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kan-haruの日記

風景・風物詩 個人邸の菊作り 茨城県笠間菊人形から近くの桜川市の邸宅庭での菊花観賞

2012年11月19日 | 風景・風物詩
kan-haru blog 2012 個人邸の菊作り  

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個人邸の菊花展示観賞
茨城県桜川市の知り合いの農家のご主人から、今年も菊の花が見ごろなりましたとのご招待を頂き、11月7日にJR水戸線の岩瀬駅まで迎えにきて下さいました車で、感激の菊を観賞させて頂きました。

 水戸線岩瀬駅地図

・富谷山(とみやさん)
水戸線岩瀬駅は、宇都宮線小山駅と常磐線友部駅の中間点にあり、岩瀬には戦時中に学童疎開で世話になったところです。
岩瀬駅から北方にそびえている山は、標高が365.1mの富谷山といい、中腹には735年(天平7年) に聖武天皇の勅願により、行基菩薩が開山したと伝えられる富谷観音があり、正しくは施無畏山宝樹院小山寺といい、本尊は十一面観世音菩薩坐像(鉈彫様式による欅材一木造で、平安時代の作)で、茨城県指定文化財(昭和46年10月28日)になっており、不動明王・毘沙門天を脇侍として安置されており、境内には1465 年(寛政6年)に造営された三重塔がある、古くからの山岳仏教の信仰の山です。(茨城県教育委員会 桜川市教育委員会から)

 桜川市の岩瀬駅(左)と富谷山(右) 

・個人邸の菊花観賞
岩瀬駅を降りるとお迎えの車が来ていただいており、富谷山を北に見て東北に県道を進み、真岡市市街地に至る県道との交差点を北に左折すると、すぐ菊花作りの個人邸です。邸宅に着いた時には薄曇りで、東京から小山に来るまでは快晴でしたが、水戸線に乗り岩瀬に近づくにつれ曇り空となりましたが、午後には暖かく快晴となり絶好の花見日和に恵まれました。邸宅の門を入ると、左右に小菊の懸崖作りが並んで出迎えてくれました。

 門を入ると小菊懸崖作りの菊の出迎え)(右写真:庭の通路に並ぶ懸崖作りの菊の列)

庭に入ると正面の納屋の前には、3色の小菊の木付けが置かれていました。木付けの横に並ぶ中央の方が、訪問邸のご主人で菊作りの名人です。

 門を入り正面の納屋の前には3色の小菊の木付け)(左写真:3色の小菊の木付け)

納屋の前の左側が邸宅で、その前には素晴らしい見事な菊花の展示光景で、思わず歓声があがりました。菊つくりの作者から、皆さんこの菊を見ると驚かれるのですよ、と説明して下さいました。

 邸宅前の菊花展示作品(左写真:玄関前菊花展示作品、右写真:前庭菊花展示作品)

これから、じっくりと菊花の観賞です。先ずは、小菊の木付けから見て行きます。どの作品も工夫を凝らして素晴らしい出来栄えです。

 沢山の小菊の木付け(左写真:玄関の白色小菊の木付け、中写真:玄関前の3色菊花の木付け、右写真:前庭の小菊の木付け)

邸宅の前庭は菊花の総合花壇です。ハート型の懸崖は、お孫さんのリクエストでつくられたもので、横幅がかなり広く目立ち他では見ることが出来ないものです。また、総合花壇内にも、庭の植木が多く木付けが沢山見られます。

 前庭は菊花の総合花壇(左写真:菊花の総合花壇、右写真:ハートの懸崖は超大型)

総合花壇の圧巻は、4色小菊の虹の造形です。虹の造形の舞台裏は、4色の小菊の鉢を各段に間隔空けての植え付けの仕掛けであり、このような仕掛けの作品は普通では見られない光景です。

 総合花壇の圧巻は長大な虹の造形4色の菊花(左写真:総合花壇の4色の虹の造形、右上写真右下写真:虹の造形舞台裏)

勿論、大菊の1本仕立ての鉢は、邸宅の窓辺に並んで総合花壇を引き立てています。菊作りは、1年かけて丹精を込めて育てないと、立派な花を付けてくれません。また、2百数十本の菊に、夏の暑い時の水やりは大変な努力が必要です。菊作り作者の、並々ならぬご努力には頭が下がります。素晴らしい菊を見せて頂き、大変に感動し、心に残る一日でした。

 窓際には大菊の仕立ての鉢が並ぶ(左写真右写真)

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