先日、近所の80歳のばあちゃんから、
「私、あなた好きよ。」
と告(こく)られた。このばあちゃん、なかなか
オシャレな方で、背筋はシャンとしているし、耳
も遠くない。朝夕の散歩には、日焼け止めクリー
ムを塗り、白さを保とうしているからたいしたも
んだ。好きよ、と言われて、光栄ですとお答えし
ました。ほなさんも、そうありたいと思いました。
好きなゴルフをしていて、この6年間ではじめて
他人に腹がたったことがありました。怒るなんて
いかんのですが。
はじめて会った同伴者と、たまたま仕事の話にな
った時、あーだ、こうーだと言われたのでした。
これと良く似たことが過去にあり、それはハンコ
屋さんでしたが、ほなさんは、過去4回、店を移
転してきたので、その度に、ハンコの住所を変更
せねばなりませんでした。
それでご近所のハンコ屋さん(普段会ったことは
ない方)に住所変更を頼みに行くと、奥から出て
きた店主が言った言葉は、
「今回の店の土地は買ったのですか?」
でした。
「いいえ」
と私が答えると、
「借りたんじゃ、自分のものにならないから、損
じゃないですか」
といいます。
「私は買えるほど、お金持ちじゃありませんから」
と恥ずかしながらいうと、このハンコ屋さん、変更
した住所の確認など全くする様子も無く、続けて、
「借り入れはどのくらい? 賃料は?」
と話に夢中、身をのりだして聞いて来ます。
「あのね、天下のダイエーさんだって、イオンさ
んだって自分で土地を買い店を建ててますか。
そんなことしないでしょ。」
というと、
「でも、買わないと賃料払うばっかりじゃ自分の
ものにならないから損じゃないですか。」
とハンコ屋の親父。(ほなさんより若いかも)
価値観が違うのだが、この若い親父は、土地神話
を鵜呑みにしているのです。
自分の住処なら、できれば買って住むほうが良い
に決まってますが、それを店という事業にあては
めたら、えらいことになります。
なぜなら、店舗は「立地産業」なのです。お客様
の流れが変わったら、それでその立地はオシマイ。
新しい場所へ行かなければならないのです。
我が業界で、土地を買って店が成功した人は滅多
におらず、その逆に、銀行に差し押さえをされた
例は数知れずです。
だから、うちの先生(故人)は常に、
「店はお客様のためにある」
「店にも蔵にも車をつけよ」
と言ったのでした。お金持ちでない、ほなさん夫
婦は、土地を買うことなど、とてもできないので
した。こんな仕事上のこと、言ってもわかる訳が
ありませんしね。
不満そうな顔のハンコ屋の親父に、
「私のことを詳しく知りたいなら、まずご自分の
財産目録から言うべきではないですか。ここは
税務署だから、ハンコの住所変更はできません
か。」
と宣言、ほなさんはハンコをいったん回収しよう
としたら、親父は他所にいかれると気付き、慌て
て住所の書いたメモを覗き込みました。
こういう失礼な男性、たまに居ます。
他人の財布の中を興味持つのもわからんでもあり
ませんが、まぁほどほどにね。
ゴルフの同伴者には、
「先に行きます!」
と告げ、横道から2ホール先へと進み、この日は
さっさと帰宅しました。
この親父のおかげで、わが財布の中が今も空っぽ
だと再確認し、ひとり寂しくなった休日でありま
した。
人生に持ち物は少ない方がええのです。エコです。
上質な時間を過ごすのは、持ち物ではないという
ことは昔も今も明白な事実じゃないかと思います。
(ない者のいいぐさですが、ね。)
「私、あなた好きよ。」
と告(こく)られた。このばあちゃん、なかなか
オシャレな方で、背筋はシャンとしているし、耳
も遠くない。朝夕の散歩には、日焼け止めクリー
ムを塗り、白さを保とうしているからたいしたも
んだ。好きよ、と言われて、光栄ですとお答えし
ました。ほなさんも、そうありたいと思いました。
好きなゴルフをしていて、この6年間ではじめて
他人に腹がたったことがありました。怒るなんて
いかんのですが。
はじめて会った同伴者と、たまたま仕事の話にな
った時、あーだ、こうーだと言われたのでした。
これと良く似たことが過去にあり、それはハンコ
屋さんでしたが、ほなさんは、過去4回、店を移
転してきたので、その度に、ハンコの住所を変更
せねばなりませんでした。
それでご近所のハンコ屋さん(普段会ったことは
ない方)に住所変更を頼みに行くと、奥から出て
