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雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

伊勢神宮

2010年05月12日 | 三重散策
伊勢に参らば
おはらい町を歩き

   

宇治橋を渡って
神域に入ってゆく

       

天照大神は太陽の神
伊勢神宮では
皇大神宮に祀られている
皇大神宮というと判り辛いので
ここでは内宮と表記しよう

   

前の記事で
熱田神宮について記した時、三種の神器について書いた
八咫鏡
八尺瓊勾玉
天叢雲剣
である
このうち
天叢雲剣は熱田神宮に在り
八尺瓊勾玉は御所に在るという

       

   

そしてここ内宮には、八咫鏡が在るとされる
もちろん異説はある
御所に在った鏡は、平家都落ちで持ち出され
壇ノ浦に沈んだという説
壇ノ浦から引き揚げられたという説もあり
本当のところは不明

       

精神的な拠り所と言う事では
それは確かに内宮に在るのかもしれない

   

倭姫命
菟田の篠幡
に祀り
更に還りて近江国に入りて
東の美濃を廻りて
伊勢国に至る

       

倭姫命が
天照大御神を鎮座する地を求め
やがて伊勢に至り
今日まで
神宮は此処に在る

       

参拝は厳粛に行いたいものだ
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おはらい町の食事2

2010年05月11日 | 三重散策
おはらい町の食べ歩き
第2回目

行きも帰りも
身を清める為と
そう、偽りながら
お酒を頂く

   

行きはシュバルツで楽しめば

   

ビールの御供は
牡蠣フライ

雪だるまは基本的に酒が好きなので
酒を中心に食べ歩くが
もちろん
酒を嗜まない人も
色々と楽しめるだろう

   

乾物の海産物は
土産にもなるし
喉が乾けば
ラムネで潤せる

   

そして女性達の楽しみは
やはり甘味

   

流行りのロールケーキも

   

定番のイチゴショートも
五十鈴川を眺めながら
喫茶で頂けるので
行かれた折は忘れずに

でも
やはり
飲んべは

   

ハマグリを焼いてもらったり

       

サンマを食べたり

   

この頃になると
もうビールでは物足りなくなっていて
日本酒が欲しくなる頃




伊勢神宮参拝
本題は次回紹介します
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おはらい町の食事

2010年05月10日 | 三重散策
おはらい町での食べ歩き

花より団子という言葉があるが
参拝よりも食べ歩き
今回はそういうテーマになってしまった

おかげ横丁の出店では
春の時期
山の幸が並ぶ

   

タラの芽
さっと湯がいて醤油で頂くと美味しい

   

醤油と言えば
こちら、網の上で焼いて醤油をかけて食べる
どちらもお土産になった

あっさりした山菜も良いが
せっかくならガッツリと
ボリュームのあるものも欲しい

      

まずは
サメシュウマイ
いわゆるフカヒレの味と食感がするようなしないような??

   

そして
伊勢で味わえる松坂牛の味
霜降りの松坂牛は無理でも

   

松坂牛を使ったコロッケならお手軽に楽しめる

       

ビール片手におかげ横丁を巡れば
味噌で味わう蒟蒻も良いつまみになる

   

つまみと言えば
伊勢は海産物の地でもある

   

伊勢を訪れたのなら
海の幸は捨てられない

続く
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おはらい町2

2010年05月08日 | 三重散策
おはらい町の2回目

       

伊勢神宮参拝の楽しみの
おはらい町散策があると書いた

   

おはらい町は1kmに満たない距離の石畳
参道脇左右やおかげ横丁域内には
数多くの店が軒を連ね
訪れる人をもてなしてくれる

   

買うのも
眺めるのも
食べるのも
歩くだけで楽しくなる町

       

趣味のものを物色するのも
五十鈴川を眺めながらお茶や食事をするのも

   

ここの楽しみ方である


おはらい町は元々
御師の館が立ち並んでいた
御師とは
伊勢信仰を全国に広めた人達を指す
いわゆる権禰宜だ

   

おはらい町の名前の由来ともなっていて
伊勢を訪れた参宮客は
御師の屋敷に泊まり
そこで
神楽を聞き
お札を授与される
こうしてお祓いをしてもらう事から
おはらい町の名が付いたとも云われている

   

今ではもう
御師の館は残っていないが
名前だけは今でも続いている

   

おはらい町を通り抜け
伊勢神宮へと参拝するのだが
誘惑が多すぎて
伊勢神宮への道のりは遠い

       

次回は
おはらい町での食べ歩き
またもや大暴走

       
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おはらい町

2010年05月07日 | 三重散策
桜の咲く季節だったが
伊勢神宮を訪れた

   

伊勢に参らば
おはらい町も歩かねば
というか
おはらい町に行くために
伊勢を訪れたようなもの

   

伊勢神宮は次いででは無い
でも
どちらがメインか解らない旅
撮った写真も断然
おはらい町が多かった

       

