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kan-haruの日記

イベント 上野東京ライン 開業日に常磐線品川駅始発のE531系交直両用車で上野駅まで試乗その2

2015年05月11日 | イベント

kan-haru blog 2015 上野東京ライン常磐線列車内

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上野東京ライン常磐線試乗
上野東京ラインが開通しましたので、開通2日後の3月16日に常磐線始発駅の品川から上野駅まで試乗しました。
・品川―新橋駅間
品川始発の上野東京ライン常磐線1193M列車は、品川駅10番線からの発車で、進行最後尾の10両目車両の右側座席に乗り、進行風景を車窓から撮影しました。常磐線1193M列車は、10番線ホームを出て、かっての田町センターを通過すると、在来東海道線上り線路と合流し、さらに東海道線下り線路と並走すると、都道日比谷芝浦線(都道409号)JR跨線橋札の辻橋を潜り、山手線田町駅を通過ます。

 品川駅発の上野東京ライン常磐線列車車窓から1 
(:品川駅10番線ホーム発車の常磐線列車から:都道日比谷芝浦線JR跨線橋札の辻橋手前の東海道上下線並走線路、:山手線田町駅付近走行の上野東京ライン常磐線試乗列車から0316)

山手線田町駅を通過すると、羽田空港と結ぶモノレール線路と並走して、山手線田町駅を通過し、新橋駅に到着です。

 品川駅発の上野東京ライン常磐線列車車窓から2(:モノレールと並行走行の上野東京ライン常磐線試乗列車から:浜松町駅付近走行の上野東京ライン常磐線試乗列車から:新橋駅到着の上野東京ライン常磐線試乗列車から0316)

上野東京ライン常磐線走行風景動画1
品川駅から新橋駅まで、上野東京ライン常磐線1193M列車の最後尾車両に乗り、座席右窓から走行風景を動画撮影しました。

上野東京ライン常磐線1193M列車品川―新橋間走行撮影

・東京ー上野駅間
上野東京ラインは、神田駅周辺では新線のための土地が確保できないので、新幹線の軌道上空を通過する難工事であり、鉄道の運行終了後から始発までの短い時間で作業を行われました。東京駅を発車すると、まず上野東京ラインの線路は東北新幹線と並行しながら傾斜を昇り、神田金物通り手前で新幹線の上に重層構造の高架橋で走行します。重層高層高架橋は、中央通りと靖国通りの中間で、新幹線の上から降りて秋葉原の手前では、新幹線と並行します。

 神田駅周辺重層高架橋構造図 

東京駅を出発すると新幹線と並行走行の電車は、すぐ坂を上り高架橋は新幹線の上の重層高架橋を走行し、靖国通りの手前から坂を降り、新幹線と並行します。
 
 東京駅から上野までの上野東京ライン常磐線列車車窓から1(:東京駅を過ぎると上野東京ライン線路は登坂を進む:首都高速道路までは新幹線と並行線路走行:靖国通り手前では上野東京ライン線路と新幹線線路へ並置区間となる0316)

・上野東京ライン常磐線走行風景動画2
東京駅から上野駅まで、上野東京ライン常磐線1193M列車に乗り継ぎ、座席右窓から走行風景を動画撮影しました。 

上野東京ライン常磐線1193M列車東京―上野間走行撮影

上野東京ライン列車
上野駅にて、停車中の上野東京ラインの常磐線・東海道線・東北線運行の各列車を撮影しました。


 上野東京ラインの常磐線・東海道線列車(:上野東京ラインの常磐線列車:上野東京ラインの東海道線列車0316)

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毎月1日付けのIndexには、前月の目次を掲載しております(4月分INDEXへ)
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次回 
イベント 原鉄道模型博物館 時代の先端を駆けぬける京急展で90年前の外国の仮台車車輪を見るその1

 

 

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イベント 上野東京ライン 開業日に常磐線品川駅始発のE531系交直両用車で上野駅まで試乗その1

2015年05月06日 | イベント

kan-haru blog 2015 常磐線上野東京ライン勝田行列車

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上野東京ライン
3月14日から、宇都宮線と高崎線が東海道線と相互直通運転を開始し、これにより、大宮と品川間の所要時間が46分となり10分短縮され、また、横浜と大宮間の所要時間が64分となり13分短縮されました。さらに、常磐線が品川駅までの直通運転が実施され、柏と品川間の所要時間が49分となり10分短縮され、また、速進タイプの特急列車のひたちでは品川と水戸間の所要時間が83分となり13分短縮され、相互直通運転の利用者には大変と便利になりました。

 上野東京ライン相互乗り入れ系統図

〇戦後の上野東京間列車運行
これまでの、上野駅と東京駅間の列車運行の経緯はウィキペディアによると、1946年7月に連合軍専用列車が初めて同線を直通する列車として設定され、1954年から1956年の山手線と京浜東北線の分離運転工事期間中には、上野駅折り返しの国電常磐線が朝夕のみ有楽町駅まで運行され、その後も東北本線・常磐線・高崎線列車が新橋駅まで朝晩の各1往復程度乗り入れていました。その後にも、連合軍専用列車を引き継いて、東京駅を発着する急行・特急・準急列車が設定されていました。さらに、準急「湘南日光」や通勤時間帯に設定の快速「わたらせ」などは東京駅を越えて東海道本線にまで乗り入れていたほか、高崎線から東海道本線富士駅までを結ぶ中距離電車も1往復運転されていました。また、お盆や年末の帰省ラッシュ時期には、上野駅始発である奥羽・磐越西線方面の夜行列車を品川駅始発とする措置が取られ、その際には、山手貨物線経由とともに、荷物・新聞扱いの関係上、東京駅・上野駅経由の列車も運行されました。

東北新幹線運行
東北新幹線敷設工事で線路用地を新幹線に転用するために秋葉原駅と神田駅付近で線路が分断され、東北本線系統の列車は東京駅に乗り入れることができなくなり、1973年4月限りで上野東京駅乗り入れが中止となり、帰省時の品川駅始発列車の運行も1975年年末で終了しました。新幹線は1991年6月20日に東京駅と上野駅間が開業し、東北・山形(1992年7月1日から開業)・秋田(1997年3月22日から開業)・上越・北陸(同10月1日から開業 )の各新幹線が東京駅に乗り入れをはじめました。