きた店主が言った言葉は、
「今回の店の土地は買ったのですか?」
でした。
「いいえ」
と私が答えると、
「借りたんじゃ、自分のものにならないから、損
じゃないですか」
といいます。
「私は買えるほど、お金持ちじゃありませんから」
と恥ずかしながらいうと、このハンコ屋さん、変更
した住所の確認など全くする様子も無く、続けて、
「借り入れはどのくらい? 賃料は?」
と話に夢中、身をのりだして聞いて来ます。
「あのね、天下のダイエーさんだって、イオンさ
んだって自分で土地を買い店を建ててますか。
そんなことしないでしょ。」
というと、
「でも、買わないと賃料払うばっかりじゃ自分の
ものにならないから損じゃないですか。」
とハンコ屋の親父。(ほなさんより若いかも)
価値観が違うのだが、この若い親父は、土地神話
を鵜呑みにしているのです。
自分の住処なら、できれば買って住むほうが良い
に決まってますが、それを店という事業にあては
めたら、えらいことになります。
なぜなら、店舗は「立地産業」なのです。お客様
の流れが変わったら、それでその立地はオシマイ。
新しい場所へ行かなければならないのです。
我が業界で、土地を買って店が成功した人は滅多
におらず、その逆に、銀行に差し押さえをされた
例は数知れずです。
だから、うちの先生(故人)は常に、
「店はお客様のためにある」
「店にも蔵にも車をつけよ」
と言ったのでした。お金持ちでない、ほなさん夫
婦は、土地を買うことなど、とてもできないので
した。こんな仕事上のこと、言ってもわかる訳が
ありませんしね。
不満そうな顔のハンコ屋の親父に、
「私のことを詳しく知りたいなら、まずご自分の
財産目録から言うべきではないですか。ここは
税務署だから、ハンコの住所変更はできません
か。」
と宣言、ほなさんはハンコをいったん回収しよう
としたら、親父は他所にいかれると気付き、慌て
て住所の書いたメモを覗き込みました。
こういう失礼な男性、たまに居ます。
他人の財布の中を興味持つのもわからんでもあり
ませんが、まぁほどほどにね。
ゴルフの同伴者には、
「先に行きます!」
と告げ、横道から2ホール先へと進み、この日は
さっさと帰宅しました。
この親父のおかげで、わが財布の中が今も空っぽ
だと再確認し、ひとり寂しくなった休日でありま
した。
人生に持ち物は少ない方がええのです。エコです。
上質な時間を過ごすのは、持ち物ではないという
ことは昔も今も明白な事実じゃないかと思います。
(ない者のいいぐさですが、ね。)
そんな人は結局は上から物を言いたいだけで たいした人間じゃないことが多いのではないかと思ったりします^^
ささっと逃げるに限ります(笑)
>ない者のいいぐさですが、ね
いえいえ そんなことはないですよ。
物やお金がたくさんあることだけが豊かなのではないとつくづく思いますよ。
(いや、あったほうがいいなと思うこともあることはあるのですが^^; 歯切れ悪っ!)
旅も人生も身軽が一番なんじゃないですかね。
歳を重ねると 体あってなんぼだと感じることが多くなりました。
少し大人に近づけたでしょうか^^
お金があるか、無いかの人生、どちらが良いかとなれば、ほどほどあるほうの人生が良いでしょうね。
昔、世話になった先生のひとりが、
「わしは、死ぬとき500円だけ残そうと考えている。それ以外は絶対にいらん。」
とおっしゃいました。
元気が一番、それ以外に必要なものは、少しばかりのユーモアぐらいでしょうか。
いろいろな人の事情ってものがあります。
ほなさんの言われるように、道路の状況が変ったり、競合店ができたりすれば、移動しなくてはなりませんよね。
この不景気だというのに、あるクライアントのお店のそばに、チェーン店(同業者)が出店したそうで、その方は、すぐに店を閉め、違う場所に移転されました。 どんな状況が 襲いかかるか 分かりませんよね。
人の財布の中身は知りたい人、いっぱいいます。社内にもいますから…。そして親戚にも…(苦笑)
私が養育費をいくらもらってようと、いくらの市営(家賃)を払ってようと、あなたに言う必要はありません。っていつも心の中で思う・・・ぷりんです。 人それぞれの 価値観と、やりくりですよね♪
もし、ぷりんさんのお財布に入らないようなお金が大群できたら、いつでもほなさんのサイフ、無料でお貸ししますから、安心してくらはいね。