福島の原発事故に関して、日本生態系協会の会長が、放射能の雲が通過した一定地域の人は一定の放射能の影響を受けている恐れがあるので結婚を・・・という発言をしたのが問題となった。
これを非難する立場の人は、「影響が出るほど長時間滞在しなかった」「影響が出るほどの放射能は無かったのに」「今住んでいる人がいるのに」といった発言で会長を批判している。
この話の一番の問題点は、実際に影響が出るのかどうかという事ではないだろうか。でも実際に影響が出るかどうかは数年経たなければ判らない。判るまでは、未確定だからこういう話はするなというのも無責任な話だとも思う。
しかし、じゃあ実際に限定的ながら影響があったという事になったとして、影響があった恐れがある人を全員特定して何かの制限でも掛けるのか？ こんな荒唐無稽な人権無視な事が出来るはずも無いのである。
実際に影響があろうが無かろうがどうしようもないならば、言わない方がいいのではないだろうか。もちろん、確定的な事や、これから防ぐ事が出来る事の情報についてはどんどん出していくべきだと思いますけど。
胎児にダウン症などの染色体異常がないかどうかが、妊婦の血液で行う事が出来て、その確率は99％であるという出生前診断が、国内の２つの病院で導入される見通しなことがわかった。
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結構大きなニュースのような気もするのですが、日本では案外にも大きな波紋を広げているようには思えません。これまでにも、出生前診断として羊水検査が行われているからでしょうけど、体外受精の問題にも近いぐらいの倫理的問題。
それは、この血液検査で、かなり確実に障害をもった子が生まれる事が判った場合、高齢などでない限りはやはり中絶するケースが大半だと思うからです。生命の選別にも繋がる問題だと思います。
こういう各国の反応の違いは、やはり宗教心や文化の違いからきているのではないかと思います。アメリカでは、中絶ですら論争がまだまだ激しく、大統領選挙で保守層の支持を受ける際の重要な公約の一つとなっています。こういう検査についても、当然問題にする層はあるはずです。
米大統領選での共和党ロムニー候補は、敬虔なモルモン教徒ということで、積極的に支持する層もありますが強烈な拒否反応を示す層もあるようです。イスラムだけでなく、宗教で動く世界は、日本以外ではかなり多そうです。もっとも、日本も「合理的」という名の宗教にとらわれてしまっているのかもしれませんけど。
昨日、与党は民主党単独で、選挙制度改革法案を衆院において可決した。この民主党案は、比例定員を大幅に削減したもので、自民党以外の野党には到底飲めない代物。自民党にしても、これまでの自公共闘路線からいって賛成はできない。よって、法案は衆院こそ通過したものの参院を通過する見通しは全く無いという無責任な国会運営。
今日、野党が参院で問責決議案を可決する予定なので、これで問責通過した総理の下での法案審議はしないという慣例から、首相が辞任する以外には今国会の審議は終了する。もっとも、国会延長期日も近いし、９月には民主・自民でトップを決める党首選があるので、どっちにしてもマスコミが騒ぐほど大した影響は無い。
「政局にした」「与党も野党もだめ」といって自民党も巻き込む事は忘れませんが、さすがに今回の民主党のやり方には民主党にやや厳しい報道が目立つようになってきました。
「決められない政治」や「ねじれ」といって、今の政治を批判する事に余念がありませんが、要は民主党に野党と協議して妥協しあうという姿勢がほとんどみられない国会運営だからこういうことになったと思う。増税法案の３党合意の時だけだ。
衆院を解散して、世論調査の通りに民主党が負ければ「決められない政治」も「ねじれ」も解消される。こんな馬鹿な政党に300超の議席を与えた事が誤りなのだと、選挙制度改革法案を衆院において可決している映像を見てつくづく感じた。
でも、民主党が野党になったら、また政権以前の審議拒否や牛歩とかやりまくるんだろうな。そして、それをマスコミは庇いまくるんだろうね。それが一番問題。
