通でがんす

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(旧ブログタイトル:通じゃのう)

西国街道(旧山陽道) その22

2014年05月13日 | 見て歩き
~専念寺(せんねんじ)から広島電鉄・廿日市市(はつかいちし)市役所前まで~





「前回は、四郎峠から専念寺を紹介したんじゃけど…」

「今日は、専念寺から広島電鉄・廿日市市市役所前まで」







「浄土真宗本願寺派の専念寺の境内には、街道を行き来する人のためのお茶屋があったそうじゃ」

「旅人の休憩場所になっとったんじゃね」







「専念寺から道路を隔てて反対側、御手洗川(みたらいかわ)沿いに一里塚がある」

「けっこう大きいね」

「この一里塚は、広島市内を流れる元安川(もとやすがわ)に架かる元安橋(もとやすばし)のたもとにある元標から4里になるんじゃの」

「4里ということは、…16キロメートルか」







「ここを左に進んで…」







「新幹線高架下と…」







「西広島バイパスの下をくぐって、御手洗川を右手に見ながら進む」







「この角を右へ曲がると…」







「御手洗川に架かる御手洗橋がある」

「この橋になにかあるん?」

「ここは地御前(じごぜん)参道になるんじゃと」

「ということは、宮島へお参りするための道?」

「ほうじゃの。厳島神社(いつくしまじんじゃ)と、その外宮社の地御前神社へお参りする人でにぎわったということじゃ」



↓厳島神社については、こちら↓

「嚴島神社」一般社団法人宮島観光協会



↓地御前神社については、こちら↓

「地御前神社」はつかいち旅ナビ









「元の道に戻って、踏切の手前の道を左へ進む」







「JR宮内串戸(みやうちくしど)駅前を通り抜けて…」







「真っ直ぐに進む」







「ここで道路の下を通らず、右へ曲がると…」







「うわ~、坂道じゃね」







「道の左側にお地蔵さまが祀(まつ)ってある。「おんばざらたらまきりくそわか」と書いてあったけぇ、千手観音(せんじゅかんのん)が祀ってあると思うんじゃがの」







「坂を上ったあと、そのまま下る」







「右にある細い道を通って…」







「JR山陽本線の上を通る」







「団地の中を通って進む」







「これは振り返って見たところ。右側でなく、真っ直ぐの道を歩いて来たんじゃの」







「しばらく行くと、広島電鉄・廿日市市(はつかいちし)市役所前に着く。今日はここまで」

「お疲れさまでした」





訪問日:2014年4月26日





【参考文献】

梶本晃司、蒲田知美『ひげの梶さんと西国街道を歩こう!広島県内コース (ひげの梶さん 歴史文学探歩シリーズ3)』南々社 2003年

下中邦彦/編『日本歴史地名大系第35巻 広島県の地名』平凡社 1982年






「今日は、専念寺から広島電鉄・廿日市市市役所前について話をさせてもらいました」

「次回は、広島電鉄・廿日市市市役所前から廿日市天満宮までを紹介する予定じゃ。ほいじゃあ、またの」
コメント
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