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南禅寺7 大寧軒(東山北部散策25)


写真は、大寧軒の庭園

通常は非公開ですが、2011年の「京の夏の旅」で公開されました。
大寧軒の庭園は、薮内家(三千家の上流(かみりゅう)に対して下流(しもりゅう))が作庭した池泉回遊式庭園です。

表門を入り、正面の受付で拝観料600円を納めます。
正面には書院の玄関がありますが、閉まっています。
左手の門を入ると、すぐに広い庭園が現れます。
中央は池、左手奥2畳台目の茶室 環翠庵があります。
この辺りの紅葉もきれいです。

右手には書院があり、池に沿って右前方に散策路があり続きます。

庭園は入り組んだ構造ではなく、広く開けた1面で苔蒸しており、非常にきれいです。

散策路に沿って奥に進むと東屋があり、ここに座って庭園を観賞できます。
待合のほぼ正面に“三柱鳥居”があります。
これは“京都三珍鳥居”の1つで、太秦にある蚕ノ社の鳥居を模して造られたものです。

庭園の最奥には滝が流れています。
中央の池を中心に、飛び石の散策路があり、その飛び石の間を埋め尽くすような苔。
これぞ京都の庭園といった趣で、非常におすすめです。

2015年10/24の藝術学舎 講座「日本庭園の魅力 作庭意図と育成管理を学ぶ」にて、書院に入りました。
玄関の左手の庭園側に面して、手前に12畳の広間が2つ。
さらに奥には24畳の広間が2つ並びます。
そして手前の24畳の広間の縁側が広くなっており、板の間になっています。
天井は明かり取りになっており、ソファーがあります。
そのソファーから庭園を観ると、池の右岸に続く飛び石が奥まで続き、視界の1番奥に滝が見えています。

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