稲田防衛相が、都議選の応援演説で自衛隊としてもお願いしたいと発言した問題が世間を騒がせた。自衛隊の政治利用と受け取られかねない発言で、誰が考えてもありえない発言だ。稲田防衛相は当日夜に発言を撤回して謝罪し、安倍首相は稲田氏を続投させる考え。
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大臣が省として○○党に投票してくださいとかいう事自体ありえない。そもそも、行政としては大臣がトップだが、行政と政治は別だという一線を厳しく引くのが常識でした。市長や知事が、県の為に自分の所属する党に投票してくれというのも同じ。もっとも、そういうことは普通言わない。
しかも、その中でも自衛隊は軍隊という武力でもあり、それと政治を絡めると問題になるのは当たり前。まあ、ああいう発言はあったけど、稲田大臣が実際に自衛隊組織を政治利用にまで権力をという気持ちで言ったわけでもないのだろうし、ここまで大々的に叩くまでではないとは思う。
しかし都議選中であり、それでなくてもマスコミに狙われている安倍内閣、その中でも稲田大臣は靖国神社に参拝するなど特に目を付けられているのは彼女自身分かっていたはず。それでこの発言では、不適格だと言うよりない。通常なら即刻辞任ものですが、内閣改造が近い事もあっての辞任なしともっぱらです。一部では、稲田氏が防衛相を皮切りに重要閣僚を経て女性宰相もという向きもありましたが、先の国会答弁での涙や今回のありえない発言でその目は完全に消えたことでしょう。
先の森友学園の話といい今回の稲田大臣といい、いわゆるマスコミが言う所の右派の失態が続いています。森友学園ではその一族による補助金の不正受給まで明らかになり、それまでの諸々のいきさつにしてももはや詐欺師的と言われても仕方がないほど。
安部首相と信条が近しいと言われるマスコミが言う所の右派は、マスコミに目の敵にされることもあって割と被害者意識から来る連帯感があったはずで、そこに隙もあったのではないだろうか。信条と能力や善意は別物だと痛感している事だろう。
このブログでも何度も書いたのですが、今はTVで早朝から夜まで何度も何度も同じネタで叩きまくる状況が出来上がっています。本当に伝えなければならない事かどうかより、煽情的で視聴率を獲れるかが大事で、しかも毎日放送時間は埋めなければならない。狙い撃ちは続いていくに違いないだろう。





