MrKのぼやき

煩悩を解脱した前期高齢者男のぼやき

2023年1月新ドラマ

2022-12-11 16:48:31 | テレビ番組

これまでと比べ立ち上がりはゆっくりだが

SARS-Covid-2感染者数がじわじわと増加してきている。

おかげで2022年の忘年会も堂々と行えそうにない。

このパンデミック、一体いつまで続くのだろうか。

 

さて10月クールドラマも予想に違わず低調だった。

10%越えは『相棒』と『ザ・トラベルナース』のいずれもテレ朝勢。

TBSは3本とも全くの期待外れに終わってしまった。

視聴者が安定路線を求めているためなのか、

斬新なドラマは敬遠されるのかもしれない。(つまらぬ風潮だが…)

一方『Silent』、視聴率こそさほど高くなかったが、

『見逃し配信』再生数では新記録を樹立したとか。

やはり手話を使ったドラマにはどこか惹かれるところがあるのかも。

 

「かのフローレンス・ナイチンゲールはこう言っています。

『医者は病気を見つけて病気を治し、ナースは人を見て人を直す』と」

(テレ朝『ザ・トラベルナース』より)

 

『ずっと…』

(フジテレビ『Silent』より)

 

10月クールの各ドラマの視聴率を以下に記載する。

(視聴率%はビデオリサーチ調べ・関東地区)

月9フジ『PICU小児集中治療室』(全11話、平均8.54)

月10フジ『エルピス~希望、あるいは災い~』(全10話、平均6.31)

火9テレ朝『科捜研の女2022』(全9話、平均8.99)

火10 TBS『君の花になる』(全10話、平均5.26)

水9テレ朝『相棒 season 21』(10話まで、平均13.76)

水10日テレ『ファーストペンギン』(全10話、平均7.24)

水10フジ『親愛なる僕へ殺意をこめて』(全9話、平均3.80)

木9テレ朝『ザ・トラベルナース』(全8話、平均12.10)

木10フジ『Silent』(全11話、平均7.59)

金10 TBS『クロサギ』(全10話、平均7.41)

土10日テレ『祈りのカルテ~研修医の謎解き診察記録~』(全10話、平均6.37)

日9 TBS『アトムの童』(全9話、平均9.59)

日10時半 日テレ『霊媒探偵・城塚翡翠』(全5話、平均5.30)

                『霊媒探偵・城塚翡翠 倒叙集』(全5話 [4話を除く]、平均5.13)

 

 

それでは2023年が明るい年となることを祈って

1月からの新ドラマをチェックしてみたい。

 

 

フジ月9 1/9 ~ 『女神(テミス)の教室~リーガル青春白書』 北川景子、山田裕貴、佐藤仁美、南沙良、高橋文哉、前田旺志郎、前田拳太郎、河村花、宮野真守、小堺一機、尾上松也、及川光博、他

ロースクール(法科大学院)を舞台にしたリーガル青春群像劇。裁判官から実務家教員としてロースクールに派遣された新米教師が『人を知らなければいい法律家にはなれない』をモットーに『法』だけでなく『人』を学ぶ授業を展開、新風を巻き起こす。テミスとは、ギリシア神話に出てくる法・掟の女神のこと。北川景子演じる主人公・柊木雫(ひいらぎしずく)は裁判官。柊木自身、学生時代に父親が勤め先の町工場を解雇されたことで原告側の家族として裁判に同席。その際に裁判官が原告一人一人の話に熱心に耳を傾ける姿に感銘を受け、裁判官を志すこととなる。大学卒業後はロースクールで法律を学び、東京地裁・刑事部の裁判官として活躍の場が与えられた。しかし、とことん人を知ろうとし、人と関わろうとする信念があだとなり、月に30件・年に300件の裁判を受け持たなければならない中で、効率よく案件をこなせずにいた。そんなある日、裁判所の所長から辞令を渡され、青南大学法科大学院に実務家教員として派遣される。そこでは教師も生徒も目先の“司法試験合格”にとらわれ、教師は司法試験のノウハウを教えることにしか興味がなく、学生たちも単位が取りやすい授業を履修しながら試験の対策になることしか求めていなかった。『人を知らなければいい法律家にはなれない』を信念に職務を全うしてきた柊木がそんな現実に違和感を覚え、法科大学院での授業で重視したのは“人々の行動に隠れたなぜ?”を見つめること。そこで彼女は毎回、ある判例を取り上げそこに登場する人物の行動に着目し、法の教科書には載っていない“気づき”を与えていく。エリートで完璧な裁判官のイメージとは程遠い感受性豊かで気さくな主人公が、彼女を取り巻く人々と価値観をぶつけ合いながらロースクールの現状を打破していく姿が描かれる。