27日はというと、やっぱりAKB前田さんの卒業の日。このところの卒業特番を見ていると、昨日も書いたのですが中澤さんの卒業が一番ダブります。
今日の公演は、ユーチューブで生配信があるという事で頑張って７時頃には帰宅。食事やら風呂やらで落ち着いてＰＣの前に座ったのが50分頃。ちょうど、公演は終わり頃でしたｗ とはいえ、全部終わってから2ｃｈでそれまでの様子を調べてみると、ＭＣ以外は通常通りの公演のようでシングル曲はやらなかったらしいのでまあいいか。
そうしていると、ＴＶの方が劇場中継に切り替わったのでそちらに移行。初シングルの後に、３曲のヒットメドレーをやってからメンバー挨拶に。 これはもう、モー娘の卒業で十年以上こういうのを幾度となく見てきた私には、いつか見た光景。但し、AKBの方が少しだけ大人で、話す内容もしっかりしてますけどね。
多分、アイドルグループからの卒業。特に寝る間も無いほど売れた「国民的アイドル」からの卒業の時に、送るメンバーが感じたり語ったりする事には大きく変わりはないのかもしれません。
ドーム最終日と27日の２回の卒業式。一度目は衣装とかからも「なっち」の卒業式を思い出しました。二度目は中澤さんの卒業式な感じか。まあ、卒業のバカ騒ぎの度合いから言っても、モー娘で例えるならば中澤さんの卒業が妥当かもね。
ならば、大島優子さんの卒業が「ゴマキ」で、高橋みなみさんの卒業が「なっち」っていうことになるのでしょうか。ちなみに、ゴマキは中澤さんの翌年に卒業し、なっちは中澤さんの3年後に卒業しました。AKBはどうなるのでしょう。案外、この予想ががいい線いってるんじゃないかなんて気がします。
さすがに、ドーム公演の翌日だけにドームに合わせて皆可愛くなってましたね。主役の前田さんは当たり前なんですけど、渡辺麻友さんと松井玲奈さんの美少女っぷりはなかなか特筆もの。
それにしても、７時52分から52分間CM無しとはフジＴＶも頑張ってくれました。最後の歌は切れましたけどもコメントは全員放送した。本当によくやったもんだ。サッカーみたいｗ
先々週のＭステあたりからAKB前田さんの卒業特集が連発でしたが、いよいよ今夜で大団円。11年前を思い出します。卒業についてはまた明日にでも。
そんなAKB東京ドーム公演の初日に、チームの組み換えと海外移籍が発表されました。悲喜こもごもなファンの声があったようですけど、私の感想は海外48系もそれなりに商売にする気なんだなということ。
まだ、海外移籍したメンバーが常駐して活動するのかも不明な状況なんですが、ある程度の長期滞在も可能なレベルでは最上位メンバーと思える宮澤さんの上海移籍は、中国市場をかなり本気で狙っている証拠なのだろう。（もちろん、メンバーと同時に移るスタッフの方が重要だけど）
AKBもさすがに国内市場だけでは頭打ち。海外進出を模索するのは、日本経済が辿ってきた道と全く同じ経路。転勤が嫌なら会社辞めるしかないというのも会社と同じ事。
上海も今は巨大都市だし、15年前に転勤しろとか言われてた社員とは事情が違う。ジャカルタだって産油国の首都だから巨大都市。そんなに悪い話ではないような気もしますけどね。
AKBとモー娘が登場。AKBは日曜の18時20分過ぎからドーム公演よりの中継。凄い人の数。NHKと丸被りということになったけど話はついているのだろう。凄い勢いだな。とにかく、人が凄かった。
モー娘は朝9時40分過ぎに登場。ＯＧ+現役の混成で、ラブマシーン～3曲のおなじみヒットメドレーを披露。アップで映ってたのは、ＯＧと6期ばかりという映像になってしまっていましたが、これは懐メロで出さして頂いているという立場なら仕方が無いか。
終わり頃にＯＧと現役がそれぞれに集まって別々に映るシーンがあったけど、ＯＧはセンター矢口さん。現役前列の6期二人プラス1人は、エースでセンターの鞘師さんでなくて譜久村さん。プラスワンは単純に身長による見栄えで選んだんだろうなという印象。
現役メンバーの個人の人気とか事務所の思惑とか一切無視されているところが、今回の出演の立場を如実に表しているような気もします。譜久村さんはちょっと見た事無いぐらいコンディション良かったけどねｗ
