女差別が当たり前の労働環境のなか、現状を打破し成長していく落ちこぼれ新入社員の主人公の活躍が描かれる。今田美桜演じる主人公は三流大学を四流の成績で卒業したが、運よく大手IT企業に入社できた田中麻理鈴(今田美桜)。大食い&酒豪でお調子者な上に他人の悪意に対して異常に鈍感で、気づけば彼女のために一役買おうとする気にさせる特技の持ち主。しかしこの落ちこぼれ新入社員は超窓際部署に配属されてしまう。そこには謎多き先輩社員の峰岸雪(江口のりこ)がいた。その過去は謎だが、奮闘する麻理鈴の可能性に気づき、峰岸の中で眠っていた野望が呼び起こされる。そして麻理鈴に対し時に優しく、時に冷たく出世の手助けをし始める。麻理鈴は峰岸の助言を武器に職場の問題を解決しながら会社の最下層からのステップアップを目指していく。その他、エリート社員の小野忠を鈴木伸之が演じる。彼は将来を期待されるエリート社員で男尊女卑感覚の持ち主。能力の低い人間を毛嫌いし麻理鈴のことを大いにバカにしていたが、彼女と接することで徐々に自分の審美眼を疑い始め価値観が変わっていく。麻理鈴が務める会社で、掃除のアルバイトとして働く山瀬修(やませ・しゅう)役に高橋文哉が出演。自分の名前を覚えてくれた新入社員の麻理鈴に好感を持ち、会社の情報に詳しいことから麻理鈴がピンチの時に助けてくれるようになるのだが、実は彼には麻理鈴には言えない秘密があった…。しかし毎度ながら、この水10ドラマのタイトルのダサさ、何とかならないか。

 

 

フジ水10 4/13 ~ 『ナンバMG5(エム・ジー・ファイブ)』 間宮祥太郎、神尾楓珠、森川葵、森本慎太郎(SixTONES)、原菜乃華、鈴木紗里奈、宇梶剛士、他

原作:小沢としおによる漫画、『ナンバMG5』&『ナンバデッドエンド』(秋田書店)。フジの新しいドラマ枠となる水10の第一弾は、筋金入りのヤンキー一家の次男が『ヤンキーを辞めたい』『普通の高校生になりたい』と、家族に内緒で健全な高校に入学するという『高校逆デビュー』物語。 間宮祥太郎演じる主人公は、筋金入りのヤンキー一家“難破(なんば)家”の次男・剛。家族の前では特攻服を着たバリバリのヤンキーだが、学校では制服を着た真面目な高校生という二重生活をスタート。学校では優等生として美術部に入るが、いじめられている友人を放っておけず、つい特攻服に着替えて助けたことをきっかけに、正体不明の最強ヤンキーとしてどんどんのし上がってしまうというストーリー。剛の“相棒”的存在でクールなイケメンヤンキー・伍代直樹を神尾楓珠が演じる。また、剛の父・勝(まさる)を宇梶剛士、母・ナオミを鈴木紗里奈、そして妹の吟子(ぎんこ)を原菜乃華がそれぞれ演じる。剛は誰にも言えない秘密を抱えながら、果たして憧れだった普通の高校生活を送ることは出来るのか?二重生活から生じる人間関係の亀裂、そして苦悩…しかしそこから生まれる友情・家族愛までが描かれる“青春ヤンキードラマ”…とか。“ヤンキー”のキーワードが入るとそれだけで視聴意欲を失ってしまうのは自分だけだろうか。

 

 

