憲法改正表明

　安倍首相が憲法記念日を前に、2020年を目途に憲法改正を目指したいという意見を表明した。その内容は9条の戦争放棄はそのままにして自衛隊の保持を憲法に明記することと、高等教育の義務化を明記することだそうだ。

　内容的には大部分の国民が反対する内容ではないと思う…というか、どうしても憲法を改正したいという事だけが前提の内容にしたのだと思う。もちろん、憲法改正を発議して国民投票で拒否されたら総理は辞めなければならないだろうから、こういう国民的に意見が真っ二つに割れるような改正は発議できないからだろうけど。

　さすがに左派マスコミも批判しづらそうですが、安部首相が憲法改正をしそうだという事だけが気に入らない様子。もはやいちゃもんの世界で、何でも反対とかやっているとますます信用を失ってしまう事だろう。

　ただ、個人的には国民的な議論があまり起こらないような、生ぬるい改正とか本当に必要なのかなという気もします。ただ、1度改正の実績を作りたかった以上でも以下でもないでしょう。それだけ国民投票のハードルはあまりにも高いからなのです。