 

 

フジ(関西テレビ)月10 1/16 ~ 『罠の戦争』 草彅剛、井川遥、杉野遥亮、小野花梨、高橋克典、小澤征悦、宮澤エマ、坂口涼太郎、玉城裕規、白鳥晴都、飯田基祐、田口浩正、本田博太郎、片平なぎさ、岸部一徳、他

2015年に放送された『銭の戦争』、2017年に放送された『嘘の戦争』に続く“復讐シリーズ”第3弾。後藤法子の脚本によるオリジナルドラマ。命を懸けて尽くしてきた政治家に裏切られた議員秘書が、権力を振りかざす不条理な政治家たちに復讐を果たそうとする。草彅剛演じる主人公は、国会議員の議員秘書・鷲津亨(わしづとおる)。息子を瀕死の重体に追いやった事件の犯人とそれを隠蔽しようとする政治家への復讐に燃える。亨は国会議員の”陰”となって奔走し、支援者たちの陳情をさばき、スキャンダルの種をつぶす。常に冷静沈着、何があっても感情を表に出さず、必要があれば誰にでも頭を下げてきた。しかし、ある日、突きつけられたのは、自身の息子が瀕死の重傷を負う事件、そして“先生”からのその事件の“もみ消し”指示。自分を殺し、我慢を重ねてきた亨の中で何かが大きく変わる。“弱い者には弱い者なりの闘い方がある”長い秘書生活で培った政治の世界での知略と人脈と情報を駆使し、息子を重体にした“何者か”の真相を追いながら、権力を振りかざして事件を隠蔽しようとする国会議員へ壮絶な復讐を仕掛ける。亨の妻・鷲津可南子(わしづかなこ)に井川遥、亨と同じ議員事務所で秘書見習いとして働く蛯沢眞人(えびさわまさと)に杉野遥亮、亨が仕える議員の後援会関係者の紹介で私設秘書として働く蛍原梨恵(ほとはらりえ)に小野花梨、若くして総理大臣となったが幹事長に実権を握られている竜崎始(りゅうざきはじめ)に高橋克典、初の女性総理大臣を狙う議員・鴨井ゆう子(かもいゆうこ)に片平なぎさ、与党民政党幹事長で強大な権力を持つ鶴巻憲一(つるまきけんいち)に岸部一徳らが配役されている。草彅の『~の戦争』シリーズもいい加減飽きて来た感じがあるのだが…。

 

 

テレ朝火9 1/17~ 『星降る夜に』 吉高由里子、北村匠海、ディーン・フジオカ、他

大石静の脚本によるオリジナルドラマ。のどかな海街の病院で働く女医が10歳下の男性と恋に落ち窮屈に感じていた彼女の既成概念が覆されていく様を描く大人の純愛ドラマ。吉高由里子演じる主人公・雪宮鈴(35歳)はのどかな海街の病院『マロニエ産婦人科医院』で働く産婦人科医。本音を暗闇の仲に押し込め孤独で息苦しい毎日を送っていた。そんな彼女はある日息抜きのためソロキャンプに出かける。一人で酒をあおり、燦然と輝く星空を見上げていたところ、何も語らず、自分に向かってカメラのシャッターを連続で切っている遺品整理士の青年・柊一星(北村匠)と出会う。彼からいきなりキスをされた鈴が翌朝目覚めると、一星は手話を残して去って行く。その手話の内容は『お前のゲロは全部片付けた、バカ女』だった。多趣味で自由奔放に音のない世界を生き、心のままに人生を謳歌している一星と出会ったことで、鈴は様々な既成概念に押しつぶされて窮屈に生きてきたこれまでの自分から解放されていく。そんな鈴と一星との狭間で三角関係の一角となる新米医師・佐々木深夜役にディーン・フジオカがキャスティング。45歳ながら仕事のできないポンコツ新人医師だが、鈴がつらいときには何も言わず、ただただ黙って鈴の隣に寄り添ってくれる、どこまでも優しい10歳上の大人の男性として2人の間で存在感を示す。正反対の魅力を放つ2人の男性にはさまれ、鈴の心は揺らいでいく…。フジテレビ系ドラマ『Silent』に続いて女性を落とす武器として『手話』が重要な役割を果たしそうである。テレ朝ドラマとしてはこれまでにない感じのドラマ?

