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南禅寺6 金地院(東山北部散策24)

写真は、鶴亀の庭
金地院(こんちいん)は、徳川家康の政治顧問僧、崇伝のお寺です。
通常拝観は400円ですが、特別拝観も追加すると+700円で1100円です。
この特別拝観は通年で行っており、オプションコースで書院と茶室の八窓席に案内して頂けます。
通常拝観
明智光秀が寄進した明智門をくぐり、左手に進みます。
左手には中央の弁天池を回り込むように散策路があり、
最終的に東照宮に行き着きます。
東照宮の天井の龍図は狩野探幽、外陣の十六歌仙図は土佐光起のものです。
東照宮の右手奥から参道を進むと、開山堂があります。
開山堂には金地院崇伝像、手前には十六羅漢像がお祀りされています。
さらに先には方丈があります。
方丈は3間あり、中央が仏間、右手が鶴之間、左手が諸侯対面の間で上段の間になっています。
方丈の襖絵は狩野探幽と尚信の筆です。
方丈に上がった正面に前庭の鶴亀の庭があります。
右に鶴島、左に亀島がある枯山水庭園です。
特別拝観
説明付きで奥の書院やお茶室”八窓席”に案内して頂けます。
開始時間は9:30~、10:30~、11:30~、13:30~、14:30~、15:30~の1日6回です。
空いていれば当日でも可ですが、予約した方が安全だとのことでした。
方丈右手の廊下の奥のある書院に通されます。
大まかに4間構造で、左下が8畳間でここには長谷川等伯筆の猿猴捉月図や老松の襖絵が間近で説明付きで見られます。
左上が6畳+7畳の大広間で雲谷等益の濡烏屏風があります。
また付書院には櫛形窓があり、開ければ外の日月燈籠が掛け軸のように見えます。
右下が6畳の広間で、水屋も付属しています。
この右手奥の茶道口が右上の八窓席に続きます。
右上が3畳台目の八窓席。
大広間側に貴人口があります。
また大広間の縁に八窓席の躙口があるのが珍しいです。
八窓席の中には入れませんが、広間の茶道口側と大広間の貴人口の側の両方から見れるので、非常に見やすいです。
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