おはらい町は五十鈴川沿いに
約800m続く石畳の商店街
切妻
入母屋
妻入り
といった様式の屋根が連なっている

   

軒先から店内を眺めると
懐かしい雰囲気の風景にも出会える

   

参道は伊勢神宮内宮参拝の時に何時も楽しんでいる
内宮は宇治橋から先
宇治橋の近辺にも駐車場があるので近道が出来るのだが
わざわざ離れた駐車場に停め
おはらい町を端から端まで歩く

   

途中
立ち止まっては物色し
土産物屋に入ったり

       

食事も楽しんだりと

   

おはらい町は楽しい

   
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なばなの里 ウィンターイルミネーション2

2010年03月30日 | 三重散策
なばなの里
ウィンターイルミネーションの2回目

なばなの里のイルミネーション
池の正面から見る風景は美しいが

  

ここのメインテーマは光の回廊

       

この光の回廊
実にこだわっている
ライトがLEDでないのだ

   

最近、省エネであることや整備しやすい(切れない)などの理由で
LEDが人気であるが
光の回廊は
あえて
白熱球にこだわっている

  

白熱球が持つ
淡く柔らかい光

      

回廊を歩くとそのこだわりに感銘する

やがて回廊を抜けると
この冬のライトアップから登場した
光のオーロラ

   

写真ではその時の幻想的な風景を再現できなかったのだが
まずはご覧ください

       

  

   

昼は春めいた陽気となった日であったが
飲み続けたビールのせいか
それともやはり夜は寒かったのか

      

風邪引きそうな寒さの中
なばなの里で

       

美しい風景を見ることが出来た
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なばなの里 ウィンターイルミネーション

2010年03月29日 | 三重散策
前回の記事で
解る人には解ると書いた
冬のなばなの里の楽しみといえば

       

そう
ウィンターイルミネーション

       

徐々に暗くなってゆく周囲が
否が応でも期待を膨らませてくれる

   

一際目立つ
教会の塔のライトアップが
目にも鮮やかになってきたら
見頃の開始





   

でもその前に
長島ビール館の前で行われる
焼きそばショーの見学は見ておきたい
ついでに購入して食べたりも

       

園内には夜の帳が下り

       

見事にライトアップされた
河津桜の姿が美しい

   

中央の池の周囲で
美しい風景に触れれる

   

周囲の人たちからも
ため息が漏れる幻想的な風景

   

池の中央
教会を正面に見つめると
そこはお伽の世界だった

   

続く
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なばなの里

2010年03月26日 | 三重散策
ここ数年
春の香りを嗅ぎになばなの里を訪れている

       

開館と共に訪れ撮影した昨年と違い
今年はのんびりと昼過ぎに訪問

   

そう書くと
解る人には解る
この記事の次は?
そうアレです

   

何かは次回の御楽しみとして
まずは園内に咲き誇る河津桜と枝垂れ梅を楽しむ

       

昨年に引き続き
晴れた日に訪れることが出来た
足元のスイセンも輝いていた

       

さて枝垂れ梅
学名はPrunus mume form. pendula

   

バラ科サクラ属の花

       

「桜切るバカ梅切らぬバカ」
と言われ梅は剪定が大切であるが
枝垂れ梅は剪定に弱いようである

   

自分で育てる自信はないので
こうして
眺めるのが一番

      

早春の陽気の中
枝垂れ梅が輝いていた
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ベゴニア館

2010年03月25日 | 三重散策
冬場
色のない季節の徒然に
色を求めて訪れていたベゴニア館

       

そこはベゴニアの楽園だった

   

シュウカイドウ科シュウカイドウ属
Michel Begonはフランス領アンティル諸島の総督だった人物
ベゴニアという花の名は
begonから名づけられた

  

同じフランス人の
Charles Plumierという植物学者が
begonの推薦で学者になれたことに恩義を感じ
ベゴニア属として6種類の花々を紹介している

      

ベゴニアの種類は多いが
大きく分けると
三種類に分けられるそうだ

   

木立ち性ベゴニア
根茎性ベゴニア
球根性ベゴニア

  

どれがどれなのか
学者的な視点で見るもよし

       

花の織り成す色と形を愛でるもよし

   

此処を訪れるたび
色の共演に心躍る

       

少し明るめに撮影してみたベゴニア館
楽しんで撮影できた

   
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おはらい町2

2010年02月03日 | 三重散策
おはらい町の2回目

   

おはらい町を
伊勢神宮参拝の時には
2回歩く
行きと帰り

   

行きは立ち食いは少し控え
身を清める為と勝手な解釈をしながら
清酒店を巡っては
一杯づつ飲んでいく

   

帰りは立ち食いがメイン

  

冬の頃
牡蠣が食べられるのも魅力

   

       

でも
女性陣にとっては
こちらが
好みかも

   

   

   

お休みの様な記事でした
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おはらい町

2010年02月02日 | 三重散策
伊勢神宮内宮の神域は
宇治橋から先
宇治橋に至る参道に連なる町並みを
おはらい町と呼んでいる

   