 

 

TBS 火10 1/17 ~ 『夕暮れに、手をつなぐ』 広瀬すず、永瀬廉(King & Prince)、松本若菜、田辺桃子、伊原六花、内田理央、櫻井海音、茅島成美、酒向芳、夏木マリ、他

北川悦吏子の脚本によるオリジナルドラマ。物語は九州の片田舎で育った浅葱空豆(あさぎそらまめ)(広瀬すず)が、幼馴染みの婚約者を追って上京した先で、音楽家を目指す青年・海野音(うみのおと)(永瀬廉)と運命的で衝撃的な出逢いを果たすことから始まる。それっきり、もう一生会うことはないと思っていた2人だったが、なぜか2人は東京の片隅で下宿生活を送ることになる。23歳のまだ何者でもない2人が、ひとつ屋根の下でそれぞれ『夢』を追いかけて、不安を抱えながらも励まし合い、笑い合い、時にはケンカをしながらも支え合ってともに時間を過ごす。それは昼と夜の間の『夕暮れ』の時間にいるような、いつ来るかわからない夏を夢見ている冬の時間にいるような、ずっとそこにはいられないことがわかっている曖昧でかけがえのない時間―。とっくに恋に落ちているのになかなか恋が始まらない夢追う2人の、世界で一番美しいラブストーリーが始まる。2人でどうぞご勝手に、てな感じ?のドラマ。

 

 

テレ朝水9 継続  『相棒 season 21』 水谷豊、寺脇康文、鈴木砂羽、他

初代相棒の亀山薫(寺脇康文)が5代目の相棒として復活するも13%を越える安定の高視聴率を維持。本ドラマはファンを裏切らないし、ファンも本ドラマを見限らない。さすがである。

 

 

日テレ水10 1/11 ~ 『リバーサルオーケストラ』 門脇麦、田中圭、永山絢斗、瀧内公美、濱田マリ、板東龍汰、恒松祐里、平田満、前野朋哉、行平あい佳、ロイック・ガルニエ、岡部たかし、津田健次郎、原日出子、生瀬勝久、他

超地味な市役所職員だが、実は“元”天才ヴァイオリニストのワケありヒロインが強引すぎる変人マエストロと共に地元のポンコツオーケストラを立て直す活躍が描かれる。国際コンクールを総なめ、名門オーケストラと共演を果たし、“天才ヴァイオリン少女”の名を欲しいままにした谷岡初音(門脇麦)は10年前、とある理由で表舞台から突如、姿を消した。二度と舞台には立たないと心に決めた初音は西さいたま市役所職員として穏やかに暮らしていた。一方、変人マエストロ・常葉朝陽(田中圭)は、現職の西さいたま市長・常葉修介(生瀬勝久)の息子。東京藝大音楽学部指揮科を卒業し、ドイツを中心に活躍中の新進気鋭のマエストロ。しかし音楽への愛が異常に強いため、奏者へのダメ出しが容赦ない。今回、突然、父親に強引に帰国させられ、故郷のオーケストラ・児玉交響楽団(通称・玉響)の立て直しを命じられるが、楽団のポンコツぶりにイライラは募るばかりだった。ところが初音の正体を知った常葉は、可能所を玉響のコンサートマスターにスカウトする。楽団の立て直しを目論む2人だったが、彼らの前には数々の障害や強敵が現れる。

 

 

フジ水10 1/18 ~ 『スタンドUPスタート』 竜星涼、小泉孝太郎、吉野北人(THE RAMPAGE)、小出伸也、戸次重幸、鈴木浩介、高橋克実、反町隆史、山下美月、水沢林太郎、安達祐実、塚地武雄、他

『週刊ヤングジャンプ』(集英社)で連載中の福田秀原作・同名コミックの実写化。過去の栄光にすがる中年や前科者、働いたことがない主婦、就職活動に挫折した大学生など、さまざまな事情を抱えた“訳アリ人材”へ投資し、それぞれの人生の起死回生を目論む人間投資家が主人公のビジネスストーリー。竜星涼演じる主人公の三星大陽(みほしたいよう)は、『“資産は人なり”。資産を手放す投資家はいない!』という理念を持つ、自称“人間投資家”。投資会社『サンシャインファンド』の社長で、会社組織でうまくいかない人や生きづらさを抱えている人々に、「スタートアップ(起業)しよう!」と声を掛け、それぞれの持つ可能性を見出していく。仕事での失敗や挫折をしてしまった人、将来の夢を諦めてしまった人など、さまざまな事情を抱えた人々と出会い、彼らに再び生きる希望を取り戻させていく。

