ほなさんの汗かき日記

かくれ肥満の解消に50歳を超えてはじめた健康徒歩ゴルフ。登場する個人名、会社名、内容はフィクションである。

自分のことができなくても(終)

2011年12月02日 | 日記
今日はなんとも穏やかないいお天気で、洗濯物
がよく乾きそうでありますのに、同じ日本の相
馬では、まだ異常な日々を過ごしている、相馬
だけではないしょうが、この現実の落差に愕然
とします。
援助はまた機会をみつけてやっていかなくては
と思います。

さて本編の話です。
この日の翌日、新郎は検診に行く予定でした。
この年齢になるとひとつやふたつは異常な箇所
がありますので、生命保険の引受人をだれにす
るか、独り身ならではの身近な問題でありまし
た。

ここ数年でなんとなく新婦の状況もわかり、も
とから人間性は幼馴染であるだけによくわかっ
ており、今後の人生を託すことのできる相手で
あると考えてきたものの、彼には踏ん切りがつ
かないでおりました。まんいつ、結婚が断られ
でもしたら、過去の長い付き合いが、ギクシャ
クとしたものにならないか心配でした。

でも、母親が亡くなり、長年住み慣れた家も広
すぎるからと処分するにおよんで、さて自分の
行くべき先を決めねばならなりませんでした。

人という動物は、50代で住む場所が、のちの記
憶に留められる最後の場所だといわれます。
できれば一緒に住み、同じ仕事をつづけられれ
ば、彼女の助けになれると思っていたのです。

彼は半々の気持ちで、自分の今後を彼女に託そ
うとプロポーズしました。
彼女は、わが娘に相談しました。
「もう二度離婚はしないでね。」
というのが、娘の答えでした。娘と新郎はとて
もウマが合うので、今度の「父」は絶対に失な
ってはならならいと考えていたのです。

家庭をもち、自分に守るべき相手ができた新郎
は、人が変わったように明るくたくましい「男
前」になりました。新婦は、これが60歳?と思
えるほどのかわいらしさを見せています。

結婚って、こんなに良かったモノ?
立ち会った4人の男どもは再認識せざるを得ませ
んでした。
ホント可愛いです。

自分の体には自信がなくとも、なにかの支えに
なることができるという、
「だれか他人のために生きる」ことが、このふ
たりを輝かせているのは間違いありません。
わがためにひたむきに生きることは、それなり
に素晴らしいことですが、我が身構わず、誰か
のために尽くすことで、人の生き様は輝きを増
すのかもしれません。

元スタッフであったAさんは、二年前ご主人が
脳梗塞で倒れたのを契機として、ご自分の生き
甲斐が旦那さんの介護となったそうです。
こういうお話はよく聞きますね。

誰かのために生きていますか?
そう自分に問いつつ、、今日もがんばりましょう。

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