雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

平等院

2020年05月14日 | 京都散策
藤原氏ゆかりの仏教寺院



天台宗と浄土宗を兼ね



最勝院と浄土院が
年交代制で共同管理している単立寺院



ここ平等院は
観想念仏を体言している

極楽浄土へ至るには
常に心の中に極楽浄土を思い浮かべる必要性を観想念仏は説いている



平等院鳳凰堂は浄土

毎日この風景を見れる財力あればこその極楽浄土



即ち
仏教には途轍もない金が必要



平安の世
仏教は貴族のものであった



仏教界で劇的な変化があったのは法然の時代

観想念仏でなくても「南無阿弥陀仏」と唱えさえすれば極楽浄土に至れる
と説いた
いわゆる口承念仏である



仏が貴族から庶民へと下った瞬間である



平等院を訪れ
法然を思い出した



山川草木悉皆浄土
コメント (6)
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