 

 

テレ朝木9 1/5 ~ 『警視庁アウトサイダー』 西島秀俊、濱田岳、上白石萌歌、柳葉敏郎、石田ひかり、優香、野波麻帆、長濱ねる、斎藤工、片岡愛之助、他

原作は加藤実秋(かとうみあき)の同名小説。元マル暴オヤジ刑事、秘密をひた隠すエース刑事、そしてやる気ナシ新米刑事の凸凹トリオが巨悪に立ち向かう。スネに傷を持つ《グレー》な刑事たちが、秘密を隠しながら互いに利用し合って様々な難事件に取り組み、それぞれの正義を見出していく。桜町中央署刑事課のエース・蓮見光輔(濱田岳)は、不審な男が職務質問を振り切って逃走したという一報を聞き、現場に駆けつける。人質を取ってたてこもった男を冷静に諭し、投降させるまであと一息…というところで、突然、ダブルのスーツにサングラスという任侠ファッションの男が乱入。鮮やかなアクションで、不審者を取り押さえたその男は、刑事課に異動してきた架川英児(西島秀俊)だった。英児は本庁の組織犯罪対策部、いわゆる“マル暴”から飛ばされてきたオヤジ刑事だった。その矢先、大学教授宅で働いていたハウスキーパーの女性が刺殺される事件が発生。英児と光輔はバディを組んで捜査に当たるが、一緒に調べを進めるうち、英児は何もかもが完璧な光輔に違和感を覚える。さらに2人は新米刑事・水木直央(上白石萌歌)の面倒を見ることになるが、実は直央は警視庁副総監の娘だった。警察組織の中で異質な存在=“アウトサイダー”である3人が持ちつ持たれつでさまざまな難事件に挑んでいく。

 

 

フジ木10 1/5 ~ 『忍者に結構は難しい』 菜々緒、鈴木伸之、勝地涼、市村正親、山本舞香、吉谷彩子、藤原大祐、筧美和子、ともさかりえ、古田新太、他

横関大の同題小説を実写化。妻は『超実力主義』の甲賀忍者、夫は『超保守主義』な伊賀忍者。現在でも、敵対しライバル忍者の末裔の2人が、互いの正体を知らないままに結婚するという忍者ラブコメ。菜々緒が演じる主人公・草刈蛍(くさかりほたる)は、普段はごく普通の薬局で働く薬剤師。しかし、実はその日常の姿とは裏腹に、古来より伝統の続く甲賀忍者の末裔だった。穏やかで物静かに振る舞うが、それは正体がばれないようにおとなしく忍んでいる表向きの姿。実は人一倍気が強く、完璧主義で失敗や負けることが嫌いで、時々、本音の毒舌が漏れ出てしまう性格。28歳のときに、一般人と思っていた郵便局の配達員・草刈悟郎(くさかりごろう)(鈴木伸之)と結婚。しかし悟郎の裏の姿は伊賀忍者の末裔。明るくておおらか、やさしくて力持ちで癒やし系の一面もある一方で、能天気で面倒くさがり、ずぼらで鈍感、かつ気弱で優柔不断という性格を持ち合わせていた。しかし、忍者としては機敏な“忍び”としての能力に長けており手裏剣だけは誰もが認める腕前を持っていた。ただ、忍者一族から抜け出してフツウになりたいという気持ちを密かに持っており、フツウの女性(にみえる)蛍と出会ったことでフツウの結婚生活ができたことに感謝していた。一方の蛍も、甲賀一族であることにプライドを持っていたが、悟郎と出会って、心の奥に秘め隠していた『フツウの家』への憧れが強くなる。しかし、ラブラブだったのは最初だけ。すれ違う感情、かみ合わない会話から、夫婦生活は冷めきって破綻寸前に。さらに離婚の危機に直面した夫婦のところへ、それぞれに“特殊任務”が舞い込んでくる。互いの任務でニアミスする二人は、やがて互いの正体を疑い始める。お互いの正体がバレないように秘密を抱えながら送る生活の中で起こる夫婦バトル、隠密行動にさらには暗殺事件まで。二人は家庭を取るか、一族の伝統を貫くのか。究極の選択はやがて、日本を揺るがす事件へと発展していく。