テレ朝木9 4/14 ~ 『未来への10カウント』 木村拓哉、満島ひかり、安田顕、内田有紀、八嶋智人、生瀬勝久、柄本明、市毛良枝、馬場徹、オラキオ、富田靖子、他

生きる希望を失った高校ボクシング部のコーチが高校生たちとともに人生のリベンジマッチに立ち向かう。福田靖脚本によるオリジナルドラマ。主演の木村拓哉が演じるのは、高校時代にボクシングで4冠を達成した後、30年近くの時を経て高校ボクシング部のコーチに就任する主人公・桐沢祥吾。ところが、彼の人生が輝いていたのはごく一時期。実は、大学時代にはある理由でボクシングを断念。その後も最愛の妻を亡くした上、さらなる不運に見舞われ、今では『生きる希望を完全喪失している男』となっていた。そんな絶望の人生が、図らずもボクシング部のコーチになったことで徐々に熱を取り戻し、大きく動き出すことになる。復活する桐沢を中心に、世代を超えた青春群像劇が描かれる。当初は母校・松葉台高校のボクシング部にコーチとして戻ることにはまるで乗り気でなかったが、心配する親友や恩師から強引に背中を押され、コーチを引き受けることとなった桐沢は、『強くなりたい』『勝ちたい』と汗まみれになってサンドバッグを打つ高校生たちを目の当たりにするうち、自分自身の中にも少しずつ熱いものがよみがえってくる。青臭くもがむしゃらな熱を秘めた高校生たちと真剣に向き合い、ぶつかり、共に悩み、鼓舞し合いながら、桐沢は迷える若者たちを変えていくと同時に、自分自身も変化を遂げ新たな未来に向けて走り出していく。ヒロインの折原葵役に満島ひかり。不本意ながらもボクシング部の顧問を押しつけられたシングルマザーの高校教諭。まじめで真っ直ぐな性格の葵は、覇気がまったく感じられない桐沢を鼓舞し、前向きに引っ張っていく役柄。次第に桐沢に好意を抱き始める。その他、桐沢を再生させるべく動く高校時代の親友・甲斐誠一郎に安田顕、ボクシング部の元監督・芦屋賢三に柄本明、松葉台高校の校長・大場麻琴に内田有紀が配役、さらに松葉台高校の教諭役を八嶋智人、馬場徹、オラキオ、富田靖子、生瀬勝久らが務めるという豪華なキャスティングとなっている。

 

 

フジ木10 4/14 ~ 『やんごとなき一族』 土屋太鳳、松下洸平、尾上松也、松本若菜、渡邊圭祐、松本妃代、馬場ふみか、倍賞美津子、木村多江、石橋凌、他

庶民の家庭から上流社会の一族に嫁いだ女性のハッピーエンドの先にある戦いを描く“アフター・シンデレラ・ストーリー”。 原作は講談社『Kiss』連載中のこやまゆかりによる連載コミック。土屋太鳳演じる主人公・篠原佐都は母と二人で大衆食堂・まんぷく屋を営む下町育ちの女性。芯が強く明るい性格で食堂の看板娘として常連客からかわいがられていた。佐都は交際中の深山健太(松下洸平)からプロポーズされる。彼の家は江戸時代から400年以上続く名家で、不動産事業を手がけ莫大な資産を有する一族だった。一等地に建つ豪邸に住み、一流の品々に囲まれ、華やかな宴に興じる日々。健太はそんな深山家の次男坊。明るく気さくな性格で教養もある紳士である一方、独裁的な父・圭一(石橋凌)や深山家の慣習に対して幼い頃から嫌悪感を抱いていたため、学生時代に家を出て一人暮らしを始め、深山家とは無関係の会社に就職していた。身分の違いを理由に深山家の親族からは結婚を猛反対されるが、佐都は純朴で庶民的な健太を信じ駆け落ち同然に入籍する。しかし圭一の策略により深山家に入って生活を始めることになる。はじめのうちは深山家の旧態依然な上流社会ならではのしきたりに納得できずにいた佐都だったが、“深山家を普通の家族にしたい”という健太の思いを知り、深山家に入って戦うことを決意する。華やかな一族の栄華に潜む“嫁VS姑”、“本妻VS愛人”の戦いや後継者争い、いまだに残っている“男尊女卑”など、壮絶な試練の数々に立ち向かううちに、ワケあり一族の本当の姿が次々と暴かれていく。

 

 

