23日付で、NHKの世論調査が発表されていた。データ放送で見てみると、結構細かく書かれていて興味深かった。
内容は、菅内閣の支持率などの政治関連のもの。支持率は62%と高かったというものでした。他社での世論調査とほぼ同じような数字だけに、概ね世論としては歓迎ムードなのだろう。
ただ、私が興味深かったのはそういう部分よりも、年代によって差が出ているというところでした。
- 「菅内閣が前政権の政策や路線を引き継いだ方がよいか?」という問いに、全体としては53%が引き継いだ方がよいだったのですが、70歳以上では引き継ぐべきでないという回答も多くて拮抗。60代まででは引き継いだ方がよいが多くなっているのだそう。
- 「菅内閣に最も期待する事」では、18~39歳では経済対策がほぼ4割。50代ではコロナ対策と経済対策が並んでいる。そして、60代以上では政治不信の解消が多くなっているのだそうだ。
TVの影響力低下を言われる昨今ですが、さすがに毎日朝から夕方まで延々と情報ワイドのはしごで過ごしている層にはTVの影響が大きい事が伺えます。
60代以上というと定年後で年金生活者が多いと思うのですが、彼らは経済の動きに生活があまり左右されないという点で、どうしても民主党政権では困るという訳ではない事。そして、彼らは学生運動世代も多いということでどちらかと言えば左翼性向が強い世代とも言えるのではないだろうか。
それに加えて、朝から夕方までのTV洗脳でいわゆるマスコミの意向に沿った意見の人が多くなっているのではないかと思ったりもする。
50代以下の現役世代の現実論とはその辺が違うんだろうなと感じます。しかも、50代以下はネットで様々な意見を見聞きする機会も多いので、なかなかマスコミの誘導には乗ってこないというのもあるのだろう。そもそも、仕事で朝から夕方まで情報ワイドとか見てないですからね。
それでも、世論形成におけるTVの影響力はまだまだ捨てたものではない様です。





