ハローお馬ちゃん

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どうせうやむや

2009-04-24 | 社会・経済

 木曜日のビッグニュースといえば、本当の国民的グループSMAPの草なぎ容疑者が東京都港区の公園で酒に酔って騒ぎ、全裸になったとして逮捕されたことだ。同日の深夜近くには、論調も「酒の上での失敗 」「誰にでもある失敗」「反省して頑張って」といったふうになりつつある。そういう方向に収束していくのだろう。

 思えばこのニュース、2chでも書かれているとおりよく分からないことばかり。報道が事実ならたかだか酔態を晒しただけなのに、尿検査に家宅捜索、異例の長期の拘留、そしてTV報道がいつまでも「容疑者」のままということ。

 それに、たかだか酔っ払いの移送を何度もTVで放映しているのも異様な光景だ。人殺しの移送ですら周りをブルーシート等で隠したり、地下で車に乗せたりして隠してやるのにだ。まさにこれこそ社会的制裁ってやつなのだろう。

 とてもではないが、報道どおりとは思えない。よほど異様な様子であったか、嵐のリーダーの報道があったように薬物でマークされていたのかのどちらかだと揶揄したくもなるというもの。そう考えれば、全て説明が付くのだが・・・。

 酔態ぐらいで尿検査に家宅捜索なんて、完全に人権問題だと思うのですが、マスコミも事務所も抗議しているように思えないのも謎。恥ずかしい話ですが、私も20年以上前に酔って置きっぱなしの自転車に勝手に乗っていたところを交番に・・・。それでも、説諭&身元引受人ですぐに帰宅できたのに。

 もっとも、もう今の報道の流れを見ていると、発表されていること以上には進展することも無さそうなので、想像でどうこういうことは止めたいと思う。どうせうやむやだろう。

 それよりも、影響力の大きい事。

 とにかく地デジのCMが、当面の放映中止が一番大きいだろう。トヨタ・P&GのCMもどでかい。他にも何本もCMがあるし、レギュラー番組も一時的に出演自粛となる。相手が請求する気になったならば、半端な額ではない損害賠償額になるだろう。請求はしないだろうけど。

 あらゆる意味で後味の悪い騒動だということは言えるだろう。

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「自由競争」「規制緩和」に思う

2005-10-11 | 社会・経済

 10月1日に、三菱東京FGとUFJ・Hが統合して世界最大の金融グループが誕生した。チョット前までは「独禁法に抵触するかも」などという議論が起こったものですが、今は「対外競争力の為」「自由競争」「規制緩和」の名の元に、ほぼフリーパスのようです。確かに規制緩和・自由競争は、資本主義経済を名乗る以上は避けて通ることはできません。しかし、我々は少々やりすぎてしまったのではないでしょうか。

 今、普通の駅前の風景は大きく変わった。昔は駅前には、デパートがあり商店街があってとても賑わっていたものだった。しかし今は、そのデパートが寂れ、商店街はほとんどの店が閉店した。(私の市では)そして幹線道路沿いに、大型電器店、大型パチンコ屋、大型ショッピングセンターがたくさん出来た。もはや車がないと、都会でも買い物しにくくなってきたようだ。(大都会に出なければの話)車のある人はいいが、そうでない人には住みにくい世の中だ。しかもこれが、日本中で進んでいる。小規模店舗は、どんどん淘汰されている。

 こういった超巨大企業の誕生は、実はマスコミや芸能の世界にも大きな影響を与えている。例えば去年は、三菱自動車のリコール隠しが大問題となったが「他社で絶対に同様のことが無いのか?」と問われればどうだろうか。三菱自動車は、自動車メーカーとしては小さい方なのでこれだけ晒されたとは言えまいか。T社やN社が起こしても、同様の扱いだったか。特にT社のCM量は相当の量なので、批判は出来ない状況になりつつある。(FM局なんて、T社のCMが無くなったらほとんどつぶれるかも)ある週刊誌は、松下電産の批判記事を書いたことで、広告を止められて結局松下に詫びを入れたそうだ。規制緩和で巨大化した企業は、巨大な圧力の誕生も意味している。

 芸能界でも「売れたい女優は、電通社員と結婚しろ」なんて言われています。20年前には「電通」「博報堂」では確かに電通の方が大きな会社でしたが、今ほどの差は無かったように思います。それが今では、ほぼ電通の天下となりました。TV局はもちろん、広告(CM)が命です。そしてその値段を決めるのが視聴率です。その視聴率を測定しているビデオリサーチ社は、電通の出資で出来たのです。10年ほど前には、視聴率調査会社は他にニールセン社がありました。そして当時、両者の間に、2~3%の差があることは当たり前のようにありました。それがニールセンの撤退によって、ビデオリサーチ社1社となったのですから、まあやりたい放題ということになります。(そんな視聴率の1%・2%で一喜一憂しているなんて全く無意味だと思いますね。)まあ電通は、CMと視聴率の両方を握っているわけです。

 夫が電通社員の黒木瞳さんは確かに年齢の割りに美しいが、いわゆる「脱ぎ屋」扱いだったはずなのにいつの間にかイメチェンしてCMにもバンバンでている。。先ごろ別の方と結婚されたが、電通社員の愛人だという噂が絶えなかった原田知世さんも、映画にもドラマにもほとんど出演していないのに何故か一流企業のCMが途切れない。そして先ごろ電通社員と結婚した木村多江さんも、最近急にCM出演が増えてきた。(恐らくイメージ的にも急速にメジャー感をつけるようにもっていくだろうから注目。)他にも、表に出ていない同様のことは山ほどあるはず。まったくやりたい放題だ。

 自由競争・規制緩和の言葉とは反対に、われわれの周囲はますます「不自由」に「規制」されていくことでしょう。独禁法の精神は、決して間違ってはいないと思うのですが。(と、強引にまとめてはみたものの、チョット意味不明な文章になってしまいました。)

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