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修学院離宮1 下離宮(修学院、一乗寺散策4)


写真は、紅葉の下離宮庭園

かつては事前予約での参観だけでしたが、2016年から枠に空きがあれば、当日受付で参観できるようになりました。

参観証を見せて中に入ります。
全周3km、約1時間15分のコースで、参観設定は9:00、10:00、11:00、13:30、15:00の1日5回です。

待合で説明のビデオを見て出発です。
左カーブの砂利道を進みますが、この辺りの紅葉もきれいです。

御幸門をくぐり下離宮へ。
下離宮の右手には川の流れる庭園が、左手には寿月観があります。
一の間、二の間、三の間からなります。
一の間は15畳で、奥には3畳の上段に琵琶床や飾棚があります。
飾棚の天袋、地袋は原在中の鶴と蘭で、襖絵は岸駒の虎渓三笑です。

庭園は白糸の滝に見立てた滝から川が流れ、傾斜に沿って流れ下ります。
川の周囲は苔と紅葉が非常にきれいです。





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南禅寺6 金地院(東山北部散策24)


写真は、鶴亀の庭 

金地院(こんちいん)は、徳川家康の政治顧問僧、崇伝のお寺です。
通常拝観は400円ですが、特別拝観も追加すると+700円で1100円です。
この特別拝観は通年で行っており、オプションコースで書院と茶室の八窓席に案内して頂けます。

通常拝観
明智光秀が寄進した明智門をくぐり、左手に進みます。
左手には中央の弁天池を回り込むように散策路があり、
最終的に東照宮に行き着きます。
東照宮の天井の龍図は狩野探幽、外陣の十六歌仙図は土佐光起のものです。

東照宮の右手奥から参道を進むと、開山堂があります。
開山堂には金地院崇伝像、手前には十六羅漢像がお祀りされています。

さらに先には方丈があります。
方丈は3間あり、中央が仏間、右手が鶴之間、左手が諸侯対面の間で上段の間になっています。
方丈の襖絵は狩野探幽と尚信の筆です。
方丈に上がった正面に前庭の鶴亀の庭があります。
右に鶴島、左に亀島がある枯山水庭園です。

特別拝観
説明付きで奥の書院やお茶室”八窓席”に案内して頂けます。
開始時間は9:30~、10:30~、11:30~、13:30~、14:30~、15:30~の1日6回です。
空いていれば当日でも可ですが、予約した方が安全だとのことでした。

方丈の奥の書院に通されます。
ここには長谷川等伯筆の“猿猴捉月図”や“老松”の襖絵が間近で説明付きで見られます。
美術館に出展した際はガラス越しにしか見られないものが、触れる近さで観賞できます。
明かりを暗くした方が、“猿猴捉月図”の月が浮かんで見えるのを実践してくれます。

また京都3名席の1つで茶室“八窓席”も参観出来ます(後は大徳寺の孤篷庵と曼殊院の茶室)。
通常茶室は身分の上下がない設定ですが、ここは身分によって座る位置や造作が異なっています。

高くても特別拝観の方がいいですね。




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お詫び


写真は、紅葉時の修学院離宮の御幸門

お気づきの方もおられるかもしれませんが、ほぼこの2日間、人気ブログランキングのポイントが加算されていません

私の不徳の致すところで、このようなことになり、クリックして頂いた方々には申し訳ない次第です。

お詫びといってはなんですが、公開する予定でなかった写真を掲載しておきます。

このブログを気に入っていただければ、今後も「人気ブログランキング」をクリックしてみて頂ければ幸いです。

随分ポイントも落ちたので、みなさんのお力添えをお願いします。


さて、明日から2日間が「修学院離宮」です。

この時期にどうして”紅葉”の話なのか・・・ちゃんと理由があります。

この話はどうしてもこのタイミングでないと親切ではないのです(笑)。

また必要時に御案内します。

今後とも「Amadeusの京都のおすすめ」をよろしくお願いします。

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