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kan-haruの日記

風景・風物誌 花見のはしご 開桜小花まつり・池上本門寺・千鳥が淵・飛鳥山・大岡川の桜 その2

2008年04月05日 | 風景・風物詩
kan-haru blog 2008

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都心の花見のはしご
29日は花曇りで、日中は17.7度の気温で夜には下り坂との予報のため、どこの花見見物も例年を上回る最高の人出でした。
都心の花見のはしごコースは、九段下では千鳥が淵の桜と戦中・戦後の暮らしを後世代に伝える国立の「昭和館」を見て、早稲田から都電に乗り飛鳥山に廻りました。

・千鳥が淵の桜
東京で桜が満開となって初めての週末の29日に、大森町から日本橋を経由して九段下に朝9時半ごろ着き、地下鉄2番口を出て牛ケ淵を左に見て、靖国通りを進むみ武道館への道を通り過ぎる付近が、都心の桜の回廊千鳥が淵緑道ルート散策の行列の最後尾でそこに並び、花見のはしごとしてひと時を楽しみました。

  千鳥が淵満開の桜

千鳥が淵近辺の桜は、千鳥が淵緑道、牛ケ淵周辺では染井吉野がお堀に枝を垂らした桜を中心として見られ、堀に浮かぶボートは風情をそそります。周辺の靖国神社、北の丸公園、千鳥が淵戦没者墓園などでは、関山、大島桜、紅枝垂、八重紅枝垂などの各種の桜が色をそえてます。

  千鳥が淵緑道の桜

・昭和館
軍の予備役の訓練、宿泊を目的に1934年に竣工した、2・26事件の戒厳司令部で有名な歴史的建築の国有九段会館(日本遺族会運営)と並んで建つ近代的昭和館は、戦没者遺族など国民が経験した戦中・戦後の国民生活の労苦の歴史的資料・情報の約1万8千点が収集され、そのうち約700点が展示され後世代の人々に伝え、知る機会を提供する国立の施設で、平成11年に開館しました。桜のはしごで九段下に来ましたので靖国神社には寄らずに、昭和10年頃から昭和30年頃の苦労して生活を送った者の証しの確認に、常設展示室を見て来ました。

昭和館(千代田区九段南1-6-1)の常設展示室は、7階展示室は戦前(昭和10~20年)、6階展示室は戦後(昭和20~30年)の国民生活を伝えています。展示室は、撮影禁止ですので展示内容は省略します。

 千鳥が淵に浮かぶボート 昭和館(左)と九段会館(右)      靖国神社

都電荒川線で飛鳥山の桜見物
九段下から早稲田まで地下鉄で行き、約15分の距離で都電早稲田停留所まで歩き、乗車の行列に並んで頻繁に運転している都電は座っていけました。
久し振りの都電で、神田川沿いに走る面影橋、高戸橋までの満開の桜並木風景や、裏町を車窓から楽しみながら、飛鳥山停留所で下車しました。

   都電早稲田停留所            神田川沿いの満開の桜並木
      
都電を降りると薄暗く雨が降り出しそうな気配なので、急いで飛鳥山公園に行くと29、30日は桜祭りで沢山の人です。

  都電飛鳥山停留所             歴史ある桜の名所飛鳥山

今から300年前に、徳川吉宗がサクラの苗木を植えて江戸庶民に開放したと云う歴史ある桜の名所の飛鳥山は、シートを敷いた花見客で一杯ですが、天気模様が怪しい気配ですので帰り仕度をしていました。傘を差し始めた人も見かけましたので、JR王子駅へ下り京浜東北線で帰宅しました。

                   桜まつりで混雑の飛鳥山

大岡川の桜
3月31日午後は時間があいたので、前日の雨も上がり花を惜しんで桜のはしごを隣りの神奈川県に足を延ばし、京浜急行電鉄日ノ出町駅から弘明寺駅間の数キロを並行して流れる大岡川に繰り広がる桜のトンネルに行きました。

 第16回桜まつりが開かれた大岡川の桜

大岡川の桜並木は、関東大震災で丸焼けとなり1928年に植樹されましたが、太平洋戦争で燃料不足のため伐採されてしまい、再度1972年(昭和47年)に植樹され現在に至ってます。
大岡川の桜観賞は、京急黄金町で下車して次の駅の南太田駅までの川の両岸を歩いてみました。

 4月13日まで川沿いにボンボリ点灯と一部ライトアップが行われる大岡川の桜

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