プロ野球が開幕して1ヵ月半が経過しました。しかし、今年はボールが「飛ばないボール」に替わった事と、開幕が1ヶ月遅れたのに交流戦を当初の予定通りに始めた事で、順位の方は当初の予想とは大きく異なったものとなっています。
まず、ボールの変更はあまりにも大きな影響を与えました。打率は開幕当初は約3~5分も平均して打率が落ちていました。お陰で投手戦が続出して、接戦ゲームが多発しています。
セ・リーグでは最初に外人打者が爆発したヤクルトが走り、広島も他球団の貧打によって相対的に弱点が補われて健闘しました。阪神はやはり去年猛打で勝っていった所為か貧打で沈み、巨人は阿部の故障と小笠原の極度のスランプで浮上のきっかけが掴めません。中日は極度の貧打で負け越し、横浜も最初の半月は頑張りました。
しかし、それは交流戦までの事。ヤクルトはパ・リーグの超強力投手陣との接戦を落とし続けて調子を落とし、逆に相変わらず打線は打てないが少しだけ上向きになった中日が交流戦を勝ちまくって首位に立った。他のセ・リーグは交流戦負け越しなので結果として4位ぐらいまでは概ね混戦といっていいだろう。
セ・リーグにとってはあまりに早く交流戦に入ってしまった事が、この混戦を生んだのだと言えそうです。今後については、まず巨人の戦力が戻ってくるのかどうかだけの問題だと思う。小笠原が2割8分まで打率を戻せれば独走できると今でも思っています。阪神は打線が去年ほどの爆発を見せる見込みは無く、浮上はかなり難しいだろう。
パ・リーグにとっても、この交流戦は大きな分岐点になった。交流戦までは、そこそこ混戦の様相であったが、交流戦が始まると上位チームが勝ちまくって、セ・リーグ相手に取りこぼしたチームが沈んでいくという状況になった。
ソフトバンクは、他チームが1試合平均で3点ほどしか取れないのに、4点以上の得点を挙げている。その上に防御率も2.32と12球団で№1なのですから止めようがない。何とか日ハムだけが追おうとしていますが、全体的な選手層の違いはいかんともし難く、このまま独走しての優勝となりそうです。
オリックスの不振は予想されましたが、楽天の貧打ぶりにはがっかりしました。元メジャーコンビの不発はあまりにも大きかった。それでも、3位はまだまだ混戦になりそうです。
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交流戦も折り返し点間近。上位チームと下位チームの差が一気に広がる交流戦の怖さが出ています。やはり、開幕をずらしたならば交流戦もずらすべきだったという事なのかもしれません。来年以降はこんな事のないように祈るばかりです。