上野東京間列車線路再敷設
1993年2月にJR東日本が山手線・京浜東北線の秋葉原駅と上野駅間や、上野駅の混雑緩和のため常磐・東北・高崎の各線の運転区間を東京駅まで延長して東海道線と相互乗り入れの検討が行われました。さらにその後、秋葉原駅から東京駅まで東北新幹線の2階部分に複線を建設して、東海道線に乗り入れることが計画され、本格的な検討を開始して、2002年3月に2009年度末完成目標とする東京駅と秋葉原駅間の東北列車線建設工事計画が発表されました。JR東日本は、2008年5月より工事に着手し、神田と東京間の新幹線との重層部は架設機を新幹線の直上に設置し、新幹線終電後から始発までの時間帯に工事が行われました。2012年4月に東日本大震災の影響等により工事計画を一部変更し、2015年3月に開業することを発表して、2015年3月14日に開業しました。

上野東京ライン常磐線品川駅から試乗
〇品川駅のホーム構成
開通2日後の同16日に、品川駅始発の常磐線直通運転の電車に試乗のため、品川駅に行きました。

 品川駅ホーム構内図

品川駅の5番線ホームは上野東京ライン東海道線上りホームで、8番線ホームは未使用で閉鎖されていましたが、案内板には上野東京ライン東海道線上りホームと書かれていますので将来使用のようです
。上野東京ライン常磐線品川発着の直通運転列車は、9番線が特急列車の発ホームです。
 
 品川駅ホーム構成1 (:品川駅上野東京ライン東海道本線上りホーム:8番ホームは上野東京ラインの東海道上り表示の掲示だが閉鎖中:9番ホームは常磐線特急列車で、10番ホームは常磐線快速・各停列車用0316)

10・11番線が常磐線方面電車の発駅ホームであり、また、11番線は東海道線下り湘南ライナーの停車ホームでもあります。12番線は東海道線下りのホームです。なお、上野東京駅乗り入れに無関係のホームは、1・2番線は山手線ホームで、3・4番線は京浜東北線の国電ホームであり、13から15番線は横須賀・総武線の上下線ホームで、21から24番線は東海道・山陽新幹線ホームです。

  品川駅ホーム構成2
(:11番東海道線下り・常磐線上野東京ライン、12番東海道線下り、:13-15番は横須賀・総武線、21-24は新幹線ホーム、:品川駅9・10番ホーム0316)

乗車予定列車が入線している、9・10番線ホームの横浜方寄りに降りました。降りたホームの9番線には、14時14分発勝田行の特急ときわ65号1015M列車が停車しており、10番線ホームには試乗の14時16分発勝田行の1193M列車(E231系)が停車していましたが、双方の列車には乗車客はほとんどおらずにガラガラでした。10番線ホームの普通電車に乗車して待っていると、11番線ホームに、土浦発の特快3160M列車が到着しました。
 常磐線方面列車発着の9・10番線ホーム(:9番ホームは発車待ちの特急ときわ65号1015M列車、:10番ホームは試乗の勝田行の1193M列車:11番線に到着の土浦発快特3160M列車0316)

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番外編カテゴリー別ブログ記事の検索と見方 5月INDEX

2015年05月01日 | INDEX

kan-haru blog 2015 51日80版

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kan-haruの日記の月間INDEXは、毎月1日付けで掲載しており前月の登録記事検索のほか、カテゴリー別の登録記事の2006年3月から最新までの検索ができます。

K&A kan-haru 日記の見方について(←ここをクリックして参照してください。)

  大森町界隈あれこれ カテゴリー別目次 
■印覧の15年4月掲載項目以外の目次は、下記の項番に付記された下線付きのカテゴリー項目を選択すると、当該カテゴリーの掲載当初から現在日時点までの目次が見られます。

 1 大森町界隈あれこれ 大森町に住んで65年! 
 2 大森町界隈あれこれ 空襲編若山武義氏手記 総目次 
  2-1 大森町界隈あれこれ 鎮魂! 大森町大空襲 (第1編) 
      付 東京大空襲 ~あれから61年~ 
  2-2 大森町界隈あれこれ 手記第2編 戦災日誌中野編 
  2-3 大森町界隈あれこれ 手記第3編 戦前戦後目黒にて 
 3 大森町界隈あれこれ 戦後編若山武義氏手記 総目次 
  3-1 大森町界隈あれこれ 戦後史編手記 第1~4編総目次 
 4 大森町界隈あれこれ 大森町の社寺
 5 大森町界隈あれこれ 大森町商店街 
 6 大森町界隈あれこれ 大森海苔 
 7 大森町界隈あれこれ 京浜急行関連
 8 大森町界隈あれこれ 大森町風景
  ◇ 2006~2012年版2013~2015年版
 ■ 大森町界隈あれこれ 大森町の桜 今年も内川桜のプロムナードと大森西交通公園の桜が満開になりました 4月13日
 9 大森町界隈あれこれ イベント 目次
  ◇ 2006~2009年期版2010年版2011~2012年版2012~2015年版
10 大森町界隈あれこれ 大森町学びや 

  大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 サブ・カテゴリー別目次

11 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 Sub INDEX
 ■ 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 高架化事業完了工事京急蒲田駅編(第8回その1) 4月17日
 ■ 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 高架化事業完了工事京急蒲田駅編(第8回その2) 4月23日
 ■ 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 高架化事業完了工事京急蒲田駅編(第8回その3) 4月27日

  一般 カテゴリー別目次

21 風景・風物詩 総目次
  ◇ 2006・2007年版2007・2008年版2008~2010年版2010~2013年版 
22 小さな旅 総目次 
  ◇ 2006~2009年版2009~2011年版2010~2014年版 
23 旅ものがたり 総目次
  ◇ 2006~2011年版2010~2015年版
24 秋葉原界隈 総目次 
25 イベント 総目次
  ◇ 2006・2007年版2008年版2009・2010年版2011年版2012年版2013年版2014~2015年版  
 ■ イベント 東京ステーションギャラリー 開業100周年を迎えて開催の「東京駅100年の記憶」を見るその3 4月7日
26 ITと技術 総目次 
  ◇ 2006~2011年版2012年版2014年版
27 Weblog 総目次 

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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 高架化事業完了工事京急蒲田駅編(第8回その3)

2015年04月27日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連

kan-haru blog 2015 北デッキ東端部展望

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京急蒲田東口歩道橋
3月31日に京急蒲田駅の東口に開設された、北デッキおよび西デッキの歩道橋を4月16日に歩いてみました。まずは、地上の国道15号線歩道から、北デッキを見ます。
 
 国道15号歩道から見た蒲田東口歩道橋北デッキ(:空港線方国道15号歩道から北デッキ東方を見る:南デッキ下の国道15号歩道から北デッキ西方を見る:南デッキ下の国道15号歩道から北デッキ東方を見る0416)

