先の郵政民営化法案に反対した、いわゆる「造反議員」に対する処分が先週末に下された。小泉首相も言っていましたが、今回の造反は郵政法案に反対であった為では無く、単純に小泉政権に対する倒閣運動でした。ですから衆院選挙後は、あっさりと賛否を変えてしまったのでしょう。もともと野田氏にとっては、とかくの噂がある相手の古賀誠に言われたから反対しただけで、郵政問題なんてどうでもいいことなのですから。倒閣運動であるのですから、敗れた方は除名処分を受けるが当然のことだったと今でも思います。私には、野田聖子議員のような人は、全くの恥知らずな人間だと思えますね。
彼らは、自民党から政党助成金の一部をもらっている事に加えて、自民党の支部経由で政治献金を貰い、自民党公認で選挙に当選した身だった。確かに意見の自由はあるでしょう。郵政民営化に反対の人だって在っても良いでしょう。しかし両院議員総会で多数決で決まった案件に対しては、従う義務があると思う。反対ならば、党として決議するまでに言えばいい。なんでもかんでも個人の信条が優先であるならば、政党の存在意義は無いのではないでしょうか。
今まででしたら、こういった政局を作ろうとした連中に対しては、いわゆる日本人的なあいまいな結末でいつのまにかうやむやにしてきたものでした。それが、いわゆる総無責任体質な政治を作ってきたのだと思います。残念ながら除名処分にはなりませんでしたが、選挙において対抗馬を自民党から立てられたのは大きかったと思います。これで、いたずらに政局を作りたがる馬鹿な政治家が減っていくことでしょう。
ところで今回の造反議員関連でもう一つ腹が立ったことは、マスコミの報道についてです。特に、野田・城内両氏に対する過度な同情的報道には吐き気がする。「共に身から出た錆」であることは言うまでもないことなのに、「城内の家族がいるのにかわいそう」や「処分には温かみが無い」などという、およそマスコミの報道とは思えないようなコメントの連発である。離党勧告後に地元での野田聖子の言い草には、ヒロイン気取りと被害者面が見えて心の底から腹が立った。何度も言うが、単なる自業自得!しかし4年後の総選挙の時には、またぞろ野田・城内擁護報道が連発されるでしょう。
何度も書くが、マスコミにはこういったいい加減さが日本の政治の荒廃をもたらしたという認識は無いのでしょうか。彼らの報道理念は、ただ「政府に反対する」だけだ。野中氏が、小泉首相との政争に敗れ自民党を去った時、TBS「ニュース23」でいきなり「立派な政治家」になって筑紫哲也と対談しだした時は心底あきれ返った。今も、毎週日曜朝の「時事放談」で「国を憂えう立派な政治家」として出演している。野中氏が、自民党の幹事長の時には一番汚い・政治腐敗の根源だったはずなのに・・・・。(もっとも、野中氏にはパチンコ=親朝なのでTBSが拾ったという説もあるが)
自民党の敵は、味方という事なのでしょう。そうやって見れば、今回の造反議員に対するTBS・朝日の報道姿勢も当然であることがわかる。しかし、本当にこんな報道姿勢でよいのでしょうか。社民党の辻元清美が、税金をちょろまかして私腹を肥やした時も本人が認めてからはほとんど報道しなかったTBS。こんなことでは、民主党政権になった時ほとんどの失政・不正が見逃され、中国・朝鮮の言いなりの政治がされるのではないかと凄く不安になるのは私だけでしょうか。