TBS金10 4/15 ~ 『インビジブル』 高橋一生、柴咲コウ、有岡大貴(Hey!Say!JUMP)、堀田茜、原田泰造、桐谷健太、他

刑事と犯罪コーディネーターの2人が、警察すら存在を知らない凶悪犯(通称・クリミナルズ)を捕まえるために、異色のバディを組む犯罪エンターテインメント。いずみ吉紘・脚本によるオリジナルドラマ。高橋一生演じる主人公・志村貴文は、未解決事件の継続捜査を行う警視庁の特命捜査対策班に所属する刑事で、かつては捜査一課の最前線で事件捜査を行っていたが、犯人逮捕への熱意や正義感は人一倍強く、逮捕するためならば“グレー”な手段を使うこともあったため、特命捜査対策班へ左遷されたという役どころ。一方、柴咲コウ演じるキリコは、この世のあらゆる凶悪犯罪の裏で凶悪犯の紹介、斡旋をするなど裏社会を牛耳る犯罪コーディネーターで、警察内でも一部の人間しか知らず、実像を誰も見たことがないことから『インビジブル』と呼ばれていた。そんな彼女が『キリコ』と名乗って突如姿を現し、犯人逮捕に協力すると警察に申し出る。そして捜査に協力する条件として志村を担当に指名したため 2人は異色のバディを組むことになる。キリコは警察も存在を掴んでいない凶悪犯・クリミナルズの情報に精通し、志村たちが追っている数多くの未解決事件を解決するカギを握っているとみられたが、キリコが志村に近づいた目的は謎だった。『正義』代表の刑事と『悪』代表の犯罪コーディネーターという本来相容れないはずの2人の化学反応で世に知られていない凶悪犯があぶり出される…。志村の天敵とも言えるキャリア監察官・猿渡紳一郎(さるわたり・しんいちろう)役に桐谷健太、捜査一課を束ねる課長・犬飼彰吾(いぬかい・しょうご)役に原田泰造らがキャスティングされている。

 

 

テレ朝 金23:15 4/22 ~ 『家政夫のミタゾノ(第5シリーズ)』 松岡昌宏、伊野尾慧(Hey!Say!JUMP)、山本舞香、しゅはまはるみ、平田敦子、余貴美子、他

2016年10月クールから始まった本ドラマも6年目に入って第5シリーズとなる。家事のスキルは完璧、でも無表情で何を考えているのかわからない上、なぜか女装しているという謎多き“最強の家政夫”ミタゾノが活躍する物語。今回は山本舞香演じる『ヤンキー家政婦』本仮屋素子(もとかりやもとこ)が『むすび家政婦紹介所』に新加入。ミタゾノに惚れ込み仁義を重んじる素子は、何があってもミタゾノに“地獄の果てまで”ついていくという熱い正義感と情熱を持つ一方で、自分のことは『あたい』、服装も個性的で、言葉や行動の端々にヤンキーが隠せない。そのほか家政夫の村田光役の伊野尾慧、所長の結頼子役の余貴美子、家政婦の阿部真理亜役の平田敦子、同じく式根志摩役のしゅはまはるみ等は前作から続投。ミタゾノが毎回披露する家事スキルも前作ではネタ切れの感があったが、今作でも引き続き発揮されるとみられる。

 

 

日テレ土10 4/23 ~ 『パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル』 ディーン・フジオカ、岸井ゆきの、ユースケ・サンタマリア、佐藤隆太、石野真子、他

最愛の妻を亡くした警察官僚と科学界を離れた女性天才科学者がタッグを組んで難事件を解決する。原作は中村啓の小説『SCIS 科学犯罪捜査班~天才科学者・最上友紀子の挑戦』。科学犯罪対策室を創設した警察官僚の小比類巻祐一(ディーン・フジオカ)はアドバイザーとして天才科学者・最上友紀子(岸井ゆきの)を迎え最先端科学にまつわる事件の捜査を担当する。科学犯罪対策室に託されたのは法整備や警察機構の対応が追いついていない犯罪の解明だった。二人は、これまでの考え方ではただの“不思議で不可解な事件”とされていた難事件を、事件の裏に隠された科学そのものを捜査によって解き明かしていく。一方、小比類巻は病気で亡くなった最愛の妻に関してある大きな秘密を抱えていた。この二人の他、科学犯罪対策室に迎えられた警部・長谷部勉にユースケ・サンタマリア。科学には弱いが元警視庁捜査一課に所属し現場経験が長い叩き上げの優秀な刑事。小比類巻の大学時代の後輩で現在は厚生労働省のキャリア官僚で課長職にある三枝益夫に佐藤隆太。小比類巻とは家族ぐるみの付き合いをしており、様々な貴重な情報を提供してくれる。その他、亡くなった小比類巻の妻・亜美に本仮屋ユイカ。娘を出産後に意識不明となり死亡した。亜美の母親・四宮聡子に石野真子、小比類巻の上司で警察庁刑事局長・警視監の島崎博也に板尾創路。科学技術の発展による新たな犯罪に対応すべく『科学犯罪対策室』の発足を支援。警視庁捜査一課・課長で警視正の葛木信介に西村和彦。叩き上げのノンキャリアだが刑事としてのプライドを持っている。最先端科学が引き起こす怪事件をいかに解決するのかがみどころ。