北デッキは、飾り屋根のついた蒲田駅東口から、国道15号を横断して東口駅前広場に渡れる歩道橋で、既設の南デッキとともに並行した国道15号の横断橋です。 
 
 3階歩道橋から見た国道15号横断の北デッキを見る(:北デッキ北面を見る0416、:北デッキ南面を見る0422)

京急蒲田駅東口から出た北デッキを東に進み国道15号を渡り、同デッキの東部に進んでみます。
 
  蒲田東口から北デッキを東に進み国道15号を渡る(:0416、:0422)

北デッキを東に進むと、デッキの正面東端には駅前広場予定地に降りる中央エスカレータと階段が、正面東方に向けて設置されています。北デッキを中央エスカレータと階段を降りると、右側は工事前の駅前前広場の予定地です。
 
 北デッキ東部から駅前広場へのエスカレータと階段(左上:北デッキ東部正面の中央エスカレータと階段、中上:北デッキから駅前広場への中央エスカレータ、右上:北デッキから駅前広場への中央階段、左下・中下:デッキ下から見た中央エスカレータと階段、右下:北デッキを降りた駅前広場横の仮通路0422)

北デッキの東端の駅前広場予定地に降りると、隣接の空港線高架橋下の旧地上線路が敷設してあった空地には、駐輪場などの建造物建設予定地に基礎土台を整備しているのが見られます。
 
 空港線高架ガード下の建造物用の基礎土台工事(左上中上右上:0416、左下中下右下:0422)

地上から北デッキ東端に戻ると、駅前広場予定地に降りる階段横の駅前広場デッキには、国道15号歩道間通路用としてエレベータが設置してありますが、その運用は4月24日午前10時よりとの張り紙があり、22日現在では利用はできませんでした。

 北デッキ東部中央階段横の駅前広場デッキには国道乗り降りエレベータは未開通(:駅前広場デッキ:未開通のエレベータ、:エレベータの開通日時通知0422)

北デッキ東端の地上間のエレベータの西側には、国道15号間にはつずら折の階段が設置されています。

 北デッキ東端部の南方に設置の国道15号におりる階段(左上中上右上左下中下:北デッキ東端部の南方には国道15号におりる階段設置右下:国道15号南デッキ方を展望0422) 

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毎月1日付けのIndexには、前月の目次を掲載しております(3月分INDEXへ)
・カテゴリー別Index 大森町界隈あれこれ 京浜急行関連総目次:2011年前期版2011年後期版2012年前期版2012年後期(2)版2013年前期版2013年中期版2013年後期版2014年前期版 、2014年中期版 、2014年後期版2015年前期版へ 
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<前回 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 高架化事業完了工事京急蒲田駅編(第8回その2)
次回 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 高架化事業完了工事大森町駅編(第6回その1)

  

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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 高架化事業完了工事京急蒲田駅編(第8回その2)

2015年04月23日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連

kan-haru blog 2015 蒲田駅東口2階と横断歩道橋3階間の通路階段

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京急蒲田駅東口出口周辺
前回記述の京急蒲田駅東口出口周辺を詳しく見ると、京急蒲田駅改札階通路最南端の東口出口の階数は、2階の高さに位置します。 

 京急蒲田東口駅直結の横断歩道橋開設説明図

京急蒲田駅東口の階段を昇ると、3階の東口の横断歩道橋デッキにでます。
 
  蒲田駅東口から階段を昇ると横断歩道橋デッキに出る(:蒲田駅東口から階段を昇ると横断歩道橋デッキへ:横断歩道橋デッキへ昇る階段から見た西デッキ0416:歩道橋デッキから京急蒲田駅東口への階段方を見る0422)

大型トランクを持っている人や階段を昇るのが困難の人にはエレベータの利用ができます。京急蒲田駅東口出口の階段手前には、左折する通路があり、そこを進むと右折の2階出口通路となっております。

 
京急蒲田駅東口周辺1(:京急蒲田駅東口、:東口階段前を左に進むと2階出口通路へ:2階出口通路0422)

2階出口通路の突き当りは、エレベータ北向き扉の2階改札階乗り場となっています。エレベータは、改札階から降ると1階地上階で、昇ると3階デッキ階で南向きの扉を出ると、横断歩道橋の北デッキ前です。

 京急蒲田駅東口周辺2 (:2階出口通路のエレベータ乗り場、:エレベータは地上階からデッキ階までの3階運行、:エレベータの3階デッキは南向き扉で階段前0422)

3階デッキから国道15号線の歩道に降りる場合には、エレベータ横の3階デッキ北方の階段も利用できます。

 3階エレベータ横のデッキから地上に降りる階段 
(:0416)

エレベータ横の3階デッキ北端から地上への階段は直線で、国道15号が最終的に整備されると、国道の歩道上に降りるようになります。

 横断歩道橋3階デッキ北端から地上への階段通路
(:0422、:0416)

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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 高架化事業完了工事京急蒲田駅編(第8回その1)

2015年04月17日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連

kan-haru blog 2015 蒲田駅西口の移動した仮歩行者通路入口

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京急蒲田駅直結歩道橋開設
京急蒲田駅東口歩道橋は、前回記述時(「大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 高架化事業完了工事京急蒲田駅編(第7回その1)」参照)には南デッキのみが開通していましたが、西デッキおよび北デッキは工事中でした。
3月23日の国土交通省関東整備局によると、駅と直結する歩道橋が3月31日午後3時から西デッキおよび北デッキが完成し利用できると発表(国交省記者発表資料)されましたので、4月16日に見てきました。

 京急蒲田東口駅直結の横断歩道橋開設(赤色部)

・京急蒲田駅構内工事
京急蒲田駅ホームから改札階通路に降りると、改札外南端にあった京急蒲田のジオラマが改札内通路の北端に移動していました。改札内通路北端部の西側窓から外部を見ると、住宅・商業複合再開発ビル「あすとウイズ」の建設はかなり高層まで建設が進んでいます。

  改札階通路北方部(:工事の都合により改札内通路北端に移動されたジオラマ、:あすとウイズの高層化建設が進む0415)

京急蒲田駅改札階通路の改札口を出て、さらに南方に進むと西口デッキの出入口シャッタで、前回記述時には京急蒲田のジオラマが置いてあったところです。そこの窓から西口ペデストリアンデッキの状況を見てみました。

  改札階通路改札外の西口デッキ出入口付近
(:改札階通路改札外の西口デッキ出入口シャッター、:西口デッキ外部通路:西口ペデストリアンデッキを見る0415)

今回初めて、西口デッキの出入口より南方の京急蒲田駅改札階通路の西方半分が公開されましたので、その通路の西窓からの風景は初公開です。改札階通路の南端からは、JR蒲田駅に通ずる道路に面した妙安寺が見えます。

