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kan-haru blog 2015 第69回教育部展優秀作品展示コーナー
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第69回日書展教育部展鑑賞
日書展は、1946年(昭和21年)の戦後書壇史における歴史的な第一回展を東京都美術館にて開催以来、今年は「第69回日書展」を迎え、日本書道美術院主催、後援が毎日新聞社、全日本書道連盟により、東京都美術館にて1月4日~10日まで開催されます。併催の「教育部展」も今年で69回目をかぞえ、書写・書道教室の振興を図ることを目的に開催され、小学生(幼年含む)から高校生までの軸装作品を対象とした展覧会で、「日書展」会場内に展示されます。また同時に、併催の「全国競書大会」は、全国の学生生徒と大人を対象に、日頃の稽古鍛錬の成果を競うことを目的に「半紙作品」にて開催されます。
第69回日書展ポスター
教育部展の作品の仕様は、裏打ちなし未表装(寸法:タテ100cm× ヨコ24.5cm)で、審査後の作品は、陳列時に軸装(寸法:タテ135cm× ヨコ36cm)されます。
孫が2006年の小2の時初めて第61回日書展教育部展で、佳作で展示されて以来、第66回の不出展の年を除いて鑑賞は恒例となり、第69回教育部展を1月7日に東京都美術館の2階会場で見てきました。
出品作品には、日本書道美術院審査員により、小学・中学・高校の別に厳正に行なわれ、以下の各賞が贈られます。
日書展教育部展の賞は、特待賞/日本書道美術院賞/理事長賞/毎日新聞社賞/毎日小学生新聞賞/全日本書道連盟賞/高野山金剛峯寺賞/教育部展特別賞/みんなの書賞/特選/秀作・優作・佳作の各賞(←ここをクリックすると小学・中学・高校別の入賞者名が見られます)が与えられ、1月7日に東京都美術館内講堂で授賞式が行われます。
第69回教育部展の展示会場は、ロビー階から入りフロアを左に進み、エレベータで2階に昇ると教育部展の受付があり、展示会場に入ると最初の教育部展優秀作品の展示コーナでは、右側展示壁面に特待賞から教育部展特別賞までの作品が展示されています。
第69回教育部展2階展示会場(左:教育部展受付コーナー、中・右:優秀作品展示コーナ)
第1室展示コーナーの突き当りの前面壁と背面壁には、高野山金剛峰寺賞、全日本書道連盟賞および毎日小学生新聞・毎日新聞・理事賞の受賞作品が展示されています。
優秀作品展示コーナーの展示作品(左:高野山金剛峰寺賞受賞作品、中:全日本書道連盟賞受賞作品、右:毎日小学生新聞・毎日新聞・理事賞受賞作品)
第1室左展示壁を見ながら第2室へと進むと、教育部展特別賞受賞「もちつき」の展示作品から右先は、みんなの書賞受賞作品のコーナです。
みんなの書賞受賞作品展示コーナー1(左・中・右:みんなの書賞受賞作品)
みんなの書賞受賞作品の上段には、孫の出展作品が展示されていました。展示作品の位置は、およそ2m位の高さにあり、見上げる高さのため、撮影写真は斜めとなります。
みんなの書賞受賞作品展示コーナー2(左・中・右:みんなの書賞受賞作品)
上段のみんなの書賞受賞作品を撮影していると、孫の出展作品がファインダーに撮り、案外と容易に展示作品に出合いました。
みんなの書賞受賞出展作品の展示コーナー(左・中・右:みんなの書賞受賞出展作品展示)
教育部展の後に、孫の書道の荻原玉汀(ぎょくてい)先生の書が、ロビー階のフロアに出展されているので、エレベータで降り1号展示室の作品の一部を見てきました。先生の作品は"山路こそ雪のした水とけざらめ都の空は春めきぬらむ 山家集"とお見事な書を鑑賞させて頂きました。
日書展ロビー階展示1号室展示会場(左上:日書展ロビー階展示会場受付、中上:日書展ロビー階1号展示室、右上・左下・中下:展示作品、右下:荻原玉汀先生の出展作品)
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