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2011 京都迎賓館の一般参観の申し込み期間は終了


写真は昨年の”残念な”返信ハガキ

例年は5月に申し込みで、7月末の参観でしたが、今年は震災の影響で遅れたようです。

申込期間は6/17~7/13(当日の消印有効)でした。

参観は9/14~9/23です。

返信は8月下旬に帰ってくるようです。

申し込まれた方々、当選するといいですね。

このブログをみて当選された方は、喜びのコメントをお待ちしております。

参観の報告は京都迎賓館

”縁起のいい”返信はがきは京都迎賓館の参観予約を参照してください。

次は来年です。

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並河家住宅(並河靖之七宝記念館)


写真は庭園と主屋。

明治から大正に活躍した七宝家 並河靖之の邸宅で、今は七宝の記念館になっていいます。

アクセス
大体の場所は、地下鉄東山駅の近くです。
地下鉄東山駅の1番出口を出て左折し、すぐに最初の左折路を左折します。
その道はすぐに突き当たりT字路になり、これを右折します。
白川を渡って、T字路から約50mの右手に並河家住宅があります。

ここも通常参観をしているようですが、夏期と冬期は展示入れ替え期間で休館、オンシーズン中も月曜日と木曜日が休館とややこしいです。

今回は2011年「京の夏の旅」での報告です。

まず玄関を入り、左手の受付で参観料1,000円を納めます。
受付から続く表屋(第1展示室)にまず七宝の展示があります。
表屋を出ると正面に主屋、右手に玄関の間、左手に旧工房の第2展示室があります。

正面の旧工房(土足でOK)にも七宝の展示があります。
旧工房を出て、旧窯場へ。
旧窯場の奥には東廻廊があります。
昔従業員の方は工房に来るのに、通り庭から庭園を反時計回りに回って東廻廊を通り工房に行く通り道でした。

7代目小川治兵衛作庭の庭園に戻り、主屋に入ります。
主屋の1階は8畳の座敷と8畳の応接間が隣接しています。
主屋の障子の桟は青蓮院門跡の好文亭の意匠を取り入れたもので、応接間の苗前には一文字手水鉢があります。
また主屋の下に池の水が入り込む設計が特徴的です。
主屋に上がると、七宝のDVDが観賞できます。

入口に戻ると、最後に京町屋特有の通り庭も見学できます。

主屋2階 特別公開
2022年に改修を終えて、2023年に予約制で主屋の2階を見学出来ました。
玄関の間に入り待ちます。
向って左手に障子を開けると2階への階段があります。
階段を上がると4畳半の間があり、左手に庭園に面した座敷が2間あります。
手前が8畳で奥が6畳間です。
8畳間の天井は格天井。
鴨居はすべて杉のしぼり丸太で、2階奥の網干欄干は修学院離宮の意匠を取り入れたものでした。



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霊鑑寺2 本堂、書院 (東山北部散策13)

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写真は、書院裏の庭園

散策路の階段(この石段のカーブもいい感じです)を上り、小高くなったところに本堂があります。
本堂には上がれません。
内陣の奥には本尊の如意輪観音菩薩像がお祀りされているのが、しゃがんでのぞき込めば見えます。

本堂をぐるりと囲んで書院の裏まで庭園が続きます。
ここも散策路があり、もみじの木々が真っ赤で、さらに苔の上の散紅葉まで。
春は様々な椿が咲き乱れます。
休憩できるように腰かけもあります。

参観路は書院の横にきます。ここで書院に上がります。
書院には正面の奥から上段の間、中段の間、下段の間があります。
襖絵は上段の間は唐子を描いており、中段の間と下段の間は四季花鳥図でいずれも狩野派のものです。
さらに進むと仙人の間、応挙の間があり、これらを廊下側から拝観します。

書院の左手から出ますが、出てすぐのところに月光椿が植えてあります。
花びらが赤く、中心が白いのが特徴です。

以上で拝観は終わりです。

奥書院
2020年1/10~3/18の京の冬の旅で、奥書院も公開されました。
書院の拝観経路は通常と逆で、応挙の間→仙人の間と進み、下段の間へ。
右手奥に進んで、上段の間の唐子の図をサイドから観ることで出来ました。
さらにその奥に進んだ左手に紅霞亭(こうかてい)と命名された奥書院の2間があります。
手前の奥の間の襖絵は墨絵で、江戸時代の四条派の絵師、岡本豊彦の四季農耕図です。
奥の宮様居間は8畳、襖絵は狩野永徳筆の鷹狩図です。
天井は薄い紺色の縹色(はなだいろ)で、円相に龍と鳳凰が描かれていました。

霊鑑寺の前の道を直進すると、「哲学の道」と交差します。
ここを左折すれば、「光雲寺」、「永観堂」方面で、直進すると「真如堂」に行けます。
ここでは「哲学の道」をまた約400m進み、「光雲寺」へ向かいます。

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