雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

慶雲館

2015年04月27日 | 滋賀散策
完成は明治20年



私財を投じてこの屋敷は造られた



投じたのは
実業家の浅見又蔵



地方の金持ちの道楽ではなく



明治天皇行在所を造作したのだ



京都で行われた
孝明天皇御式年祭



その帰りに
明治天皇がこの地で
休憩をするのだが



施設が無いことに
浅見又蔵が嘆き
この屋敷を造作したのだ



急な造作ではあったが
本庭の池泉回遊式庭園は
7代目、小川治兵衛の作



心意気が違う

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (アンジェラおばさん)
2015-04-27 06:48:44
明治天皇が休憩される場所を
3か月で急造したものと聞きました。

当時の天皇に対する日本人の心を
現した史実ですね。
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Unknown (j-garden-hirasato)
2015-04-27 06:49:40
このゆったりした感じが
小川治兵衛らしくていいですね。
しかも、
2階からもお庭を観ることができ、
とてもリッチな気分になれます。
一つ気になるのが、
水の演出を得意とする治兵衛の庭でありながら、
池、流れに水がないこと。
水が枯れちゃっちゃのか、
最初から意図したものなのか。
どうなんでしょうね。
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Unknown (halkyoto)
2015-04-30 08:45:47
まず,慶雲館という建物がどこにあるのかがわかりませんでした。
一つ勉強になりました。
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アンジェラおばさんおはようございます (雪だるま)
2015-05-03 07:49:08
忠義という言葉が
普通だった時代の話です

これだけの館と庭を
三ヶ月で造作するとは
驚くしかないですね
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j-gardenさんおはようございます (雪だるま)
2015-05-03 07:51:02
この館
急な造作で造られたため
おそらくですが地形やらはあまり考慮せず
立地だけで選んだのではないでしょうか
用水などが不便で
水を引き込むことが出来ず
枯山水式に造作したのかもしれません
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halさんおはようございます (雪だるま)
2015-05-03 07:52:01
駅からも近く立地は良いですね
ただ、商店街方面とは逆になりますが

長浜散策では
ぜひとも訪れてもらいたい場所です
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