  改札階通路改札外の西窓から見る初公開の西口風景
 (左上:、中上右上左下中下:改札外南方通路から西口ペデストリアンデッキとあすとウイズを見る右下:改札外南方通路から南の妙安寺方を見る0415)

京急蒲田駅改札階通路の最南端に進むと、左折の通路があり京急蒲田駅東口出口です。出口の階段を上がると、直進の北デッキと直結し、右折すると西デッキと直結しています。なお、階段を上がりデッキへの通路の左側には、地上へのエレベータが動いています。

  歩道橋に直結した京急蒲田東口出口
(:改札外南方通路の最南端を左折すると東口出口へ:東口出口は階段を上がると西デッキと北デッキに直結:東口歩道橋の左側には地上へのエレベータが動いています0415)

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次回 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 高架化事業完了工事京急蒲田駅編(第8回その2)

 

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大森町界隈あれこれ 大森町の桜 今年も内川桜のプロムナードと大森西交通公園の桜が満開になりました

2015年04月13日 | 大森町界隈あれこれ 風景

kan-haru blog 2015 諏訪公園の桜(4月2日)

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大森町の桜は、内川添いの大田区開桜小学校前と大森第8中学校前の桜のプロムナードと、内川から南寄りにある大森西交通公園にある桜が花見のスポットです。4月2日に満開となった桜を見てきました。

 
大森町内川付近の桜のスポット

内川
現在の内川は、JR東海道線の東から開桜小学校前を流れ、旧東海道の内川橋を通って「ふるさと浜辺公園」(「大森町界隈あれこれ 大森町風景 オープンの大森ふるさとの浜辺公園」参照)の河口までの約1.5kmを東京湾に流れる二級水系の短い川です。JRガード下から先の大田区北馬込付近の水源までの上流は、1976年頃に暗渠化されました。
昔の内川(「大森町界隈あれこれ 内川風景 大森町を流れる昭和の面影 第2回」参照)は、内川橋から上流に向かって左に折れ南下して、現在の大森町商店街通りの北側付近で右折して西に向かっています。本流は東邦医大通りの先付近で北上して、現在の内川を弦とした弓なり状に流れ、大田区北馬込付近の水源に達しています。本流の他2本の支流があり、その1つは市野倉方面から、他の支流は池上方面の呑川から流れているのが見られます。

 ・桜のプロムナード
内川の川辺にある2つの学校の第8中学校と開桜小学校と、内川の間を走る区道には、桜のプロムナードの散歩道に植樹された桜と、校庭内の大きな桜に挟まれた遊歩道は絶好の花見コースです。

 
開桜小学校校庭の桜(:開桜小学校校庭西面の桜:開桜小学校校庭南面の桜(右は桜のプロムナード)、:開桜小学校校庭東面の桜)

 開桜小学校(大森西二丁目26番3号)は、大田区での最古の学校として、1875年(明治8年)2月に学校裏(現平和島)に開校し、間もなく貴船学校(第1小学校)と寄木学校(第2小学校)に分かれ、2002年に大森第六小と統合し大田区立開桜小学校へとなりました。

 4月2日撮影の桜

この遊歩道(プロムナード)は、遊歩道護岸工事が行われた2009年3月の竣工に合わせて大田区長出席のもとで桜の植樹が行われたもので、植樹後6年しか経過していませんが、若木の桜は元気よく開花して満開となります。

  開桜小学校南側の桜のプロムナード
(:桜のプロムナード)

・大森西交通公園
桜のプロムナード西の諏訪橋を渡り、南に進むと右側に諏訪公園があります。さらに進むと左側に大森西交通公園が見えます、公園の西口から入ると大きな桜が植樹してあり、桜の名所です。

 大森西交通公園西面の桜並木 (:大森西交通公園西口方から見た桜並木、:交通公園西面の桜並木)

大森西交通公園(大森西3丁目4)は、面積3,300㎡もあり、小学生以下の児童が自転車、ゴーカート、豆自動車、三輪車等で回れるサイクリングコースになっており、小さな信号機や、横断歩道もあって、遊びながら交通規則を学べるように工夫されています。

  交通公園西面の桜並木を見る
(:交通公園西面の桜並木)

また、公園の一画には子供向けの遊具もあり、小さい子供との親子づれ、祖父母とお孫さん、小学生同士で安心して遊べる公園です。公園の西面と南面は、桜並木があり静かな花見ができます。

 交通公園南面の桜
(:交通公園西面の桜)

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風景・風物詩 秋の風物詩 2015年酉の市 大森鷲神社

 

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イベント 東京ステーションギャラリー 開業100周年を迎えて開催の「東京駅100年の記憶」を見るその3

2015年04月07日 | イベント

kan-haru blog 2015 丸ビル・東京中央郵便局ビル(1935年代)

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1964年の丸の内
「東京駅開業100周年」展の展示には、「100年前の丸の内」のジオラマに並んで、「1964年の丸の内」(50年前)のジオラマが展示してあります。

 
1964年代の丸の内ジオラマ(:丸の内方から見た1964年代のジオラマ:八重洲方から見た1964年代のジオラマ)

・東京駅開業時から50年前まで
「100年前の丸の内」からの東京駅開業50年間の出来事は、1921年(大正10年)に原敬首の丸の内南口で暗殺される、1923年(大正12年)に関東大震災が発生し鉄道は、東京駅第3、4の両ホーム亟屋が倒壊し、9月1日から3日まで不通となりました。東京駅舎には大きな被害がなく、丸ビル付近の負傷者が運びこまれ、一時市民の避難場所となりました。

 
関東大震災時の東京駅構内 (:関東大震災時の東京駅内避難者:第4乗り場方から操車場の焼失客車を見る)

東京駅前のビル建設は、東京駅真ん前の旧「丸ノ内ビルヂング」(丸ビル)が、1923年(大正12年)2月に桜井小太郎の設計で竣工し、地下1階地上9階の「東洋一のビル」といわれた、昭和戦前期で最大のビルです。同年9月に発生した関東大震災により被災し復旧補強工事が行われ、外壁は1935年(昭和10年)に改修しており、建設当初の外見外装は失われています。

 かって東洋一と言われた旧丸ビル
(:1923年竣工の丸ビル:丸ビル1997年1月撮影) 

旧新丸ノ内ビルヂングは、丸ノ内ビルヂングとは行幸通りを挟んだ向かい側に、1937年(昭和12年)に着工されましたが、翌1938年(昭和13年)に、基礎工事が完了した段階で日中戦争により、工事が中止されました。工事中止の基礎部分は、戦中・戦後は防火用貯水池、プールや復興用資材の貯木場となっていました。1950年代に入り、朝鮮戦争特需によりオフィスビルの需要が急増し、新丸ノ内ビル(地上8階、地下2階)が建設されることになり、1951年(昭和26年)に着工、1952年(昭和27年)に竣工しました。

