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kan-haruの日記

風景・風物詩 千躰荒神祭 竃の神様として賑わう海雲寺を久方振りに参詣する

2011年12月27日 | 風景・風物詩
kan-haru blog 護摩堂 2011   
    
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千躰荒神祭
京浜急行青物横丁駅の東側の線路に沿った路地の塀内には、竈の神様として古くから信仰されている海雲寺(品川区南品川3-5-21)があります。海雲寺では、毎年3月と11月の27、28日に千躰荒神祭が開かれ、火と水を守る竃の神様としてご利益により、江戸時代から関東一円の多くの人々の信仰を得て、今でも荒神祭は参詣客で大変混雑します。前回荒神祭を参詣したのは、2007年11月28日でブログの「風景・風物詩 江戸時代から続く千躰荒神祭 竃の神様として賑わう海雲寺 その1その2」が掲載してあります。
11月に入るとこのブログを見に訪れる方が多く、荒神祭の人気ぶりを今さら伺い知りました。ブログの「風景・風物詩 江戸時代から続く千躰荒神祭 竃の神様として賑わう海雲寺 その1」の閲覧舎数は、下の表の通りです。

 11月ブログ閲覧数

また、検索によりブログを閲覧された方は、下の表の通りです。

 11月ブログ検索による閲覧数

そこで、人気の海雲寺の荒神祭を、4年ぶりの11月27日に参詣してきました。大森町を13時頃出て、青物横丁で下車して駅近くのお蕎麦屋さんで昼食を済ませてから、旧東海道(再掲地図参照)へと進むと、入り口から荒神祭の露天の出店が一杯です。参道を進んだのが、14時を過ぎた午後でしたので、人出の峠は越えたようです。

 荒神祭で露店出店が立ち並ぶ旧東海道参道(:旧東海道の入り口に入ると露店出店が一杯、:旧東海道は青物横町商店街通り、:旧東海道参道は露天出店が立ち並ぶ)

旧東海道を進むと、品川寺の先に海雲寺の参道があります。その参道を曲がり山門をくぐると正面に千躰荒神堂があり、右側には本堂があります。山門内にも沢山の露天の出店がでています。千躰荒神堂に進む庭の右側には、平蔵地蔵(前記ブログその2参照)が建立されています。

 海雲寺参道に入り山門をくぐると正面が千躰荒神堂(:海雲寺参道、:山門、:山門内も露天出店が並ぶ)

荒神祭には、千躰荒神王がご開帳となり、家内安全、火災消除を祈願して大護摩修行が行われます。信者は台所に祀っているお宮を風呂敷に包んで持参し、護摩の火で清めてもらい、新しいお札を頂いて帰りますが、その帰り道では決して寄り道をしてはいけないそうです。

 千体荒神様の参拝(:お札受所、:千躰荒神堂の前、:千躰荒神堂参拝所)

千躰荒神堂では、護摩の受付所で護摩木を受けて願い事を書いて、護摩を焚いて貰うと無病息災などのお願いが叶い、今年は震災の災害が被りましたが、新年は良い年が迎えられます様にお願いができます。

 千躰荒神王護摩祈願(:護摩受付、中:護摩祈願、:龍人王扁額)

荒神様にお願いして参詣が済むと、縁起ものを買ってかえります。昔から縁起ものには、荒神様にお供えする荒神松で、松が火に燃えにくいことから火災安全のお守りです。また、釜おこしは、竈の神様に因んでご飯を炊くお釜を模してあり、「しんしょうおこす、かまおこし」と縁起を担いだものです。そほか、露店には豆板、生姜糖、煎り銀杏、ゆで豆、唐辛子、金柑の砂糖漬けなどが一杯です。おみやげには信者ではないので店に立ち寄り、今回初めて釜おこしと門前のくずもち屋のくずもちに、神宮暦を買って帰りました。

 千体荒神様の縁起もの(:千体荒神松売店、:お釜おこし売店、:釜おこし)

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