南北約800mの石畳の参道

       

左右には多くの露店が並び
観光土産
飲食
立ち食い
と、参拝前後の楽しみを提供してくれる

   

伊勢神宮参拝の一番の目的は?
と聞かれたなら
おはらい町を歩く事だ
そう、答えてしまいそう

   

おはらい町の中間にある
おかげ横丁は
ふらりと
立ち寄ってしまう場所

   

懐かしい風景も

       

食欲を満たすものも

      

買い物も

   

ここで楽しめる

   

海に近いから
こんなものまで
買う事ができる

   

続く
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伊勢神宮 内宮

2010年02月01日 | 三重散策
伊勢神宮
云わすと知れた
天照大御神を祀る神宮

   

昨年の11月3日
宇治橋が架け替えられ
宇治橋渡始式がニュースでも
話題になっている

   

毎年冬場に訪れている伊勢神宮
今冬場にも訪れる事ができた

       

さて
伊勢神宮では平成25年に式年遷宮が執り行われる
式年遷宮とは
20年に一度
内宮、外宮の二つの正宮の正殿と
14ある別宮の全ての社殿
全てを造り替え
神座を遷す
千年以上に渡り
続いている神事である

  

勿論
正殿、社殿の他
鳥居
御垣
御饌殿などの殿舎
そして
宇治橋も架け替えられる

  

そこで疑問
何故この冬に宇治橋だけが架け替えられたのか
実はこれ
太平洋戦争が原因である

   

概ね20年ごとに
式年遷宮は行なわれてきた
第一回は持統天皇治世の折
690年に行なわれ
以後、連綿と式年遷宮は続いている

       

昭和24年は
式年遷宮の年であったが
戦後の財政難から
式年遷宮は見送られ
予定通り造り替えられたのは宇治橋だけだった

       

というのが
式年遷宮と宇治橋架け買えがズレた理由である

  

神域の内宮を巡り

   

今年も伊勢神宮を詣でれた事に感謝
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六華苑2

2009年06月05日 | 三重散策
六華苑の2回目

      

洋館の続きから

   

六華苑の洋館を造営した建築家は
ジョサイア・コンドル

       

名前は解からなくても
かの、鹿鳴館の設計かといえば
なんとなく理解できるだろう

  

日本における
本格的洋風建築の先駆けとして
イギリスから渡来したジョサイア・コンドル

   

Josiah Conder
明治10年に来日し
生涯を日本で過ごした人物

   

日本人の妻を娶り
工学博士号も取得している

   

25歳で来日して以来
67歳で没するまで
日本の近代化を建築で支えた人物として知られている

      

墓所は東京都文京区にあり
妻、くめと共に
今の日本をどう見ている事だろう

       

和館と洋館が接合した
独特の構造をもつ六華苑
庭園を巡りながら

   

この建物を観賞しました

       
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六華苑

2009年06月04日 | 三重散策
前回までは
諸戸清六の話をしたが
その子
二代目諸戸清六が新居として明治44年に建設を始めたのが
ここ六華苑

    

イギリス人建築家ジョサイア・コンドルを迎えて
本格的な洋風建築を取り入れた
この建物

        

洋館と和館が結合した
日本でも珍しい構造をしている

       

洋館と和館があるということは
建築家も二人居た

   

和館を建築したのは
伊藤末次郎

   

六華苑はまずは和館の建築から始まっている
和館の完成は洋館着工の翌年
大正元年の事

   

和館は縁側沿いに廊下が続く構造
家人と女中と歩く廊下が違うという
身分差が歴然とあった時代の建築

       

   

ここから眺める庭園も美しいもの

先にも書いたが
ここは和館と洋館が接合されている

   

和館のイメージから一転
ヴィクトリア朝の洋館へ

   

サンルームも設けられた
豪華な造りとなっている

   
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諸戸氏庭園2

2009年06月03日 | 三重散策
諸戸氏庭園
藤に
ツツジに
花菖蒲にと

       

春の公開の時は
いろんな花が咲く

      

諸戸清六は明治時代の豪商
彼の父は清九郎というが
商才ははっきりって無い人物だった

   

   

庄屋であり
財もあった家柄であったが
清九郎が当主であった頃は
もう借金だらけで
父の死で清六が家督を相続した折には
首も回らないほどの借金だけが残されていた

       

清六の継いだ財産は
わずかな家財と千両を越える借金だけだった
後は輸送用の船だけといった惨状

        

それでも
父には無い商才を発揮した清六は
わずか3年で借金を全額返済し終える

   

西南戦争では軍用御用
として
兵糧調達を行い
その働きぶりは
多くの要人から信頼を得るに至った

       

無駄な時間と散財を極端に嫌った諸戸清六

   

その彼が40代で手に入れたのが
諸戸氏庭園と今日呼ばれる
山田家屋敷跡

        

明治の富豪の邸宅を
今年も散策しました
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