 1952年竣工の旧「新丸ビル」 
(:新丸ビル1952年竣工:丸ビルと新丸ビル昭和28年夏撮影)

中央郵便局の発足は、1871年(明治4年)に元四日市町(現・中央区日本橋一丁目、現在の日本橋郵便局所在地)に四日市郵便役所として開設され、その後名称変更や庁舎の火災などを変遷して、1903年(明治36年)に駅逓寮跡地を庁舎として東京中央郵便局となりました。
1922年(大正11年)の火災により庁舎を焼失し、吉田鉄郎(逓信省営繕課)の設計により、1929年(昭和4年)に東京駅前に鉄骨鉄筋コンクリート造の新局舎を起工し、1933年(昭和8年)に新局舎にて営業を開始しました。 
 旧東京中央郵便局(:東京中央郵便局:東京中央郵便局1933年より2008年まで)

鉄道省庁舎(旧国鉄本社ビル)は、1923年の関東大震災で庁舎が倒壊した後、木造バラック建ての仮庁舎を使用していましたが、1935年(昭和10年)に岡崎泰光の設計により鉄道省新庁舎(旧館)が着工され、1937年(昭和12年)に鉄骨鉄筋コンクリート構造の地上8階、塔屋2階、地下2階建ての本館と鉄筋コンクリート構造地上3階、塔屋1階、地下1階からなる別館が竣工(旧館)しました。庁舎竣工後に増築される予定でしたが、戦争により実現できませんでしたが、鉄道省庁舎から東京駅前間を結ぶ地下道は戦前に設けられました。
1945年の世界大戦の空襲を受け庁舎が焼失し、木造2階のバラック建て庁舎を使用していましたが、日本国有鉄道では、1960年(昭和35年)に鉄骨鉄筋コンクリート構造地上9階、地下3階の新館を着工し、1962年(昭和37年)に竣工して旧館から国鉄本社及び運輸省が移転しました。

 国鉄本社ビル旧館 

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イベント 東京ステーションギャラリー 開業100周年を迎えて開催の「東京駅100年の記憶」を見るその2
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番外編カテゴリー別ブログ記事の検索と見方 4月INDEX

2015年04月01日 | INDEX

kan-haru blog 2015 4月1日79版

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kan-haruの日記の月間INDEXは、毎月1日付けで掲載しており前月の登録記事検索のほか、カテゴリー別の登録記事の2006年3月から最新までの検索ができます。

K&A kan-haru 日記の見方について(←ここをクリックして参照してください。)

  大森町界隈あれこれ カテゴリー別目次 
■印覧の15年3月掲載項目以外の目次は、下記の項番に付記された下線付きのカテゴリー項目を選択すると、当該カテゴリーの掲載当初から現在日時点までの目次が見られます。
 1 大森町界隈あれこれ 大森町に住んで65年! 
 2 大森町界隈あれこれ 空襲編若山武義氏手記 総目次 
  2-1 大森町界隈あれこれ 鎮魂! 大森町大空襲 (第1編) 
      付 東京大空襲 ~あれから61年~ 
  2-2 大森町界隈あれこれ 手記第2編 戦災日誌中野編 
  2-3 大森町界隈あれこれ 手記第3編 戦前戦後目黒にて 
 3 大森町界隈あれこれ 戦後編若山武義氏手記 総目次 
  3-1 大森町界隈あれこれ 戦後史編手記 第1~4編総目次 
 4 大森町界隈あれこれ 大森町の社寺
 5 大森町界隈あれこれ 大森町商店街 
 6 大森町界隈あれこれ 大森海苔 
 7 大森町界隈あれこれ 京浜急行関連
 8 大森町界隈あれこれ 大森町風景
  ◇ 2006~2012年版2013~2015年版
 9 大森町界隈あれこれ イベント 目次
  ◇ 2006~2009年期版2010年版2011~2012年版2012~2015年版
10 大森町界隈あれこれ 大森町学びや 

  大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 サブ・カテゴリー別目次

11 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 Sub INDEX
 ■ 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 高架化事業完了工事京急蒲田駅編(第7回その3) 3月5日
 ■ 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 高架化事業完了工事京急蒲田駅編(第7回その4) 3月9日
 ■ 大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 高架化事業完了工事京急蒲田駅編(第7回その5) 3月14

  一般 カテゴリー別目次

21 風景・風物詩 総目次
  ◇ 2006・2007年版2007・2008年版2008~2010年版2010~2013年版 
22 小さな旅 総目次 
  ◇ 2006~2009年版2009~2011年版2010~2014年版 
23 旅ものがたり 総目次
  ◇ 2006~2011年版2010~2015年版
24 秋葉原界隈 総目次 
25 イベント 総目次
  ◇ 2006・2007年版2008年版2009・2010年版2011年版2012年版2013年版2014~2015年版
 ■ イベント 東京ステーションギャラリー 開業100周年を迎えて開催の「東京駅100年の記憶」を見るその1 3月20
 ■ イベント 東京ステーションギャラリー 開業100周年を迎えて開催の「東京駅100年の記憶」を見るその2 3月26

26 ITと技術 総目次 
◇ 2006~2011年版2012年版2014年版
27 Weblog 総目次 

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イベント 東京ステーションギャラリー 開業100周年を迎えて開催の「東京駅100年の記憶」を見るその2

2015年03月26日 | イベント

kan-haru blog 2015 開業時の神田駅

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○第1章・丸の内の100年
丸の内地区を東京駅が開業した1914年から、その50年後の1964年、さらに50年後の2014年の100年の間に、日本の近代建築は大きくその様相を変わりました。このコーナーでは、建築がどのように変化してきたのかを、東京駅を中心とする丸の内地区のジオラマでたどります。さらに、かつて丸の内に建っていた建築に関する資料や、東京駅の構造模型などが展示してあります。
・中央停車場を中心とした電車運転
東京停車場は、1903年(明治36年)計画段階で中央停車場と呼ばれていたが、1904年(明治37年)12月に、甲武鉄道が飯田町駅から御茶ノ水駅までを開業されましたが、1906年(明治39年)10月に国有化され、1908年(明治41年)4月に御茶ノ水駅以東に昌平橋駅が設置されました。1909年(明治42年)11月の電車運転は、烏森・品川・上野間と、池袋・赤羽間で運行していました。
東京停車場高架線は1910年(明治43年)6月に有楽町駅が開通し烏森・有楽町間の運転が開始され、同9月には中央停車場の北方に呉服橋仮駅が開業して、有楽町・呉服橋間の電車運転が工事中の中央停車場の脇を通過していました。
1911年(明治44年)5月1日に名古屋に至る中央本線の始発駅(起点)となりましたが、1912年(明治45年)4月に万世橋駅まで延伸開業され、昌平橋駅は廃止されました。
  有楽町・呉服橋間の電車運転(:1909年開業期の有楽町駅、:1910年開業の呉服橋仮駅)