 

 

NHK日8(大河ドラマ) 継続中 『鎌倉殿の13人』 小栗旬、新垣結衣、菅田将暉、中川大志、山本耕史、大泉洋、佐藤浩市、松平健、西田敏行、江口のりこ、迫田孝也、青木崇高、市川染五郎、八嶋智人、南沙良、秋元才加、山崎一、岡本信人、市川猿之助、竹財輝之助、坪倉由幸(我が家)、山口馬木也、國村隼、坂東彌十郎、宮沢りえ、片岡愛之助、小池栄子、小林隆、中村獅童、佐藤二朗、堀内敬子、草笛光子、他

終始現代言葉でやりとりし、ときおりギャグのようなセリフもあるため、平安末期~鎌倉時代の緊張感が削がれてしまうのは三谷幸喜脚本のため仕方がないのだろうか?せめて、命を失うかもしれない戦のシーンでは、ちゃらけたセリフは封印してほしい。頼朝にあのひょうきんな顔の俳優を配したのが最大のミスキャストかもしれない。

 

 

TBS日9 4/10 ~ 『マイファミリー』 二宮和也、多部未華子、賀来賢人、濱田岳、那須雄登(美 少年/ジャニーズJr.)、高橋メアリージュン、富澤たけし(サンドウィッチマン)、玉木宏、松本幸四郎、他

娘を誘拐された夫婦が誘拐犯に立ち向かう。黒岩勉の脚本によるオリジナルドラマ。二宮和也演じる主人公の鳴沢温人は世間で注目を集めるゲーム会社の社長。鎌倉に家を構え、SNS で1万人のフォロワー数を誇る妻・未知留(多部未華子)、小学生の娘と穏やかで幸せな日々を送っていた。しかしそんなある日、娘が何者かに誘拐されたことで彼らの日常は一変する。警察の助けを借りることができない2人は憎き誘拐犯に立ち向かうことを決意する。2人が娘を救おうと奮闘するうち、親友、警察、会社など周りの人間も巻き込んでいく。温人と未知留の学生時代の友人・三輪碧に賀来賢人。学生時代から何でもでき女性によくモテる弁護士。同じく2人の学生時代の友人東堂樹生に濱田岳。明るく友達思いの元刑事、現在は警察を辞め警備会社で働いている。人生最悪の事態に家族の絆が試されるファミリー・エンターテインメント。

 

 

日テレ(読売テレビ)日22:30 4/24 ~  『金田一少年の事件簿』 道枝駿佑(なにわ男子)、上白石萌歌、沢村一樹、岩﨑大昇(美 少年/ジャニーズJr.)、他

天才高校生探偵が難事件を解決するミステリー&ホラー。原作:天樹征丸、金成陽三郎、さとうふみや、脚本:大石哲也、川邊裕子。『金田一少年の事件簿』は1995年の初放送から繰り返し映像化されている人気の謎解きミステリードラマである。原作も30年前から週刊少年マガジン(講談社)で連載され現在まで続いている。この新シリーズは、数多のエピソードの中から選りすぐりのエピソードを現代の視点で再構築される。これまでに、堂本剛(1995年/1996年)、松本潤(2001年)、亀梨和也(2005年)、山田涼介(2013年/2014年)とジャニーズの面々で繋がれてきた金田一一役の5代目を演じるのが道枝駿佑。一は名探偵・金田一耕助を祖父に持つIQ 180 超えの頭脳の持ち主。普段は不動高校のトホホな高校生だが、事件が起こると幼馴染の七瀬美雪(上白石萌歌)や警視庁捜査一課・警部の剣持勇(沢村一樹)と共に、大胆で緻密なトリックを暴き出し難解な事件を解決する。その他、不動高校の1年生・佐木竜太を岩﨑大昇が演じる。ミステリー研究会に所属、動画撮影が趣味で、一や美幸のそばで事件の行方を見守る頼れる後輩。ジャニーズによるジャニーズファンのためのドラマという感じだがミステリー好きには楽しみなドラマかも。

 

 

今クールは特に事件ものやミステリーが多い印象だ。

婚活や恋愛のドラマもあるが恐らく数字は獲れないだろう。

キムタクのスポーツ根性ドラマ?は少し時代遅れな感あり、

二宮クンの日曜劇場とともにコケないことを祈りたい。

このクールも、月9が面白そうだが、果たして…。

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