雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

金地院

2011年11月04日 | 京都散策
室町時代のころ
第四代将軍となったのが足利義持



父はかの有名な足利義満
幼くして征夷大将軍の地位を父から譲り受けるが
義満が生前中は全く実権を与えられず
祭りごとを司る評定にすら参加することは無かったとされている



その足利義持が
鷹ヶ峯に創建したとされるのが金地院である



現在の地へと移ったのは
時代が下って
徳川幕府の世になってから



黒衣の宰相と呼ばれた
臨済宗の僧
以心崇伝が移したとされている



寺社行政を巧みに操り
寺院諸法度を制定したり
禁中並公家諸法度にも関わり
果ては武家諸法度の起草も彼の手によると云う



江戸にも建立した金地院と
京の金地院
二つの寺院を交互に巡りながら
幕政に参画していた



金地院との所縁からか
金地院崇伝とも呼ばれた人物



所縁の寺院を
久しぶりに訪れた

コメント (10)
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