中央停車場の建物は規模に変更があり、遅れて辰野金吾が設計に着手して「ルネサンス」様式の3階建ての鉄骨煉瓦造りで、壁には表面に化粧煉瓦が貼り付けてあります。柱の装飾には花崗岩や擬石漆塗りを使用して、銅板葺きの屋根の設計です。建設工事は、1908年(明治41年)3月に着工し、1914年(大正3年)に竣工し、同12月18日に開場式と祝賀会が開催されました。
赤煉瓦の完成した駅舎は、北南端の長さが3335m、ドームの高さは34.8mあり、建坪が2431坪で、延べ面積は6460坪の威容を誇る駅舎です。北側ドームは降車専用口で大広間と出口専用改札口が、南側ドームは乗車専用口で、大広間と出口専用改札口が設けられ、中央部は皇室専用の乗降口と休憩室などの設備があります。

 
中央停車場(:中央停車場来客専用南側ドーム:中央停車場中央部)

中央停車場の開業当初のプラットホームは、第1から第4乗場の8本の発着所を設け、第1、2乗り場は電車専用のホーム長が約236mで、第3、4乗り場は列車専用のホーム長が約1135 mでありました。さらに、ホームの東側には、留置線や機関庫などの操車場となっていました。
 開業当初の東京停車場構内(:開業時の東京ステーションの乗降場1~3:開業時の東京ステーションの乗降場2~4)

同12月20日には中央停車場の開業により、東京・高島町間の電車運転が開始されました。

 東京駅構内を発車する列車

1919年(大正8年)3月に神田駅と東京・万世橋間の開通により、中野・新宿・東京・品川・新宿・上野のルートの「の」の字運転と中央停車場を起点とした、現在の中央線対応の中野または吉祥寺間の運転が行われていました。
 
 東京ー神田間線路と「の」 の字運転(:東京・神田間線路(右側は東京・上野間線路用地):「の」の字運転説明図)

・100年前の丸の内
竣工時の中央停車場前広場は未舗装で、駅付近には建物は見当たらず、「三菱ヵ原」と呼ばれた原っぱが広がっていました。やがて、コンコルドが顧問の丸の内建築所(現三菱地所設計)で、道路計画や建築計画が進められ、馬場先通り周辺から建物が徐々に建てられて都市化が始まりました。

  開業時の東京ステーション1914(:1914年開業時の東京ステーションジオラマ、:開業時の東京ステーションの面影)  

1914年前には、有楽町方面には、馬場先通りの一丁倫敦と呼ばれた三菱オフィス街[三菱1~21号館]、東京府庁舎[1889年竣工]、東京商工会議所[1899年竣工]、帝国劇場[1911年竣工]、警視庁[1911年竣工]といった建物群がありました。

 
三菱オフィス街(:1909年ごろの「一丁倫敦」風景三菱1号館:三菱2号館1894)

なお、有楽町の一群の建築群の手前では、洋食レストランとして計画の三菱23号館が1914年に着工するとともに、三菱22号館が1915年に着工しました。また、行幸通りの北側では、東京海上ビルディングが1913年に着工し、大手町側では台湾銀行東京支店が1913年に工事をはじめました。
その建築現場では、1912年竣工の三菱14号館から鉄筋コンクリートの採用がはじまり、1914年に着工の三菱21号館では鉄骨鉄筋コンクリートやエレベータが採用され、近現代の建築技術を支えていきました。
東京駅が竣工した100年前の東京駅や、三菱1号館ができた当初の煉瓦色の街は、コンクリート時代の白い街へと変遷していきました。

  建築は煉瓦造りからアメリカ式高層オフィスビルへ(:1部4階建ての煉瓦造りの東京銀行協会ビル1916、:日本人による高層の東京海上ビルディング1918)

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イベント 東京ステーションギャラリー 開業100周年を迎えて開催の「東京駅100年の記憶」を見るその1

2015年03月20日 | イベント

kan-haru blog 2015 和田倉門から三菱ヶ原を通して眺めた竣工なった中央停車場風景

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2014年12月に東京駅は開業100周年を迎えました。これを記念して東京ステーションギャラリーでは、「東京駅100年の記憶」展を、主催が東京ステーションギャラリー(公益財団法人東日本鉄道文化財団)と読売新聞社、特別協力が三菱地所株式会社、株式会社三菱地所設計により、開催期間が2014年12月13日~2015年3月1日間の月曜休館で、開館時間が10時から18時まで、に開催することになり、入場料は一般が900円、 高校・大学生700円、中学生以下が無料です。2月28日に見てきました。

   東京駅100年の記憶展チケット

 
なお、「東京駅100年の記憶」展に先立ち、「鉄道の日」を記念してJR東日本では、2014年10月11日から13日までの3日間、「東京鉄道祭」が開催(「イベント 東京鉄道祭 JR東日本の東京駅100周年を迎える鉄道の日を記念して開催のスタンプラリー」参照)されました。「東京駅100年の記憶」展の会場の東京ステーションギャラリーは、東京駅北側ドームにあり、エントランスからエレベータに乗り、3階の展示室を見て、階段を下りて2階展示室と廻ります。

 東京駅北側ドーム
(:東京駅北側ドーム天井、:エントランスから東京ステーションギャラリー入口へ0228)

・東京の鉄道網の進展
ここで、「東京駅開業100周年」展を見るにあたり、東京の鉄道網の進展を整理してみておきます。
東京の鉄道網は、1872年(明治5年)10月14日の日本の鉄道開業に際して、官設鉄道が新橋(現汐留駅) と横浜(現桜木町駅)間の開通が鉄道の夜明けです。政府は、東京と大阪を結ぶ鉄道を、当初は予定経路を中山道経由で建設すると決定し、1883年(明治16年)に日本鉄道が上野駅を開業して、熊谷間で仮営業が開始されました。 
1885年(明治18年) 3月に、日本鉄道が渋谷駅・新宿駅・板橋駅を開業し、品川と赤羽間の品川線を開業しました。翌1886年7月に政府は、東京と大阪間鉄道の予定経路を、東海道経由に変更して、1889年(明治22年)に新橋駅から神戸駅まで鉄路が結ばれ、「東海道線」の路線名称が1895年(明治28年)に与えられました。

