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下鴨神社2 通常拝観(下鴨神社周辺散策2)


写真は楼門と舞殿

参道のつきあたりが楼門です。右手には“ならの小川”が流れています。

楼門手前の左に相生社(あいおいしゃ)があり、縁結びの神様です。
御神木は地面では二本の木が、途中で一本に合体しています。

楼門を入り、正面に舞殿、左手に神服殿、右手に橋殿と細殿、右手の奥に御手洗池と御手洗社があります。
御手洗社は井戸の上に造られています。
ここの泡を人の形にかたどったのが“みたらし団子”だと言われています。
このあたりも風情があるので是非いくべきです。

舞殿の後ろに中門があり、ここを入ると干支の守り神である言社(ことしゃ)があります。
自分の干支をお参りしましょう。
拝殿の奥にある本殿はここからお参りしますが、東本殿も、西本殿もはっきりとは見えない造りになっています。
ここまでは無料です。

本殿に向かって左手の大炊殿(おおいどの)や葵の庭が500円で拝観できます。
特別拝観と銘打っていますが、ここは通年で拝観可能です。

本殿の外右手奥にある御手洗社で500円を納めます。
左手の門から入り、浦の廻廊を歩きます。
浦の廻廊は本殿の裏側を右から左へ回り込みます。
途中で本殿の真裏からお参り出来るスペースもあります。

さらに先に進むと、双葉葵が自生する葵の庭に出てきます。
正面に重要文化財の井戸の御井と大炊殿があります。
これらは御供え物を調理に利用されていた社殿で、中には竈や当時の調理道具などが展示されており上がれます。

大炊殿の背後に氷室が2022年に再興されました。
大炊殿の左手には御車舎があり、中には屏風などが展示されています。




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永観堂3 庭園 総評(東山北部散策18)


写真は、紅葉の放生池と山腹の多宝塔

阿弥陀堂を出た正面の階段を降り、お庭の散策です。
ここの階段ももみじが非常にきれいです。

阿弥陀堂の前の階段を降りた後は、放生池に架かる極楽橋を渡り勝ちですが、敢えて右手にある御影堂の横から多宝塔を目指すといいです。
階段が40段ぐらいありますが、永観堂の敷地はもちろん、京都市内まで一望でき、眼下に紅葉が拡がります。
階段を登られるのに苦がなければ、是非おすすめです。

この後、前述の極楽橋を渡り、放生池の弁天島や広いお庭を見てまわります。
散策路に沿って一面の紅葉で、そのまま表門付近の出口に向かいます。
お庭の苔、紅葉、黄葉の色調はとてもきれいで、お庭も広くボリュームも満点です。

総評
拝観料は高めですが、それに見合う美しさとボリュームは保障されています。
ただし、ここも「東福寺」と並ぶ紅葉の名所ですので、行くなら朝1番の方がいいでしょう。

もし紅葉時に日程の都合で、「東福寺」と「永観堂」の両方を同日に行かざるを得ないならば、この場合は「東福寺」が先の方がいいでしょう。



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