 

 

TBS金10 10/13 ~ 『100万回言えばよかった』 井上真央、佐藤健、松山ケンイチ、シム・ウンギョン、板倉俊之(インパルス)、春風亭昇太、荒川良々、平岩紙他

安達奈緒子・脚本によるオリジナルドラマ。突然亡くなったまま魂として彷徨う恋人とのファンタジック・ラブストーリー。主人公は井上真央演じる相馬悠依。運命だと思っていた恋人・鳥野直木(佐藤健)を不可解な事件で突然失う。その鳥野は幽霊となる。唯一幽霊を認識できる刑事・魚住譲(松山ケンイチ)は鳥野の幽霊と意思疎通を取りながら、彼の死の真相を追う。非常な運命に抗いながら奇跡を起こそうとする3人の姿が描かれる。

 

 

テレ朝 金23:15 1/20 ~ 『リエゾン~こどものこころ診療所』 山崎育三郎、松本穂香、栗山千明、他

原作は『モーニング』(講談社)で現在も連載中の同題漫画(竹村優作・原作、ヨンチャン・原作/漫画)。児童精神科クリニックを舞台に、自らも発達障害を抱える院長と研修医の凸凹コンビが、発達障害をはじめ、様々な生きづらさを抱える子どもとその家族に真っすぐに向き合い、寄り添っていく姿を描く。『リエゾン』とはフランス語で『連携・つなぐ』を意味する言葉で、リエゾン精神医学とは医師・臨床心理士などの精神医療の専門家が、他の診療科と、さらに広義には教育・行政・福祉などと連携しながら、ひとつのチームとして総合的な医療サービスを行うこと。山崎が演じる主人公・佐山卓は、郊外にある児童精神科、さやま・こどもクリニックの院長。総合病院を実家に持ちながら、叔母が営んでいた小さなクリニックを引き継いでいた。そのことで一族からは変わり者扱いされているが、自らも発達障害(ASD)を抱え、誰よりもその苦悩を理解しており、患児とその家族にじっくり向き合う時間を大事にしたいという信念があった。そして松本穂香が演じる遠野志保は、遅刻に忘れ物、ミス連発のドジな研修医。発達障害の子どもに向き合っていくことになる。小児科で研修をしていた時に、ある重大な失敗を犯してしまい、さらに自分が発達障害(ADHD)だと知り、一度は医者になる夢を諦めかけますが、佐山との出会いが志保の背中を押すことに。そして、苦悩を抱えながらも、その明るくひたむきな性格で、佐山とともに心の生きづらさを抱える子どもや家族に真っ向から向き合っていくヒューマンドラマ。この枠としては珍しく真面目なドラマとなりそうである。

 

 

日テレ土10 1/14 ~ 『大病院占拠』 桜井翔、比嘉愛未、ソニン、宮本茉由、白洲迅、ぐんぴぃ(春とヒコーキ)、平山浩行、他

福田哲平脚本によるオリジナルドラマ。櫻井翔演じる主人公は神奈川県警捜査一課強行犯係の警部補・武蔵三郎。刑事として圧倒的な推理力と、時にはルールを破ってでも真実に迫ろうとする行動力のある人間。一見冷静だが、正義感が強く、間違っていると思った時は、目上の人間であろうと噛みついていく熱血漢。1年前に起きたある事件がきっかけで、現在、妻と一人娘とは別居中となっているが、家族のことを愛してやまない。比嘉愛未演じる三郎の妻・武蔵裕子は腕のよい心臓外科医。三郎と同じく正義感が強くリーダーシップのある有能な人物。ある日、裕子が勤務する日本が誇る大病院・界星堂病院が突然、鬼の面をかぶった武装集団『百鬼夜行』によって占拠される。患者の手術を行っていた裕子も人質になってしまう。休職中だった三郎も事件に巻き込まれてしまうが、知力と体力の限界を超えて犯人に立ち向かっていく。“ダイハード”のようなスリリングなアクションドラマであると想像されるのだが、だとすれば翔君のイメージとはかなり違っているように思われる。果たしてうまくハマるのだろうか?少し心配である。

 

 

