ほなさんの汗かき日記

かくれ肥満の解消に50歳を超えてはじめた健康徒歩ゴルフ。登場する個人名、会社名、内容はフィクションである。

ライオン賛歌(終)

2012年01月05日 | 日記
新年明けまして おめでとうございます。

今年こそ、みな様にとりまして、良き年と
なりますように祈りつつ、、、。
(しばし合掌)


さて、去年からのどうでもいいお話の続きをば。
福島晃子さんは、女子プロナンバー1の飛ばし屋
でありますが、お父さんがプロ野球選手であった
らしく、球を飛ばすことを伝授され、いまだに重
いバットをゴルフ用に改造したものを振り、ヘッ
ドスピードを上げる努力をされているそうです。

その福島選手のフィニッシュした姿に、最近、想
いを寄せるようになりました。肩がきっちり周り、
空を見上げた姿がほんとに美しいんですよ。
あの雲に向かって打ってるぞ、画面を観てるだけ
のほなさんにも判ります。それで、貧相な私なん
かにはでけへんけど、ちょっとした真似ぐらい、
「気分は晃子だ」と打つことにしてるんです。

こういう細かいことは、初めて会った方に申して
も、理解されるはずはありませんから、ゴル○5
の試打室に入り、無言で振りました。

お勧めのドライバーの一度目は、
「まあまあ、そんなこともあるな。なにしろウオ
 ーミングアップなしだから、、」
というような雰囲気でありました。
ほなさんが球を睨んで打った二度目は、
「ちょっと当たりそこないだなぁ」
続いて打った三度目、四度目をみて、
「・・・・・・」
後ろの販売員は、言葉を失っています。

ボックス席から降りてきたほなさんに、販売員た
ちは、販売の意欲を完全に無くしておりました。
しかし、このどれもが、ほなさん本来の当たりで
あることだけは、間違いありません。福島晃子の
決めのフィニッシュのポーズも十分にとれました
のに。

でも、このことは口が裂けても言えません。
人には、墓場まで持ってゆく秘密があるのです。

まぁでもね、おかげで、このブランド物のドライ
バーは買わずに済みました。売り手が意欲を無く
したんですから、高い買い物を止め、ナイキの処
分品、14800円也を、その販売員に見つから
ないように、そっとレジに持っていったのであり
ました。

軸は、あくまで一番ゆるい「R」です。試打はし
ませんが、これで「ぴょん」と反発してくれれば
十分です。来年こそは、これで飛距離を取り返す
ぞ!と。

ドライバーという武器を手に、ゴル○5から出て
きた、ほなさんの姿は、健さんのやくざ映画を観
た客が、映画館から出てきた時と共通する部分が
ありました。
「姉さん、これで俺は飛ばして見せやすぜ!」

駐車場には、12月の師走の風が冷たく流れてお
りました。
本当に福島晃子のポーズで、
試打もせずに、価格に惚れて買ったドライバーは
飛ぶのでありましょうか。
しかし心は健さんであります。背中(せな)の唐
獅子が叫んでいる間は、だれにも止められないの
でありました。

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