今年の夏も過ぎて、秋を迎えています。そんな夏に神宮球場で4日連続コンサートを行ったのが乃木坂46。4日共に満員なのは凄いのですが、1・2期のメンバーが全員卒業した後でゲスト出演もなかったのにこれは結構すごいと思いました。しかも、先輩が出ていないことへの物足りなさも見に来ていたファンにはあまりなかったのではないだろうか。
このアイドルの世代交代は意外に難しくて、全盛期並みの動員力を維持したままで世代交代を完了したのは男女を問わず乃木坂が初めてではないかと思う。女性アイドルで言えば、モー娘は一定の固定ファンは残ったがメンバーの卒業とともに徐々に人気と世間への訴求力が低下した。AKB48も同様で すっかり界隈は静かになってしまっている。男性アイドルもいそうでいない。
何故、乃木坂だけがそれをできたのか。私個人が勝手に考えた理由は、主に各期のメンバーだけが出演するバラエティ番組を放送したこと。先輩と一緒の番組だけだとどうしても遠慮がでたり、先輩のオーラにかすむ面もあった。あと、ネットでの配信によって各メンバーのキャラクターを知ってもらう機会が増えたことがあるのではないでしょうか。そんなことはどこでもやってると思われるのでしょうが、まだ先輩の人気メンバーがいる間にそれを始められたアドバンテージはかなり大きかったとは思うのです。もちろん、人気のある間にはレベルの高い応募者が多数応募してくれるという面もあった。
そして、あと一つの要因は、割と1・2期を引っ張らずにスパッと全員卒業させたのもあったと思う。コロナ禍でもあったのですが、2020年後半から22年にかけて一気に卒業させていったのは英断だったのではなかったろうか。急激な世代交代はやはり怖いのでと思いがちですが、結果的には正解だったのではなかったろうか。もちろん、後輩たちの成長もあったろう。
今回はうまくいった世代交代。もう一回できれば奇跡とも思うのですが、案外できたりするかもとも思ってしまいますね。