ほなさんの汗かき日記

かくれ肥満の解消に50歳を超えてはじめた健康徒歩ゴルフ。登場する個人名、会社名、内容はフィクションである。

ほなさんと行く「大阪バリヤフリー展」(1)

2016年03月27日 | 日記
福祉用具のような装いで、まがい物が販売され
ているのを時折見かけます。もちろんすべてが
’まがい物’というのではありませんが、不良
品が混じっています。販売に対する基準があい
まいなのですね。

たとえば、「一本杖」ですが、杖と地面の接地
する場所、ゴムは特に重要な部分です。さかさ
まにしてみると、多くの場合、外周と内周の同
心円のゴムの筋がありこれが地面をグリップし
てくれます。(別の紋様も多数あり。)

ゴム底面は、外周の筋が少し高く、内が低くく
ぼんでおり、上から体重がかかると、真中のボ
ッチン、内周の輪、そして外周の輪という順に
接地して吸着します。(吸着型の場合)

そして重さにより少し外側に広がりながらも、
ゴム全体が接地することにより、歩行者の足場
の安全を確保することができます。

ところが、ほなさんが見た商品は、接地面のゴ
ムがプラでできており、一番大事な地面にあた
る部分がまっすぐなっていませんでした。
中のひどいものは一部が変形しているために、
杖の底全体が地面と当たりませんでした。だか
ら常にグラグラと動きます。

これが「歩行補助杖」として販売していないの
であれば、例えば、
①気分がいい時に手に持って振り回す道具とか
②高いところのものをつっつくために使う棒
などとも解釈できますが、いかんせん
「ステッキ」
という名称で、
「前外方20cmのところへ下ろし、腕の角度」
まで書いてあると、これはもうリッパな「歩行
補助杖」という福祉用具を意識したものである
と理解してしまいます。

であるならば、
「もうちょっとマシなものを売らんかい。転倒
 したらどないするんぞい!」
と声を荒げてしまいそうになります。

実は「福祉用具」というものは、使い方により
危険が伴います。およそ道具というものにはリ
スクはつきものなんですが、その偽物まがいや
不良品は絶対に危険であるのは、言うまでもあ
りません。

それで、販売している人たちの知識、眼力を上
げないといけないなぁ、とほなさんは考えるよ
うになりました。
「本物の福祉用具展をみてもらおう。本物に触
 れてもらおう。」
とほなさんは上記の企画で、同業の衣料品販売
店を中心にあちこちよびかけることにしました。

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