Windows10の何度目か更新を重ねていくうちに、私のPCの2Gのメモリは動くだけでギリギリになっていき重くなってしまっていました。タスクマネージャーでみると、いつもメモリは上辺ギリギリであった。一応、これでも更新は手動で行うようにしたり、少しでも動くようにいろんな設定はネットで調べてやったのです。それでも、どうしようもないところまできていたのだ。
YouTubeで音楽を聴きながらの作業は、最低画質ですらものによってはPCがよくフリーズしたり再起動になったりした。1つの作業だけであっても、大きな画像とかに引っかかるとやたら重くなる。もういい加減うんざりしていた。これから先を考えても、重くなることはあっても状況が改善することは考えにくかった。もはや、Windows11へ移行を促す時代なのだから、旧式でメモリ2Gなんて骨董品はむしろ淘汰されていく方向なのだから。
この状況を改善する方法はただ1つ。メモリを増設することしかなかった。とはいうものの、あと3年もするとWindows10のサポートも切れるし、このPC自体が古いものなので故障してしまうかもしれない。メモリを買っても3年ほどでゴミになる運命なのだから。しかし、もう無理。
ネットでメモリを探すと、中古で送料込みで2000円ほどで発見した。早速購入すると、速攻で届いた。1日ちょっとで届いたのだから本当に驚いた。中古とはいえ、ほとんど新品みたいなメモリでありがたかった。すぐにPCから全コードを抜いてメモリ装着をやった。ケースはすぐに開いて、メモリの装着場所はすぐ分かった。まずは、元から装着されていた1Gメモリ2枚を抜く。そして、2Gメモリ2枚をその場所に差し込んでから抜いた1Gメモリ2枚を空きスロットに差し込んだ。
ワクワクしながらPCの電源を入れる。すると、いつもはグリーンの電源ランプが点くところが赤のランプが点いてビービービーと警報音が響き渡った。びっくりして、すぐに電源を切った。もしも、メモリに変な通電があったならば壊れてしまったのかもしれない。
もう一度、ケースを開けてメモリを見る。結構力を入れて押し込んだつもりだったのだが、もしかしたら刺さり切っていなかったのかもしれない。指先に渾身の力を入れて強引に押し込むと、少しメモリが沈んだ。どうやら、装着が甘かったようだ。再度電源を入れると普通にメモリを認識させて、あとは通常通りだ。
念のために、タスクマネージャーでチェックするとメモリが6Gになっていて泣きそうになった。そして、YouTubeで音楽を聴きながらの作業でも54%ぐらいの使用率で満足だ。何もかもの作業がしっかり動いてくれる。うれしくて泣きそうだ。何でもっと早く買わなかったのか。それぐらい改善された。
Windows10のサポートが切れても、XPの時は1年半ぐらいそのまま使ったのですぐに使えなくなるわけでもないだろう。それまでは、このオンボロPCに頑張ってもらおう。