ほなさんの汗かき日記

かくれ肥満の解消に50歳を超えてはじめた健康徒歩ゴルフ。登場する個人名、会社名、内容はフィクションである。

ドライバー恐怖症(12)

2013年11月08日 | 日記
いよいよ
「110の王ライオンウッズ決定’最終’戦」がやって
くる。ライオンウッズは、コンペティションだという
のに、練習してはならない、上手な方はオブザーバー
参加しか認められない、という一風変わった、でもヘ
タッぴを自認する者には、堂々と参加できる大会であ
る。

今回ばかりは、女房を質に入れても参加しなければ
と画策していたら、すんなり「行って来い」と言っ
てくれたので、乗り物酔い、ホテルで眠れない症を
乗り越えて、ふらふらになりながらでも行くことに
した。

「女房を質に入れて」と昔から言うが、昔は良かっ
たようで、34年も女房家業をやってきた我が家の’
女王様’を質にとってくれようなんて質屋は、すく
なくとも地元では無くなった。質屋がとってくれな
い以上、自前で旅費は用意して、、。

さて、WINDさんという主催者が、今回で引退な
さるという。想い出深い会であるのは、誰も相手に
してくれない、初心者ゴルファーほなさんを、温か
く迎えてくれたのが、唯一「110の王、ライオンウ
ッズ」だった。

ほなさんは、ゴルフをTVゲームの「みんごる」で
覚えたものの、ゴルフ場へ連れて行ってくれる友が
おらず、義理の兄からも断られ、なおゴルフ場へ行
きたいと切に思っていたら、なんとネットでWIN
Dさんと知り合いになり、ずうずうしく頼んだら快
く引き受けてくださった。

それでほなさんは、相手の気が変わる前にと、すわ
車にクラブを投げ込んで、岐阜まですっ飛ばして行
った。すると歓迎会(オフ会)まで招待してくれ、
この私にはじめてゴルフ友達ができたのだった。
初対面の名刺を出そうとした私に、
「ここではそういうことしないの。」
と言ってくれたことで、ほなさんは感動の極みに達
してしまった。

どこで何をして日々勤めていようと、それはそれ、
ゴルフをするのに、付き合うのに良い人柄かどうか
につきる、というのだ。当たり前のことだが、この
世にはレッテルを重視するブランド志向の方々がい
る。ほなさんも社会通念上それが悪いとは思わない
が、自分の生きる場所は、「八っつぁん、熊さん」
の分であることは疑う余地がない。

肩書きというレッテルの無い社会というのは、居心
地よく、いっぺんで気に入ってしまった。そして、
大人になってからの友達というのは、実にありがた
い貴重なことだと思うようになったのだ。

孟母三遷じゃありませんが、幼少のころ、若い時代
の友も大事だ。しかし、50の坂をこえるころから、
付き合いたい人とだけ付き合えばいいのではと、量
の付き合いから「質の交流」を、自分は求めている
ことに気づいたのだ。もうワガママ言っても、怒ら
れないだろうという思いもある。

「クオリティ・オブ・ライフ」である。
良質の日々の時間を過ごしていきたい。とっぷりと
その中に浸って、朝陽も夕暮れも観ていたいものだ。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ドライバー恐怖症(11) | トップ | ドライバー恐怖症(13) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事