 
山手線変遷図1

1890年(明治23年) 11月に日本鉄道が、秋葉原駅(貨物駅)を開業して、上野駅間の貨物線を開通しました。1903年(明治36年) 4月に日本鉄道山手線が、池袋駅と田端間を開業しました。
1909年(明治42年)12月に東海道本線が、品川駅と烏森駅(現在の新橋駅)間を開業しました。

 
1909年(明治42年)中央停車場本屋竣工

翌1910年6月に東海道本線が、烏森駅と有楽町駅間を延伸開業しました。さらに、同9月に東海道本線が、有楽町駅と呉服橋駅間延伸開業しました。
1914年(大正3年)12月に東海道本線に東京駅を開業し、新橋駅を汐留駅と改称し、烏森駅を新橋駅としました。

 烏森から呉服橋停車場までの延伸図

1919年(大正8年)3月に神田駅を開業し、中央本線と接続し中野駅・東京駅・品川駅・池袋駅・上野駅間で「『の』の字運転」を開始しました。
1923年(大正12年)9月1日の関東大震災で有楽町駅・新橋駅・浜松町駅・鶯谷駅・上野駅が焼失しました。1925年(大正14年)11月に御徒町駅を開業し、東北本線が神田駅と上野駅間が開業しました。

  
山手線変遷図2

1945年(昭和20年) 4月13日の空爆により田端駅・鶯谷駅・駒込駅・高田馬場駅・池袋駅などの駅と池袋電車区焼失、5月24日の空爆により五反田駅・恵比寿駅など焼失、5月25日の空爆により東京駅など焼失し、山手線が全線不通となりました。5月29日に山手線の運転が再開されました。

・東京駅開業100周年の記憶展の構成
「東京駅100年の記憶」展の構成は、プロローグ・辰野金吾と東京駅、第1章・丸の内の100年、第2章・東京駅の100年、エピローグ・これからの100年の順に展示されています。
 「東京駅100年の記憶」図録

プロローグ・辰野金吾と東京駅
プロローグコーナの展示では、まず弟子の後藤慶二が書いて辰野金吾の還暦祝いに送った絵が展示されています。この絵には、辰野金吾(1854~1919)の設計による45点の建築を一堂に収めて描かれており、後方の右奥が東京駅、東京駅の左側は両国国技館、その隣の高いビルが第一生命保険相互会社で、中央右寄りの大きな白い建物が日本銀行本店、その左側の大きな建物が東京帝国大学工科大学(現存せず)です。日本銀行の手前の列には東京火災保険買う式会社など6社が名を連ね、さらに手前の列には三十三銀行など6社が、また最前列には如島銀行など4社が名を連ねています。さらにはまた日本銀行本店と東京帝国大学工科大学の後方および左方には朝鮮銀行など24社の名が見えます。この絵では、日本の近代建築史における辰野金吾の重要性を語っています。
次いで、交友関係のあった洋画家の松岡壽が、辰野の死後に建築学会の依頼により制作された辰野金吾肖像油彩が展示されています。さらに、辰野金吾が英国留学中に残した建築物のデッサンとメモが書かれた4冊のスケッチブックが展示されています。

 辰野金吾の還暦祝いに弟子・後藤慶二が書いた画

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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 高架化事業完了工事京急蒲田駅編(第7回その5)

2015年03月14日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連

kan-haru blog 2015 建設中の「あすとウィズ」ビルと屋根柱が建立されたペデストリアンデッキ(3月13日撮影)

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京急蒲田駅高架化事業完了工事
・京急蒲田西口駅前再開発事業(続2)
2015年1月27日に見ると、「あすとウィズ」ビルの4階から上部階の集合住宅の建築が始まり、ペデストリアンデッキ架設も進展しております。
 
 「あすとウィズ」ビル4階以上集合住宅部建築とペデストリアンデッキの架設が進む(左上:「あすとウィズ」ビルの集合住宅部建築、中上右上左下中下右下:ペデストリアンデッキ架設と歩行者仮通路0127)

2月11日に見ると、「あすとウィズ」ビルの集合住宅部の建築の進展と、ペデストリアンデッキ架設も工事が進行しています。

 ペデストリアンデッキの構築が進む(左上:駅構内改札通路から見たペデストリアンデッキ、中上:ペデストリアンデッキと駅との接続点、右上:ペデストリアンデッキと駅改札階との接続点、左下:駅改札口から延びるペデストリアンデッキ、中下右下:熊の手状に延びるペデストリアンデッキ0211)

同20日には、ルート変更の弾正橋方向に進む歩行者仮通路の入口が、駅際に変更され仮通路のルートが変わりましたので、歩いてみました。
 歩行者仮通路がルート変更となり入口が駅際に移動する(左上:歩行者仮通路入口が駅際に移動となる、中上右上左下中下右下:ルート変更の歩行者仮通路を弾正橋方向に進む0220)

また、ペデストリアンデッキ架設も延伸工事が行われていました。
 歩行者仮通路を進みペデストリアンデッキを潜って見る(:歩行者仮通路よりペデストリアンデッキを潜る、:ペデストリアンデッキを潜り駅際を見る、:ペデストリアンデッキを潜りビル側を見る0220)

なお、北側のペデストリアンデッキは、「あすとウィズ」ビルとの接続工事が進行していました。
 北側のペデストリアンデッキはビルに直結される(:0220)

3月13日に見ると、ペデストリアンデッキと「あすとウィズ」ビルとは、直結していました。
 
 「あすとウィズ」ビルと結ばれたペデストリアンデッキ(:0313)

呑み川弾正橋北岸から見ると、「あすとウィズ」ビルの建設は、集合住宅部の建設階数が上がっています。

 呑み川弾正橋から見た建設中の「あすとウィズ」ビル(:0313)

「あすとウィズ」ビルの建設状況を、呑み川西方や京急蒲田商店街から展望してみました。
 
 呑み川周辺から見た建設中の「あすとウィズ」ビル(:呑み川北岸から見た建設中の「あすとウィズ」ビル、:呑み川橋上から見た建設中の「あすとウィズ」ビル、:京急蒲田商店街から見た建設中の「あすとウィズ」ビル0313)

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毎月1日付けのIndexには、前月の目次を掲載しております(3月分INDEXへ)
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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 高架化事業完了工事京急蒲田駅編(第7回その4)
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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 高架化事業完了工事京急蒲田駅編(第7回その4)

