金曜日に開会式も終わって、土曜日から本格的に競技が始まりました。特に、日本開催という事もあって、各局が長時間中継をしてくれるので、朝から晩まで観戦が途切れる事がありませんでした。
土曜日では、やはり体操・内村選手の落下。それまで、ことごとく成功させていた彼が、ここだけは失敗してはならないという所での落下。彼の頭の中が真っ白になっているのがその表情から伺えました。お気の毒ですが、これまでうまくいっていてレジェンドにもなっている彼ですから、うまくいかないこともあってもそれが運命という気もしました。
柔道はこれまでのところ、3人が金で1人が銀と絶好調。ただ、組手を嫌う柔道が進み過ぎて、40年ぐらい前の前かがみになってひたすら受ける柔道に戻ったみたいで、何か変な感じだ。
ソフトボールは、何とかカナダに勝利して決勝進出が決まった。序盤からずっと押され気味でしたが、今回はメキシコ戦での継投遅れを反省してスパッと上野投手を代えたことで流れが変わって決勝へ。しんどい試合でした。
卓球はやはり混合ダブルスの準々決勝だろう。ドイツペアに立ち上がり圧倒するものの、すぐに伊藤選手の苦手なところに集中攻撃されて調子を崩してから、ずっと相手のペース。何とかフルゲームに持ち込んだものの、そこで大差でリードされて絶体絶命。そこから執念で追いついて逆転勝利は凄かった。
ここで負けていればメダルを逸していただけに、本当に大きな大逆転勝利。続く準決勝は、一度死んでいるだけに開き直っての割と楽勝。あとは負けても銀だけに、失うものは何もない戦いで力以上を出して勝ってほしいものだ。
サッカーは、女子は予選リーグ敗退が濃厚となってしまった。ただ、組み合わせが厳しく、相手に押されているが耐えている試合内容を考えれば十分に健闘している。そもそもが澤さんの時代とは違うのだから。
男子はメキシコ戦を勝ちで乗り切って絶好調だ。こちらも力は十分に出せている状態で、むしろ調子が良すぎて不安になるぐらいだ。
競技はまだ始まったばかり。これからの好勝負にも大きな期待を持っています。頑張れ日本。