アイドル感想・雑記・備忘録、１１／２０

　11月も早くも後半戦に入ってしまいました。紅白歌合戦の出場者も発表されましたが、もはや売れている人が出るというこの番組の売りというか｢権威｣が半分終わっているというのを示しただけ。というか、みんなの好みが多様化しすぎて1番組では纏められなくなっている気がします。

• 女性アイドル縮小

　ここ数年、2010年前後に結成された女性アイドルの解散や中心メンバーの卒業が相次いでいます。もちろん、当時15歳であったとしても今では23歳なのですから別の人生を考える年齢ですし、本人的にも8年やればある程度はアイドルとしてはやり切ったと思える長さでもありそうです。

　もう一つ言えるのが、昔に比べると女性アイドルがTVで活躍する場が限られているという事だと思う。本来活躍できる場の若者向けの音楽番組が、ゴールデンタイムでは2番組のみ。それ以外は深夜帯の上に出演者がアーチスト系に偏ってきているので、あっても女性アイドルが出られる枠が1組しかない。もう、メジャーどころ以外は出演するのが難しい状況だ。

　そして、昔ならバラエティ番組内でアイドルたちが歌うという事もあったのですが、今のバラエティ番組はお笑い芸人を見せることがメインで女性アイドルたちはあくまでお飾りという場合が多い。もちろん、バラエティ番組内で歌うという事はない。

　当然ながら、そういう番組に呼ばれるような売れっ子以外は、知名度を広げることもさることながら出演自体ができない。なので、中堅どころのアイドルたちは見切りをつけるということになるのではないだろうか。

　まあ、今のアイドルのメジャーどころは、1グループあたりのメンバー数が100人近くとかそれ以上もいたりする。TVでの出番が減った今の様な女性アイドル需要では、どこかの一番売れているアイドルグループがあれば十分に満たせてしまう。

　中堅以下の女性アイドルの今後は、ライブや物販でグループを継続するだけの売り上げを満たせるところは生き残れるが、人気が落ちてそれが出来なくなったところは解散や卒業が更に進んでいくのではないだろうか。