NHK日8(大河ドラマ) 1/8 ~ 『どうする家康』 松本潤、岡田准一、野村萬斎(二世)、阿部寛、大森南朋、山田裕貴、杉野遥亮、板垣李光人、広瀬アリス、有村架純、古川琴音、松本まりか、里見浩太朗、松嶋菜々子、ムロツヨシ、松山ケンイチ、山田孝之、北川景子、志田未来、角田晃広、溝端淳平、真矢ミキ、イッセー尾形、小手伸也、岡部大、寺島進、中村勘九郎、田辺誠一、立川談春、酒向芳、野間口徹、渡部篤郎、リリー・フランキー、他

脚本は古沢良太。孤独な幼少期を過ごし、桶狭間の合戦などの戦を経験した家康(松本潤)は『本能寺の変』で織田信長を失う。窮地に追い込まれた家康の前に、豊臣秀吉(ムロツヨシ)、石田三成、真田昌幸らが立ちふさがる。家康が戦乱の世で常に『どうする?』と決断を迫られながらもたくましく息抜き、どのようにして戦乱の世を治めていったのかを描く。家康が、従来のしたたかなタヌキ親父ではなく、繊細なプリンスというイメージで描かれる。国を失い、父を亡くし、母と離れ、心に傷を抱えた孤独な少年・竹千代は、今川家の人質としてひっそりと生涯を終えると思っていたが三河武士の熱意に動かされ、弱小国の主あるじとして生きる運命を受け入れ、織田信長(織田信長)、武田信玄(阿部寛)という化け物が割拠する、乱世に飛び込む。待っていたのは死ぬか生きるか大ピンチ、計算違いの連続、そしてガマンの限界。どうする家康?これまでの戦国ドラマと異なる切り口で家康の生涯が描かれる。キャストはそうそうたるメンバーだが、日頃の民放ドラマで見かける俳優陣が勢揃いといった感じでいかにも軽い。これで果たして大河ドラマの風格が保たれるのだろうか、実に不安である。どうなる?家康…

 

 

TBS日9 1/8 ~ 『Get Ready!』 妻夫木聡、藤原竜也、松下奈緒、日向亘、一ノ瀬颯、橋本マナミ、中山麻聖、田野倉雄太、長見玲亜、當真あみ、結城モエ、鹿賀丈史、他

堤幸彦監督による1話完結のオリジナルドラマ。超人的なオペ技術と法外な治療費でどんな手術も請け負う正体不明の闇医者チームを軸に、人間の生きる意味を問いただす。主演の妻夫木聡が演じるのは“エース”と呼ばれる天才執刀医で昼間はパティシエとして働く波佐間永介(はざまえいすけ)。藤原竜也が演じるのは国際弁護士・下山田譲(しもやまだじょう)、通称“ジョーカー”。その他、チームのメンバーとして“クイーン”のオペ看・依田沙姫(よださき)を松下奈緒、“スペード”の白瀬剛人(しらせごうひと)を日向亘が演じる。仮面を被ったダークヒーローたちが、曲者揃いの余命わずかな患者たちをスタイリッシュな手術室で天才的な技術で救っていく医療ヒューマンエンタテインメント。

 

 

日テレ(読売テレビ)日22:30 1/8 ~  『ブラッシュアップライフ』 安藤サクラ、松坂桃李、染谷将太、黒木華、臼田あさ美、鈴木浩介、バカリズム、夏帆、木南晴夏、他

バカリズムの脚本によるオリジナルドラマ。市役所勤務・実家住まい・独身のアラサーが人生2周目をやり直すという物語。安藤サクラ演じる主人公・近藤麻美 33歳は地元の市役所に勤務する、ごく普通の女性。実家で両親と妹と4人で暮らしている。ある日突然人生をゼロからやり直すことになる。気が付くとそのは産婦人科のベッドの上。目の前には若き父と母の姿が。麻美の2度目の人生が始まる。麻美の小・中学校の同級生・門倉夏希に夏帆、同じく同級生の米川美穂に木南晴夏、麻美の元カレ・田邊勝に松坂桃李、麻美の同級生・福田俊介に染谷将太らがキャスティングされている。

 

 

次クールは多彩な内容となる。

リーガル、復讐物、警察、ビジネス、純愛、医療、

音楽家、などの他、SF風のドラマも、と盛りだくさん。

果たして実際に盛り上がるかどうか、

とりあえず視てみなければ始まらない…。

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