2015年03月09日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連

kan-haru blog 2015 商店階の3階まで建築が進んだ「あすとウィズ」ビル

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京急蒲田駅高架化事業完了工事
・京急蒲田西口駅前再開発事業(続)
2014年10月に西口駅前再開発事業現場を北方通路窓から見ると、20階建ビル「あすとウィズ」の1階の躯体工事を行っており、同4日には「あすとウィズ」ビル1階部の鉄筋柱の組み込が行われており、同29日には同ビル1階部枠が組まれていました。

 蒲田駅西口ビル「あすとウィズ」の建造が進む1
(左上中上右上:ビル1階部鉄筋柱の建造が進む20141004、左下中下右下:ビル1階部枠が完成20141029)

同29日にはペデストリアンデッキの架設が進展し、歩行面上の整備工事が行われていました。
 
 ペデストリアンデッキの架設が進む1(:20141029)

同11月に見ると、同ビル2階部の工事が進展していました。
 「あすとウィズ」の建造が進む2(:ビル2階部柱建立が始まる20141107:ビル南側の2階部建立準備20141107:、:ビル北側の2階部枠が完成20141115)

同12月に入ると同ビルは、3階部の工事が進展していました。

 「あすとウィズ」の建造が進む3(:ビル2階部柱建立が始まる20141206、:南側の3階部柱建立が進む、:北側の3階部柱建立が進む20141219)

12月19日に、ペデストリアンデッキの架設の進展状況を見るために、蒲田駅西口から歩行者仮通路の入口付近の架設進捗を見てみました。
 
 ペデストリアンデッキの架設工事の進捗を見る1(左上中上右上左下中下右下:20141219)

さらに、デッキ架設下の歩行者仮通路を潜り、反対側に出てペデストリアンデッキの架設状況を見てみました。
 
 ペデストリアンデッキの架設下を潜り抜けて反対側から仮設の状況を見る(左上中上右上:デッキの架設下を潜り抜ける、左下中下・右下#mce_temp_url#:架設デッキの反対側から見る20141219)

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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 高架化事業完了工事京急蒲田駅編(第7回その3)

2015年03月05日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連

kan-haru blog 2015 東京誠心調理師専門学校横から見た補助街路328号

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京急蒲田駅高架化事業完了工事
・京急蒲田西口駅前再開発事業
京急蒲田西口駅前再開発事業は、京急線連続立体交差事業を契機に、京急線から東邦医大通りまでの区域約3.4haを対象とする『京急蒲田西口地区まちづくり研究会』が平成11年2月に設立され、平成18年にはグランドデザインがまとめられ、このグランドデザインにより、駅前地区の再開発事業も取り組んでいます。

 京急蒲田西口駅前再開発事業

前回までの記述(「大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 高架化事業完了工事京急蒲田駅編(第4回その2」参照)では、2013年9月11、27日に見た西口駅前のあすと商店街アーケード屋根の取り壊し工事が掲載してあります。
さらに、記述の「大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 高架化事業完了工事京急蒲田駅編(第4回その4)参照」では、2013年10月8、12日に見た開発現場の地上物の撤去整理工事が掲載してあります。
また、記述の大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 高架化事業完了工事京急蒲田駅編(第5回その2」参照)では、2013年12月7日に見た西口駅前の開発現場の整地工事が進み、平坦化された状態および基礎抗切削工事および、2014年3月28日に見た開発予定ビルの地下躯体工事・地業工事と、駅西口高架添いの弾正橋方面への仮設通路などが掲載してあります。

なお、京急蒲田西口駅前再開発事業の2014年3月以降の観察記録は、西口駅前地上周辺および京急蒲田駅構内改札階の北方通路と南方通路窓から撮影したものです。

 
京急蒲田西口駅前再開発事業現場の観測場所(:西口駅前再開発事業現場を地上から見る:再開発現場を駅構内改札階北方通路窓から見る20140728:同南方通路窓から見る20140718)

2014年9月に西口駅前再開発事業現場を北方通路窓から見ると、20階建ビル「あすとウィズ(地下1階〜3階は商店街、4階〜20階は集合住宅)」の地下および1階の躯体工事を行っていました。

 
建築ビルの躯体工事(:地下部の躯体工事20140902:1階部の躯体工事20140926)

同9月2日に駅構内改札階南方通路窓から見ると、京急蒲田駅と「あすとウィズ」をペデストリアンデッキにより直結するための、歩道橋架設のデッキ架設台設置工事が進められていました。なお、一部のデッキ架設台上にペデストリアンデッキが載せられていました。
 ペデストリアンデッキ架設準備工事
(左上:京急蒲田駅改札階通路南窓辺に置かれたジオラマ、中上右上左下中下:改札階通路南窓から見たデッキ架設台、右下:デッキ架設柱にペデストリアンデッキが載る20140902)

2日に京急蒲田駅西口を降りると、目の前はペデストリアンデッキ築造工事現場入り口で工事車が出入りをしています。蒲田駅西口から旧弾正橋への通路は、デッキ築造工事現場内の数十m先のから仮設の歩行者通路が設定されており、そこから通路は蒲田駅高架橋方向に進むと、歩行者通路は旧弾正橋へと迎います。なお、この仮設通路は、9月5日から通路一部が変更されると案内板に掲示されています。
 京急蒲田西口から再開発事業現場内の弾正橋方面への歩行者通路1(左上:弾正橋方面歩行者通路の変更通知中上:ペデストリアンデッキ築造工事現場出入口、右上:蒲田駅際の再開発事業現場出入口、左下:、蒲田駅際の再開発工事現場脇の歩行者通路を進む、中下:蒲田駅際の再開発工事現場脇の歩行者通路入口、右下:京急蒲田高架駅際の旧弾正橋への歩行者通路20140902)

仮設通路は呑み川に達すると旧弾正橋は撤去されて、現在工事現場への通路として使用されている道路と一体となり、幅員15mの補助線街路第328号線となります。 
 京急蒲田西口から再開発事業現場内の弾正橋方面への歩行者通路2(左上:歩行者仮通路は呑み川まで続く、中上:歩行者仮通路の隣は将来の補助街路328号、右上左下:歩行者仮通路の旧弾正橋、中下:歩行者仮通路の旧弾正橋は新弾正橋の歩道に代わる、右下:補助街路328号新弾正橋の誕生20140902)

9月10日に見ると、京急蒲田駅西口の工事現場では、歩行者仮設通路のルートが若干移動し、ペデストリアンデッキの架設が始まり、同26日にはペデストリアンデッキの架設が進展していました。
 駅西口工事現場のペデストリアンデッキ架設が進む(左上中上右上:20140910左下中下右下:20140926)

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2015年03月01日 | INDEX

kan-haru blog 2015 3月1日78版

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