ほなさんの汗かき日記

かくれ肥満の解消に50歳を超えてはじめた健康徒歩ゴルフ。登場する個人名、会社名、内容はフィクションである。

40周年同窓会(2)

2010年01月10日 | 日記
あるゴルフ場で、幼馴染の男女のペアに会いま
した。ほなさんの記憶では、過去にどちらも会
ったことのある方だと思いました。

同級生らしい男女のペアなのですが、60代後半
ともなりますと、元気な女、かすんだ男という
印象になります。同級生なら圧倒的に女性がは
つらつとして周りに写るのは、これはもう仕方
ないことであります。

男は某有名会社の元役員さんだと伺いました。
本人曰く、数人で会社を立ち上げたので自然と
役員になり、株もたくさん持った、あんな大き
な会社になるとは思わなかったそうですが、確
かにその分野では世界的な企業になっています。

ところがそんな偉そうな顔もしていなく、どこ
か気の弱そうなどにでもいるジイさんであると
ころに好感もてました。それに反し女性は赤い
ウエアに身を包みさっそうと、
「○○君、行くわよ」
と、ジイさんを引き連れスタートして行きまし
た。スタートホールの緊張感が、一瞬で、幼馴
染というものはいいもんだという温かい空気に
変わり、場に居た人達の顔がほころびました。

次はTVの話。
沖縄に私立の夜間中学ができ、戦争で勉強でき
なかった人達(60代から80代)が、学んでい
るというドキュメンタリーがありました。見た
方もおられることでしょう。

夜間中学という学校ですが、参加してきた人達
は、戦争で小学校もろくにいけなかったそうで
す。ひとりのおばあちゃんが、
「夜間中学に入って、やっと同級生というもの
 に出会えた。同級生っていいもの」
だと、少女のような表情で、何度も”同級生”
という言葉を口にしたのが印象的でした。

酸いも甘いも噛み分けた大人の言葉が、ほなさ
んの心に響き、温かい涙が流れました。
こんなことを思い出しながら、Jクラシックで
コーヒーを飲んで待っていると、ゴルフ幹事が
「早いなぁ」
と朝の寒さに震えながらやってきました。
さてさて、見たことのある顔が集まってきまし
たぞ。

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